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Oracle® WebLogic Server SIP Containerインストレーション・ガイド
11g リリース1(11.1.1)
B61427-01
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1 Oracle WebLogic SIP Containerベース・プラットフォームのインストール

この章は、Oracle WebLogic Server SIP Containerのインストール方法について説明する次の項で構成されています。

ここに示すインストール手順はUNIX構文を使用して書かれており、bashシェルを想定しています。UNIXで実際に使用しているシェルに合せて説明を読み換えるか、Microsoft Windowsにインストールする場合は対応するMicrosoft Windowsのコマンドおよび構文を使用してください。

1.1 Oracle WebLogic Server SIP Containerのインストール

Oracle WebLogic Server SIP Containerをインストールするには、次の手順を実行します。

  1. インストーラ・ファイルに実行許可を付与します(必要な場合)。

  2. 使用しているオペレーティング・システムに応じて、次のいずれかのコマンドを実行します。例:

    • Linuxの場合: ./owlcs103_linux32.bin

    • Windowsの場合: owlcs103_win32.exe

    インストール・ファイルが抽出され、「ようこそ」画面が表示されます。

  3. 「ようこそ」画面で「次へ」をクリックします。「ミドルウェア・ホーム・ディレクトリの選択」が表示されます。


    注意:

    ミドルウェア・ホーム・ディレクトリは、OWLSCのベース・プラットフォームをインストールする際のルート・ディレクトリです。このマニュアルでは、ミドルウェア・ホーム・ディレクトリをMW_HOMEと呼びます。MW_HOMEまたは$MW_HOMEとある場合は、ミドルウェア・ホーム・ディレクトリの絶対パスを指します。

  4. 「ミドルウェア・ホーム・ディレクトリの選択」画面で「新しいミドルウェア・ホームを作成する」を選択します(既存のミドルウェア・ディレクトリにインストールしないでください)。

  5. ミドルウェア・ホームの絶対パスを入力します。

  6. 「次へ」をクリックします。「セキュリティ更新のための登録」画面が表示されます。

  7. 「セキュリティ更新のための登録」画面で次の項目を入力できます(オプション)。

    • セキュリティの問題に関する最新情報を受信するための電子メール・アドレス(推奨)。

    • My Oracle Supportを通じてセキュリティの最新情報を受信する場合は、チェック・ボックスを選択してMy Oracle Supportのパスワードを入力します。詳細は、http://www.oracle.com/support/policies.htmlを参照してください。

  8. 「次へ」をクリックします。「インストール・タイプの選択」画面が表示されます。

  9. 「インストール・タイプの選択」画面で「標準」を選択します。「次へ」をクリックします。「製品インストール・ディレクトリの選択」画面が表示されます。

  10. 場所の変更は可能ですが、できるかぎりデフォルトの場所を使用することをお薦めします。「次へ」をクリックします。

  11. Windowsオペレーティング・システムでは、「ショートカットの場所の選択」画面が表示されます。選択する場合は、スタート・メニューの「All Users」フォルダを選択して「次へ」をクリックします。「インストールの概要」画面が表示されます。

  12. 「インストールの概要」画面で「次へ」をクリックします。

  13. 「インストール完了」画面で「次へ」をクリックします。

    これでインストールは完了です。