Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server JSP Tag Extensions プログラマーズ ガイド 11g リリース 1 (10.3.1) B55531-01 |
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以下の節では、JSP タグ拡張を使用するための管理タスクとコンフィグレーション タスクの概要を示します。
ここでは、JSP タグ ライブラリをコンフィグレーションする手順について説明します。タグ ライブラリは jar ファイルにしてパッケージ化することもできます。(「JSP タグ ライブラリの JAR ファイルでのパッケージ化」を参照)
タグ ライブラリ記述子 (TLD) を作成します。
詳細については、「タグ ライブラリ記述子の作成」を参照してください。
この TLD を Web アプリケーション デプロイメント記述子 web.xml で参照します。次に例を示します。
<taglib> <taglib-uri>myTLD</taglib-uri> <taglib-location>WEB-INF/library.tld</taglib-location> </taglib>
この例では、タグ ライブラリ記述子は library.tld という名前のファイルです。tld
の場所は、常に Web アプリケーションのルートを基準として相対的に指定します。
タグ ライブラリ記述子ファイルを、Web アプリケーションの WEB-INF ディレクトリに配置します。
JSP ページでタグ ライブラリを参照します。
JSP で、JSP ディレクティブを使用してタグ ライブラリを参照します。次に例を示します。
<%@ taglib uri="myTLD" prefix="mytaglib" %>
タグ ハンドラの Java クラス ファイルを、Web アプリケーションの WEB-INF/classes ディレクトリに配置します。
Web アプリケーションを WebLogic Server にデプロイします。詳細については、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server アプリケーションの開発』の「分割開発ディレクトリからのデプロイメントとパッケージ化」を参照してください。
前の節「JSP タグ ライブラリのコンフィグレーション」で説明した手順に加えて、JSP タグ ライブラリは jar ファイルとしてパッケージ化することもできます。
TLD (タグ ライブラリ記述子) ファイルを taglib.tld という名前で作成します。
詳細については、「タグ ライブラリ記述子の作成」を参照してください。
タグ ライブラリで使用されるコンパイル済み Java タグ ハンドラ クラスのファイルを格納するディレクトリを作成します。
手順2 で作成したディレクトリのサブディレクトリを作成し、META-INF という名前を付けます。
手順 1 で作成した taglib.tld ファイルを、手順 3 で作成した META-INF ディレクトリにコピーします。
手順 2 で作成したディレクトリから次のコマンドを実行して、コンパイルされた Java クラス ファイルを jar ファイルとしてアーカイブします。
jar cv0f myTagLibrary.jar
(myTagLibrary.jar はユーザが指定する名前です)
Jar ファイルを、タグ ライブラリを使用する Web アプリケーションの WEB-INF/lib ディレクトリにコピーします。
このタグ ライブラリ記述子を Web アプリケーション デプロイメント記述子 web.xml で参照します。次に例を示します。
<taglib> <taglib-uri>myjar.tld</taglib-uri> <taglib-location> /WEB-INF/lib/myTagLibrary.jar </taglib-location> </taglib>
JSP でタグ ライブラリを参照します。次に例を示します。
<%@ taglib uri="myjar.tld" prefix="wl" %>