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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server の紹介
11g リリース 1 (10.3.1)
B55560-01
 


 

Oracle® Fusion Middleware

Oracle WebLogic Server の紹介

11g リリース 1 (10.3.1)

B55560-01(原本部品番号:E13752-01)

2009 年 5 月

このドキュメントでは、Oracle WebLogic Server 機能の概要と、その機能を利用して企業向けソリューションを作成する方法について説明します。

Oracle WebLogic Server の紹介

以下の節では、Oracle WebLogic Server の機能の概要と、その機能を利用して企業向けソリューションを作成する方法について説明します。


注意 :

Oracle Fusion Middleware 11g には、Oracle WebLogic Server 11g が含まれています。Oracle WebLogic Server のバージョン番号は 10.3.1 です。

WebLogic Server のソリューション

Oracle WebLogic Server は、スケーラブルな、エンタープライズ対応の Java Platform, Enterprise Edition (Java EE) アプリケーション サーバです。WebLogic Server のインフラストラクチャでは、さまざまな種類の分散アプリケーションのデプロイメントがサポートされています。サービス指向アーキテクチャ (SOA) に基づいてアプリケーションを構築するには理想的な基盤です。SOA とは、アプリケーション サービスの再利用を最大限にすることを目的とした設計手法のことです。http://www.oracle.com/technology/tech/soa/index.html を参照してください。

WebLogic Server には Sun Microsystems の Java EE 5.0 仕様が完全に実装され、標準の API 群が用意されています。標準の API を使用すると、データベース、メッセージング サービス、外部エンタープライズ システムへの接続などの幅広いサービスにアクセス可能な分散 Java アプリケーションを作成できます。エンドユーザ クライアントは、Web ブラウザ クライアントまたは Java クライアントを使用してこうしたアプリケーションにアクセスします。また、Java EE モデルに対する代替手段を提供する Java アプリケーションのプログラミング モデルである、Spring Framework もサポートします。「プログラミング モデル」を参照してください。

Java EE を実装して WebLogic Server を使用すると、企業のミッションクリティカルなアプリケーションを堅牢かつセキュアで、可用性が高く、スケーラブルな環境にデプロイできます。WebLogic Server インスタンスのクラスタをコンフィグレーションして負荷を分散したり、ハード ウェアや他の原因による障害が発生した場合に余裕をもって対応したりするための機能が備わっています。新しく導入された診断ツールでは、システム管理者によるデプロイ済みアプリケーションおよび WebLogic Server 環境自体のモニタおよびパフォーマンス チューニングが可能です。また、人の手を煩わせず自動的にアプリケーションのスループットをモニタおよびチューニングするようにコンフィグレーションすることもできます。サービスへのアクセスは豊富なセキュリティ機能によって保護され、企業データをセキュアに保つことで悪意のある攻撃を防止できます。

プログラミング モデル

WebLogic Server では、Java EE 5.0 仕様 (http://java.sun.com/javaee/5/docs/api/) を完全にサポートしています。詳細については、以下の WebLogic Server のプログラミング ガイドを参照してください。

  • Web アプリケーションでは、サーブレットおよび Java ServerPages (JSP) の Java EE 標準に基づいて動的な Web ページをデプロイするための基本的な Java EE メカニズムが提供されます。Web アプリケーションは、HTML ページ、画像ファイルなどの静的な Web コンテンツの提供にも使用されます。

  • Web サービスでは、ネットワーク上の他のシステムで利用でき、分散型 Web ベース アプリケーションのコンポーネントとしても使える、一連の共有機能が提供されます。

  • XML には、データ交換、コンテンツを表示とは無関係に格納する手段、などの機能があります。

  • Java Messaging Service (JMS) を使用すると、メッセージを交換してアプリケーション同士で通信できます。メッセージとは、異なるアプリケーション間の通信を調整するために必要な情報が含まれている、要求、レポート、およびイベントです。

