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Oracle Fusion Middleware PL/SQL Web Toolkitリファレンス
11gリリース1(11.1.1)
B56250-01
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4 owa_imageパッケージ

owa_imageパッケージには、ユーザーがクリックした画像上の座標を取得するサブプログラムが含まれています。PL/SQL Gatewayを呼び出す宛先リンクを含むイメージ・マップがある場合は、このパッケージを使用します。プロシージャは次のようになります。

create or replace procedure process_image
    (my_img in owa_image.point)
    as
    x integer := owa_image.get_x(my_img);
    y integer := owa_image.get_y(my_img);
begin
    /* process the coordinate */
end

4.1 サマリー

owa_image.NULL_POINTパッケージ変数: XとYの値がNULLであるpoint型の変数です。

owa_image.pointデータ型: 座標のXとYの値を格納するデータ型です。

owa_image.get_xファンクション: point型のXの値を取得します。

owa_image.get_yファンクション: point型のYの値を取得します。

4.2 owa_image.NULL_POINTパッケージ変数

point型のこのパッケージ変数は、pointのパラメータをデフォルトに設定するために使用されます。この変数のXフィールドとYフィールドはどちらもNULLです。

表4-1にowa_image.NULL_POINTパッケージ変数のプロパティを示します。

表4-1 owa_image.NULL_POINTパッケージ変数

プロパティ 定義

構文:

null_point - package variable

戻り値:

なし


4.3 owa_image.pointデータ型

このデータ型は、イメージ・マップ上のユーザーがクリックした位置のX座標とY座標を提供します。次のように定義されます。

type point is table of varchar2(32767) index by binary_integer.

表4-2にowa_image.pointデータ型のプロパティを示します。

表4-2 owa_image.pointデータ型

プロパティ 定義

構文:

point - data type

戻り値:

なし


4.4 owa_image.get_xファンクション

このファンクションは、ユーザーがクリックしたイメージ・マップ上の位置のX座標を返します。

表4-3にowa_image.get_xファンクションのプロパティを示します。

表4-3 owa_image.get_xファンクション

プロパティ 定義

構文:

owa_image.get_x(p in point) return integer;

パラメータ:

p: ユーザーがクリックした位置。

戻り値:

整数で表されたX座標。


4.5 owa_image.get_yファンクション

このファンクションは、ユーザーがクリックしたイメージ・マップ上の位置のY座標を返します。

表4-4にowa_image.get_yファンクションのプロパティを示します。

表4-4 owa_image.get_yファンクション

プロパティ 定義

構文:

owa_image.get_y(p in point) return integer;

パラメータ:

p: ユーザーがクリックした位置。

戻り値:

整数で表されたY座標。