ヘッダーをスキップ
Oracle Application Server Adapters for Tuxedoユーザーズ・ガイド
11g リリース1(11.1.1)
B61400-01
  目次
目次
索引
索引

戻る
戻る
 
次へ
次へ
 

D グローバリゼーション設定

OracleAS CDC Adapter for Tuxedoでは、次の言語についてグローバリゼーション・サポートを提供しています。

この付録では、言語サポートを定義する方法について説明します。

言語およびコード・ページの定義

言語パラメータおよびコード・ページ・パラメータには、Oracle Studioがインストールされているコンピュータからアクセスします。

必要な言語およびコード・ページを定義するには、次の手順を実行します。

  1. 「スタート」メニューから、「プログラム」「Oracle」「Studio」を選択します。

  2. 「Design」パースペクティブの「Configuration」ビューで「Machines」フォルダを開きます。

  3. 言語を設定するマシンを開きます。

  4. 「NAV」バインディングを右クリックして「Bindings」フォルダを開きます。

  5. 「Open」を選択します。

  6. 「Language Settings」を開いて、次のようにします。

    • 「Language」リストで、このバインディングで使用するNLSサポート対象言語を選択します。 有効な値は、「NLS言語コード」の表の「言語名」列にリストされています。

    • 「Codepage」リストで、この言語で使用するコード・ページを選択します。 使用できるコードページは、選択した言語で決まります。 さらに使用可能なコードページがある場合は、このフィールドに手動で入力できます。

      注意: 言語を変更すると、コード・ページも変わります。 選択した言語で選択されるコード・ページを使用してください。

      コード・ページを選択しないと、選択した言語のデフォルトのコード・ページが使用されます。

    • 「NLS string」リストで、この言語とコードページで使用するNLS文字列を選択します。 使用できるNLS文字列は、選択されているコードページで決まります。 さらに使用可能なNLS文字列がある場合は、このフィールドに手動で入力できます。

      このコード・ページは、データ型が「nlsString」と定義されるフィールドで使用されます。 このパラメータは、コンピュータのコード・ページと異なるコード・ページが設定されたフィールドに対して使用されます。 このプロパティには、コード・ページの名前の値およびキャラクタ・セットを右から左に読み取るかどうか(中東地域のキャラクタ・セットの場合など)が格納されています。

      たとえば、次の設定には、日本語のEUC 16ビット・コード・ページが指定されています。

      <misc nlsString="JA16EUC,false"/>
      
  7. 変更を保存します。 選択した言語が新しいサーバーで使用されるようになります。

次の表に、コード・ページを示します。

表D-1 NLS言語コード

言語名 言語コード Windowsのデフォルト ASCIIプラットフォーム(デフォルト) EBCDICプラットフォーム(デフォルト) 代替コードページ(記載がない場合はEBCDICベース)

米語

ENUS

Windows-1252

ISO-8859-15

IBM1140

IBM285、IBM500、IBM1148、IBM1047、ISO-8859-1(ASCIIベース)

英語

ENUK

Windows-1252

ISO-8859-15

IBM1146

IBM285、IBM037、IBM500、IBM1140、IBM1148、IBM1047、ISO-8859-1(ASCIIベース)

フランス語

FRE

Windows-1252

ISO-8859-15

IBM1147

IBM297、IBM037、IBM500、IBM1140、IBM1148、IBM1047、ISO-8859-1(ASCIIベース)

ラテン語

LAT

Windows-1252

ISO-8859-15

IBM1148

IBM500、IBM037、IBM1140、IBM1047、ISO-8859-1(ASCIIベース)

スペイン語

SPA

Windows-1252

ISO-8859-15

IBM1145

IBM284、IBM037、IBM500、IBM1140、IBM1148、IBM1047、ISO-8859-1(ASCIIベース)

ドイツ語

GER

Windows-1252

ISO-8859-15

IBM1141

IBM273、IBM037、IBM500、IBM1140、IBM1148、IBM1047、ISO-8859-1(ASCIIベース)

ポルトガル語

POR

Windows-1252

ISO-8859-15

IBM1140

IBM037、IBM500、IBM1148、IBM1047、ISO-8859-1(ASCIIベース)

イタリア語

ITL

Windows-1252

ISO-8859-15

IBM1144

IBM280、IBM037、IBM500、IBM1140、IBM1148、IBM1047、ISO-8859-1(ASCIIベース)

ギリシャ語

GRK

Windows-1253

ISO-8859-7

IBM875

-

ロシア語脚注 1 

RUS

Windows-1251

ISO-8859-5

IBM1154

IBM1025

トルコ語脚注 2 

TUR

Windows-1254

ISO-8859-9

IBM1155

IBM1026

ヘブライ語

HEB

Windows-1255

ISO-8859-8

IBM424

IBM 862

アラビア語

ARA

Windows-1256

ISO-8859-6

IBM420


日本語

JPN

SJIS

SJIS

IBM939

EUC-JP=EUC、VMS-JP

中国語(簡体字)

SCHI

GBK

GBK

IBM935

-

中国語(繁体字)

TCHI

BIG5

BIG5

IBM937

-

韓国語

KOR

MS949

EUC-KR

IBM933

MS949


脚注1 ANSI 1251のキリル文字をWindowsのコード・ページとして使用するロシア語のユーザーは、RUS.TXTファイルを編集し、NAV_UTIL CODEPAGEを使用してRUS.CPにコンパイルする必要があります。

脚注2 Oracle Studioのソリューションを使用する際、トルコ語を使用している場合は、-nl enスイッチをOracle Studioのショートカット・プロパティに追加します。次に例を示します。"C:\Program Files\Oracle\Studio1\studio.exe -nl en"