  • Java Database Connectivity (JDBC) では、DBMS リソースへのプール機能付きアクセスが提供されます。

  • リソース アダプタでは、レガシー エンタープライズ システムおよび他の外部エンタープライズ システムへの接続機能が提供されます。

  • エンタープライズ JavaBeans (EJB) では、データおよびビジネス ロジックをカプセル化するための Java オブジェクトが提供されます。

  • Remote Method Invocation (RMI) は、アプリケーションでリモート オブジェクト上のメソッドをローカルに呼び出せるようにする、分散オブジェクト コンピューティングの Java 標準です。

  • セキュリティ API を使用すると、お使いの Java EE アプリケーションに認証と認可の機能を統合できます。セキュリティ プロバイダ API を使用して、独自のカスタム セキュリティ プロバイダを作成することもできます。

  • WebLogic Tuxedo Connectivity (WTC) では、WebLogic Server アプリケーションと Tuxedo サービス間の相互運用性が提供されます。WTC を使用すると、WebLogic Server クライアントから Tuxedo サービスを呼び出したり、サービス要求に応えるために Tuxedo クライアントから EJB を呼び出したりできます。

  • WebLogic Server アプリケーション開発の概要」では、開発者用ツールおよび WebLogic Server アプリケーションのコーディングのベスト プラクティスを提供します。

  • この他のプログラミング トピックについては、「アプリケーションの開発」トピック ページを参照してください。

また、WebLogic Server では、Java プラットフォームのオープン ソース アプリケーション フレームワークである Spring Framework を使用して開発されたアプリケーションもサポートされます。『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server での Spring のサポート』では、Spring の概要と、Spring アプリケーションの開発およびデプロイに対する WebLogic Server のサポートについて説明しています。WebLogic Server での Spring アプリケーションの作成方法の例も示しています。SpringSource (http://www.springsource.org/) も参照してください。

高可用性

以下の WebLogic Server の機能とツールにより、高可用性を備えたスケーラブルなアプリケーションのデプロイメントがサポートされています。

  • WebLogic Server クラスタでは、作業負荷を複数の WebLogic Server インスタンスに分散することにより、アプリケーションにスケーラビリティと信頼性が提供されます。着信要求を、処理される作業量に基づいて、クラスタ内の WebLogic Server インスタンスに転送できます。ハードウェアまたは他の原因により障害が発生した場合、他のクラスタ ノードでセッション ステートを利用でき、そのノードで障害の起きたノードの作業を再開できます。さらに、クラスタを実装すると、サービスをホストするマシンが 1 台だけの場合にも、障害発生時にはそのサービスを別のノードに移行できます。

    HTTP セッション ステートについては、クラスタ内のサーバ群に渡るレプリケートに加えて、複数のクラスタに渡るレプリケートも可能なため、複数の地理的領域、電力供給網、インターネット サービス プロバイダに渡る可用性とフォールト トレランスが拡張されています。

  • ワーク マネージャでは、定義したルールに基づいて、さらには実際の実行時パフォーマンスの統計をモニタすることによって、作業の優先順位を決められます。こうした情報は、後にアプリケーションのパフォーマンスを最適化するためにも使用されます。ワーク マネージャは WebLogic Server ドメイン全体に対して適用することも、特定のアプリケーションやコンポーネントに適用することもできます。

  • 過負荷保護機能では、過負荷状態の検出、回避、およびその状態からの回復ができます。

  • ネットワーク チャネルでは、ネットワークのトラフィックをその種類に基づいて複数のチャネルに分割することにより、ネットワーク リソースの効率的な利用を簡単にできるようにします。

  • WebLogic Server 永続ストアは、永続性を必要とする WebLogic Server のサブシステムおよびサービスに対する、組み込み型の高性能なストレージ ソリューションです。たとえば、永続 JMS メッセージを格納したり、ストア アンド フォワード機能を使用して、メッセージを一時的に格納してから送信したりできます。永続ストアは、ファイルベースのストアまたは JDBC 対応データベースの永続性をサポートします。

  • ストア アンド フォワード サービスを使用すると、複数の WebLogic Server インスタンスに分散されているアプリケーション間でメッセージを確実に配信できます。ネットワークの問題やシステム障害が原因で、メッセージの送信時に送り先が使用不能になっている場合、メッセージはローカルのサーバ インスタンスに保存されて、リモートの送り先が使用可能になった時点で転送されます。

