この図は、トランザクションをクライアントにインポートする際に、外部トランザクション マネージャ、WebLogic Server クライアントサイド JTA オブジェクト、および WebLogic Server のトランザクション マネージャの間で行われる対話のフローを示したものです。実行フローは次のとおりです。

  1. サード パーティ クライアント ゲートウェイにより、クライアント上でホストされている WebLogic Server クライアントサイド JTA オブジェクトが呼び出され、WebLogic Server 上でホストされているクライアント介在トランザクション マネージャが取得されます。

  2. クライアント介在トランザクション マネージャに対するデシリアライズされたオブジェクト参照が、サード パーティ クライアント ゲートウェイに返されます。

  3. クライアント ゲートウェイでは、デシリアライズされたオブジェクトを使用して、介在トランザクション マネージャに関連付けられた XAResource オブジェクトが取得されます。

  4. クライアント介在トランザクション マネージャにより、XAResource オブジェクトがクライアントに返されます。

  5. クライアントでは、XAResource オブジェクトを使用して、トランザクションの開始から、準備、コミット、完了までの処理が行われます。