ポータルの作成において最も重要な考慮事項の1つは、ナビゲーションの設計と構成です。最も重要なことは、企業のきわめて重要な情報を自由に見てまわり探すための簡単で直感的な方式です。
Oracle Portalには、事前に作成されたナビゲーション関連オブジェクトが用意されており、わかりやすく詳細なサイト・ナビゲーションを短時間で構成するのに役立ちます。これらのオブジェクトには、自動的に構造化されたポータル・ホームページへのリンク、自動的に解析され簡単に構成されたブレッドクラム、一般的な分類によるオブジェクトの自動収集および公開、およびナビゲーション・ページが含まれます。
この章では、Oracle Portalにおけるナビゲーションと、ナビゲーション要素の使用方法について説明します。この章の内容は、次のとおりです。
対象読者
この章の内容は、サイト・ナビゲーションを扱うユーザーを対象にしています。ナビゲーション・ページ、サブページ・リンク・リージョンおよびナビゲーション・アイテム・タイプには、次のように、オブジェクトのタイプごとに異なるアクセス権限が必要です。
ナビゲーション・ページに関する作業を行うには、ナビゲーション・ページを作成するページ・グループに対して少なくとも「すべて管理」ページ・グループ権限が必要です。
ナビゲーション・ページを削除するには、そのナビゲーション・ページに対して少なくとも「管理」権限が必要です。
サブページ・リンク・リージョンに関する作業を行うには、リージョンを追加するページに対して少なくとも「管理」ページ権限が必要です。
ナビゲーション・アイテム・タイプを追加するには、そのページに対して少なくとも「コンテンツの管理」または「承認付きアイテムの管理」ページ権限が必要です。
特定のタスクでここにあげたもの以外の権限が必要な場合は、そのタスクの手順を説明する前に必要な権限を示します。