  • 企業向け開発ツールを使用すると、開発フェーズからプロダクション環境へのアプリケーションのデプロイメントと移行を簡単に行えます。

  • プロダクションの再デプロイメントを行うと、古いバージョンのエンタープライズ アプリケーションで処理中の状態にある作業を中断せずに、新しいバージョンのアプリケーションをデプロイできます。

システム管理

WebLogic Server 環境のシステム管理には、WebLogic Server ドメインの作成、アプリケーションのデプロイ、開発環境からプロダクション環境へのドメインの移行、WebLogic Server ドメインのパフォーマンスのモニタとコンフィグレーション、問題の診断とトラブルシューティングなどのさまざまなタスクがあります。WebLogic Server には、これらのタスクに役立つシステム管理者用のツールが多数用意されています。ブラウザ ベースのAdministration ConsoleWebLogic Scripting Tool (WLST)、Jython をベースとした WebLogic システム管理タスク自動化用のスクリプト言語、SNMPコンフィグレーション ウィザードコマンドライン ユーティリティなどです。「管理タスクに応じた適切な技術の選択」および「システム管理ツールおよび API の概要」を参照してください。

WebLogic Server の管理システムは Java EE およびその他の標準に基づいているため、他のエンタープライズ ソフトウェアおよびハードウェア コンポーネントの管理に使用されるツールとスムーズに統合できます。さらに、WebLogic Server には Java EE Java Management Extension (JMX) 仕様が実装されていて、WebLogic Server 管理システムへのプログラム的なアクセスが可能です。この API を使用すると、独自の管理ユーティリティを作成したり、Java クラスを使用してよく使うタスクを自動化したりできます。

診断フレームワーク

WebLogic 診断フレームワークはモニタおよび診断を行うサービスです。このサービスを使用すると、実行中のサーバおよびそのサーバにデプロイされているアプリケーションで生成された診断データの作成、収集、分析、アーカイブ、およびその診断データへのアクセスが可能になります。この診断データによって WebLogic Server インスタンスとデプロイされているアプリケーションの実行時のパフォーマンスを把握できます。また、障害およびパフォーマンス ボトルネックを特定したり診断したりすることも可能です。

セキュリティ

WebLogic Server のセキュリティ アーキテクチャでは、アプリケーションを Web 上で利用可能にする際のセキュリティ上の問題を扱うために設計された、包括的で柔軟性に富んだセキュリティ インフラストラクチャが提供されています。WebLogic セキュリティは、WebLogic Server アプリケーションを保護するためにスタンドアロンで使用することも、最高レベルのセキュリティ管理ソリューションを表す企業全体のセキュリティ管理システムの一部として使用することもできます。「WebLogic Security サービスの概要」を参照してください。

Oracle JRockit JVM

Oracle JRockit JVM は、Intel アーキテクチャ用に最適化され、Java アプリケーションの信頼性、スケーラビリティ、管理容易性、および柔軟性を確かなものにするために開発された、高パフォーマンスの JVM です。Oracle JRockit JVM を使用すると、32 ビットまたは 64 ビット アーキテクチャでの Windows または Linux オペレーティング システム プラットフォームにおいて、Java アプリケーションを最適なパフォーマンスで実行できます。Oracle JRockit JVM はお使いの WebLogic Server と共にインストールされています。「Oracle JRockit JVM」を参照してください。

クライアント オプション

WebLogic Server では、ブラウザ ベースの Web アプリケーション クライアントに加えてさまざまな種類のクライアントがサポートされており、多機能な GUI アプリケーションを作成することも、簡単なコマンドライン ユーティリティを作成することもできます。こうしたクライアントの種類には、RMI-IIOP、T3、J2SE クライアント、Java EE シン クライアント、CORBA/IDL クライアント、BEA Tuxedo と通信する C++ クライアントなどがあります。『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server スタンドアロン クライアント プログラマーズ ガイド』を参照してください。

