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Oracle Application Server Adapters for IMS/DBユーザーズ・ガイド
11g リリース1(11.1.1)
B61398-01
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E グローバリゼーション設定

OracleAS CDC Adapter for IMS/DBでは、次の言語についてグローバリゼーション・サポートを提供しています。

この付録では、言語サポートの定義方法について説明します。

言語およびコードページの定義

言語およびコードページのパラメータへは、Oracle Studioがインストールされているコンピュータからアクセスします。

必要な言語およびコードページを定義する手順は、次のとおりです。

  1. 「スタート」メニューから、「プログラム」「Oracle」「Studio」を選択します。

  2. 「Design」パースペクティブの「Configuration」ビューで「Machines」フォルダを開きます。

  3. 言語を設定するマシンを開きます。

  4. 「NAV」バインディングを右クリックして「Bindings」フォルダを開きます。

  5. 「Open」を選択します。

  6. 「Language Settings」を開いて、次のようにします。

    • 「Language」リストで、このバインディングで使用するNLSサポート対象言語を選択します。 有効な値は、「NLS言語コード」の表の「言語名」列にリストされています。

    • 「Codepage」リストで、この言語で使用するコードページを選択します。 使用できるコードページは、選択した言語で決まります。 さらに使用可能なコードページがある場合は、このフィールドに手動で入力できます。

      注意: 言語を変更すると、コードページも変わります。 選択した言語で選択されたコードページを使用します。

      コードページを選択しないと、選択した言語のデフォルトのコードページが使用されます。

    • 「NLS string」リストで、この言語とコードページで使用するNLS文字列を選択します。 使用できるNLS文字列は、選択されているコードページで決まります。 さらに使用可能なNLS文字列がある場合は、このフィールドに手動で入力できます。

      このコードページは、データ型が「nlsString」と定義されるフィールドで使用されます。 このパラメータは、コンピュータのコードページと異なるコードページが設定されたフィールドに対して使用されます。 このプロパティには、コードページの名前の値およびキャラクタ・セットを右から左に読み取るかどうか(中東地域のキャラクタ・セットの場合など)が格納されています。

      たとえば、次の設定には、日本語のEUC 16ビット・コードページが指定されています。

      <misc nlsString="JA16EUC,false"/>
      
  7. 変更を保存します。 選択した言語が新しいサーバーで使用されます。

次の表にコードページを示します。

表E-1 NLS言語コード

言語名 言語コード Windowsのデフォルト ASCIIプラットフォーム(デフォルト) EBCDICプラットフォーム(デフォルト) 代替コードページ(特に記載がない場合、EBCDICベース)

英語(米国)

ENUS

Windows-1252

ISO-8859-15

IBM1140

IBM285、IBM500、IBM1148、IBM1047、ISO-8859-1(ASCIIベース)

英語(イギリス)

ENUK

Windows-1252

ISO-8859-15

IBM1146

IBM285、IBM037、IBM500、IBM1140、IBM1148、IBM1047、ISO-8859-1(ASCIIベース)

フランス語

FRE

Windows-1252

ISO-8859-15

IBM1147

IBM297、IBM037、IBM500、IBM1140、IBM1148、IBM1047、ISO-8859-1(ASCIIベース)

ラテン・インターナショナル

LAT

Windows-1252

ISO-8859-15

IBM1148

IBM500、IBM037、IBM1140、IBM1047、ISO-8859-1(ASCIIベース)

スペイン語

SPA

Windows-1252

ISO-8859-15

IBM1145

IBM284、IBM037、IBM500、IBM1140、IBM1148、IBM1047、ISO-8859-1(ASCIIベース)

ドイツ語

GER

Windows-1252

ISO-8859-15

IBM1141

IBM273、IBM037、IBM500、IBM1140、IBM1148、IBM1047、ISO-8859-1(ASCIIベース)

ポルトガル語

POR

Windows-1252

ISO-8859-15

IBM1140

IBM037、IBM500、IBM1148、IBM1047、ISO-8859-1(ASCIIベース)

イタリア語

ITL

Windows-1252

ISO-8859-15

IBM1144

IBM280、IBM037、IBM500、IBM1140、IBM1148、IBM1047、ISO-8859-1(ASCIIベース)

ギリシャ語

GRK

Windows-1253

ISO-8859-7

IBM875

-

ロシア語脚注1 

RUS

Windows-1251

ISO-8859-5

IBM1154

IBM1025

トルコ語脚注2 

TUR

Windows-1254

ISO-8859-9

IBM1155

IBM1026

ヘブライ語

HEB

Windows-1255

ISO-8859-8

IBM424

IBM 862

アラビア語

ARA

Windows-1256

ISO-8859-6

IBM420


日本語

JPN

SJIS

SJIS

IBM939

EUC-JP=EUC、VMS-JP

簡体字中国語

SCHI

GBK

GBK

IBM935

-

繁体字中国語

TCHI

BIG5

BIG5

IBM937

-

韓国語

KOR

MS949

EUC-KR

IBM933

MS949


脚注1 WindowsコードページとしてANSI 1251キリル文字を使用するロシア語ユーザーは、RUS.TXTファイルを編集し、NAV_UTIL CODEPAGEを使用してそのファイルをRUS.CPにコンパイルする必要があります。

脚注2 Oracle Studioのソリューションを使用する際、トルコ語を使用している場合は、-nl enスイッチをOracle Studioのショートカット・プロパティに追加します。 例: "C:\Program Files\Oracle\Studio1\studio.exe -nl en"