アップグレード

以前のバージョンの WebLogic Server に実装されているアプリケーションを最新の WebLogic Server の環境に移行する際に役立つツールおよびマニュアルが提供されています。『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server アップグレード ガイド』を参照してください。

Oracle WebLogic Suite との統合

WebLogic Server は、統合された Oracle WebLogic Suite Java インフラストラクチャ内にコア アプリケーション サーバ ランタイムを提供します。WebLogic Suite は、以下のサーバサイド コンポーネントで構成されています。

この統合インフラストラクチャによって、アプリケーションのパフォーマンスと可用性が向上し、予想可能で信頼性のあるアプリケーション スケーラビリティが可能になり、高いサービス品質が実現されます。WebLogic Suite には、Oracle JDeveloper および Oracle Enterprise Pack for Eclipse に基づいた高い生産性を実現する開発ツールと、Oracle Enterprise Manager を使用して大規模な管理と運用を行うための完全な統合管理機能が用意されています。統合の結果、WebLogic Suite の開発、実行時、および管理機能によって、ミッションクリティカルなエンタープライズ アプリケーションの実装基盤が提供されます。

他のシステムとの統合

WebLogic Server には、お使いのアプリケーションとさまざまなシステムを統合するためのツールが豊富に用意されています。こうしたツールには、Web サービスリソース アダプタJMS .NET クライアントメッセージング ブリッジRMI などがあります。

Web サーバとの統合

WebLogic Server をインストールすると、Apache、Microsoft、および Sun Microsystems の Web サーバと WebLogic Server を連携するためのプラグインも提供されます。通常は、これらの Web サーバで静的な HTML コンテンツを処理しながら、JSP などの動的な Web コンテンツの要求を WebLogic Server 環境に転送します。『Oracle Fusion Middleware Using Web Server Plug-Ins with Oracle WebLogic Server』を参照してください。

WebLogic Server API のサンプルとサンプル アプリケーション

WebLogic Server をインストールすると、Java EE API および他の WebLogic Server の機能を示すサンプル コードも提供されます。これらのサンプル コードを利用しながら作業するには、WebLogic Server をインストールする際にカスタム インストール オプションを選択し、WebLogic Server のサンプルのインストールを選択します。サンプル コードにアクセスするには、Windows の [スタート] メニューにある [WebLogic Examples Server] を使用して WebLogic Server サンプル ドメインを起動するか、WL_HOME/samples/domains/wl_server (WL_HOME は WebLogic Server のインストール先ディレクトリ) にあるスクリプト startWebLogicEx.cmd または startWebLogicEx.sh を起動します。サンプル コードが利用可能な状態になれば、追加サンプルをダウンロードすることもできます。

上記のようにサンプル コードをインストールすると、サンプル コードと一緒に、Avitek Medical Records (MedRec) という完全なサンプル アプリケーション (2 つのバージョン) もインストールされます。

(以前のバージョンの WebLogic Server に含まれていた) オリジナルの MedRec は、Java EE プラットフォームのすべての側面を簡潔にデモンストレーションする WebLogic Server サンプル アプリケーション スイートです。MedRec はあらゆるレベルの Java EE 開発者に対応する学習用ツールとして設計されたもので、各 Java EE コンポーネントの使用方法、およびコンポーネントの対話やクライアント開発のベスト プラクティスとなるデザイン パターンを例示します。また、WebLogic Server 上でアプリケーションを開発するためのベスト プラクティスについての説明もあります。

MedRec の Spring バージョン (MedRec-Spring) は、Spring Framework を使用して作成し直した MedRec です。WebLogic Server 上で Spring アプリケーションを開発する場合は、MedRec- Spring サンプル アプリケーションを参考にしてください。Spring からの WebLogic Server のエンタープライズ機能の利用方法を説明するために、コア Java EE コンポーネントをそれに対応する Spring に置き換えて MedRec を再構築しました。Spring-MedRec では、オリジナル バージョンの MedRec の機能が Spring を使用して再実装されています。詳細については、Spring MedRec サンプルを参照してください。

MedRec を起動するには、Windows の [スタート] メニューから [Start Medical Records Server] を選択するか、WL_HOME/samples/domains/medrec (WL_HOME は WebLogic Server のインストール先ディレクトリ) にあるスクリプト startWebLogicEx.cmd または startWebLogicEx.sh を実行します。

MedRec-Spring を起動するには、Windows の [スタート] メニューから [Start Medical Records Server (Spring Version)] を選択するか、WL_HOME/samples/domains/medrec-spring (WL_HOME は WebLogic Server のインストール先ディレクトリ) にあるスクリプト startWebLogicEx.cmd または startWebLogicEx.sh を実行します。

WebLogic Server システム管理の概要

WebLogic Server のシステム管理には、WebLogic Server ドメインの作成、アプリケーションのデプロイ、開発環境からプロダクション環境へのドメインの移行、実行時システムのパフォーマンスのモニタと管理、問題の診断とトラブルシューティングなどのさまざまなタスクがあります (WebLogic Server のドメインとは、特定の目的のために設計された WebLogic Server サービスの集合のことです。たとえば、従業員ポータル用に 1 つのドメインを作成し、顧客へのビジネス サービス用に別のドメインを作成する、といった使い方ができます)。

WebLogic Server の管理システムは Java EE およびその他の標準に基づいているため、他のソフトウェアおよびハードウェア コンポーネントの管理によく使用されるシステムと統合できます。さらに、WebLogic Server には独自の標準に基づいた拡張可能のユーティリティも複数用意されています。また、API を使用してカスタム管理ユーティリティを作成することもできます。

以下の節に、お使いの開発環境またはプロダクション環境の WebLogic Server コンポーネントにおけるシステム管理の概要を示します。

Weblogic Server のインストールについては、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server インストール ガイド』を参照してください。

Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Control、Oracle Fusion Middleware コマンドライン ツール、Fusion Middleware Control MBean Browser などの Fusion Middleware 管理ツールの使い方については、『Oracle Fusion Middleware Administrator's Guide』の「Overview of Oracle Fusion Middleware Administration Tools」を参照してください。

管理タスクに応じた適切な技術の選択

表 1 に、一般的なシステム管理タスクと関連する技術を示します。

表 1 適切な管理技術の選択

実行するタスク 使用する技術

ドメインの作成

コンフィグレーション ウィザードを使用して、対象の環境で使用するドメインを手順に従って作成または拡張する。『Oracle Fusion Middleware コンフィグレーション ウィザードを使用したドメインの作成』を参照。

ドメインの作成を自動化するには、コマンドラインから実行する Jython ベースのスクリプト インタフェースである WebLogic Scripting Tool を使用する。『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Scripting Tool ガイド』の「WLST オフラインを使用したドメインの作成」を参照。

または、WebLogic Server のスキーマに準拠するドメイン コンフィグレーションの XML ファイルを作成する。『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server ドメインのコンフィグレーションについて』の「ドメイン コンフィグレーション ファイル」を参照。

開発環境からプロダクション環境へのドメインの移行

Domain Template Builder の pack コマンドで、ドメインのスナップショットを JAR ファイルにアーカイブ化する。そのアーカイブを unpack コマンドで展開し、必要な起動スクリプト、特定のセキュリティ、およびコンフィグレーション ファイルを作成する。『Oracle Fusion Middleware pack および unpack コマンドを使用したテンプレートとドメインの作成』を参照。

ドメインのコンフィグレーションにおけるトラッキングの変更

アクティブなドメインに対してコンフィグレーションを変更できる環境では、コンフィグレーション ファイルのバージョンごとのアーカイブが自動的に保持される。『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server ドメインのコンフィグレーションについて』の「コンフィグレーション ファイルのアーカイブ」を参照。

ドメインのコンフィグレーションの変更を示すリアルタイム通知を受け取るには、コンフィグレーション監査機能を有効にする。『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server のセキュリティ』の「WebLogic 監査プロバイダのコンフィグレーション」を参照。

厳重に管理されるプロダクション環境では、実行時ドメインを読み取り専用になるようにコンフィグレーションする (『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server ドメインのコンフィグレーションについて』の「コンフィグレーションの変更の制限」を参照)。ステージング環境でテストして承認された変更を組み込む必要がある場合、読み取り専用の設定を変更できる。または、ステージング環境を変更してテストしてから、Web サーバを使用してプロダクション環境からステージング環境にリクエストを再ルーティングできる。

Web サーバへの接続のコンフィグレーション

Web サーバ プラグイン。『Oracle Fusion Middleware Using Web Server Plug-Ins with Oracle WebLogic Server』の「WebLogic Server における Web サーバ プラグインの使い方について」を参照。

データベースまたは他のシステムへの接続のコンフィグレーション

個々のアプリケーション内で、JDBC を使用して独自のデータ ソースやデータベース接続を定義したり、リソース アダプタを使用して外部システムに接続したりできる。そうしたアプリケーションをデプロイする際には、WebLogic Server によってデータ ソースと接続が作成される。以下を参照。

アプリケーション内に独自のデータ ソースまたは接続を定義していない場合、Administration Console または WebLogic Scripting Tool を使用して作成できる。Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server の Administration Console オンライン ヘルプまたは『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Scripting Tool ガイド』の「WebLogic Scripting Tool の使用」を参照。

サーバのライフ サイクルの管理

管理サーバおよび管理対象サーバをリモート コントロールするユーティリティとして、ノード マネージャがある。WebLogic Server とは独立して実行され、管理サーバおよび管理対象サーバの起動と停止ができる。ノード マネージャの使用は任意だが、高可用性が要求されるアプリケーションを WebLogic Server 環境でホストする場合に使用すると、ライフ サイクル上のメリットが増大する。『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server ノード マネージャ管理者ガイド』の「ノード マネージャを使用したサーバの制御」を参照。

ノード マネージャを使用せずに管理サーバまたは管理対象サーバを起動するには、WebLogic Server と一緒にインストールされる WebLogic Scripting Tool (WLST) またはスクリプトを使用する。『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server サーバの起動と停止の管理』の「サーバの起動と停止」を参照。

アクティブなドメインに対するサービスの変更または追加

WebLogic Server Administration Console に、アクティブなドメインのサービスを変更したり追加したりするためのグラフィカル ユーザ インタフェースが提供されている。Administration Console オンライン ヘルプを参照。

コマンドライン インタフェースで作業するには、対話モードで WebLogic Scripting Tool を使用する。『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Scripting Tool ガイド』の「WebLogic Scripting Tool の使用」を参照。

アプリケーション サーバのサービスおよびリソースのモニタ

EJB コンテナ、サーブレット コンテナ、JDBC データ ソースなどのサービスのパフォーマンスは、WebLogic Server Administration Console からモニタする。

WebLogic 診断フレームワークで監視ルールと通知をコンフィグレーションして、管理者にデータ イベントのモニタ状況を自動的に通知したり、自動化されたシステムを JMX または JMS を介して統合したりする。『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server 診断フレームワークのコンフィグレーションと使い方』の「監視と通知のコンフィグレーション」を参照。

ユーザのオペレーション センタで SNMP を使用している場合、定義した実行時イベントについて SNMP 通知を送信するようにできる。『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server SNMP 管理ガイド』を参照。

アプリケーションのデプロイ

WebLogic Server Administration Console に用意されている Web ベースの一連のデプロイメント アシスタントを使用して、デプロイ手順を実行できる。Administration Console オンライン ヘルプを参照。

アプリケーションのデプロイ作業を自動化するには、WebLogic Scripting Tool を使用する。『Oracle Fusion Middleware WebLogic Scripting Tool コマンド リファレンス』の「デプロイメント コマンド」を参照。デプロイメント API を使用して、アプリケーションをデプロイする Java プログラムを記述することもできる。『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server デプロイメント プログラマーズ ガイド』を参照。

デプロイメント ユーティリティおよび API の詳細については、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server アプリケーションのデプロイメント』の「デプロイメント ツール」を参照。

アクティブなドメインでのアプリケーションの変更

デプロイされているアプリケーションのコンフィグレーションを変更するには、テキスト エディタまたは IDE を使用してデプロイメント記述子を変更する。続いて、アプリケーションを再デプロイするか、デプロイメント API を使用して変更後のデプロイメント記述子をアップロードし、そのデプロイメント記述子をアプリケーション コンテナに再読み込みさせる。

Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server アプリケーションのデプロイメント』を参照。

アプリケーション内のアクティビティのモニタ

モニタするデータ ポイントを決めてから、JMX を通じてそのデータをエクスポーズする 1 つまたは複数の Bean を装備する。『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server JMX による管理の容易なアプリケーションの開発』を参照。

または、WebLogic Server 診断サービスを利用して実行中のアプリケーションにインスツルメンテーション コードを挿入し、そのアプリケーションのメソッドまたはそのアプリケーションと関わるトランザクションをモニタする。この技術は、利用可能なモニタ用のメトリックを精査しても発見できない問題の原因を見つけるために用いる。アプリケーション内に問題があると判明した場合、JMX を使用してアプリケーションの状態の低下を示す属性を公開することで、その問題の再発を防止できる。『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server 診断フレームワークのコンフィグレーションと使い方』を参照。

アプリケーションのパフォーマンスの最適化とサービス レベル アグリーメントの維持

ワーク マネージャにより、アプリケーションにおいてどのように作業に優先順位を付けるかをコンフィグレーションする。ユーザが定義したルールと実際の実行時パフォーマンスのモニタ結果に基づいて、アプリケーションのパフォーマンスが最適化され、サービス レベル アグリーメントが維持される。

『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server サーバ環境のコンフィグレーション』の「ワーク マネージャを使用したスケジューリング済み作業の最適化」を参照。

管理通信のコンフィグレーションおよび保護

管理ポートを有効にすることにより、ドメイン内で管理トラフィックとアプリケーション トラフィックを分離できる。プロダクション環境では、この 2 つのトラフィックを分離すると、同じネットワーク接続上に大量のアプリケーション トラフィックがある状態で重要な管理操作 (サーバの起動と停止、サーバのコンフィグレーションの変更、およびアプリケーションのデプロイ) が行われることがなくなる。

管理ポートでは SSL を使用した通信のみが受け入れられるため、管理要求が保護される。『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server サーバ環境のコンフィグレーション』の「管理ポートと管理チャネル」を参照。

ロギングおよびログ ファイルの表示のコンフィグレーション

WebLogic Server の多くの操作では、そのアクティビティのログが生成される。各サーバには、標準の HTTP アクセス ログの他に、独自のログがある。これらのログ ファイルをさまざま方法でコンフィグレーションし、使用して、サーバやアプリケーションの状態とアクティビティをモニタできる。

デフォルトでは、ログ ファイルへのメッセージのフィルタリングおよび記述には標準の JDK ロギング API が使用される。『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server ログ ファイルのコンフィグレーションとログ メッセージのフィルタ処理』の「WebLogic ロギング サービスについて」を参照。

または、ログ メッセージの配信に Jakarta Project Log4j API を使用するように WebLogic Server をコンフィグレーションすることもできる。『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server ログ ファイルのコンフィグレーションとログ メッセージのフィルタ処理』の「Log4j と Commons Logging API」を参照。


システム管理ツールおよび API の概要

WebLogic Server には、独自の標準に基づいた拡張可能なユーティリティが複数用意されています。これらのユーティリティを使用してドメインを作成、管理、およびモニタできます。また、WebLogic Server の管理 API を使用してカスタム管理ユーティリティを作成することもできます。

表 2 に、WebLogic Server に同梱されているユーティリティを示します。

表 2 管理ユーティリティ

ユーティリティ 説明

Administration Console

Administration Console は、管理サーバでホストされる Web アプリケーション。アクティブなドメインの管理とモニタに使用する。以下のような管理機能がある。

  • アクティブなドメインのコンフィグレーション

  • サーバの起動と停止

  • サーバの状態とパフォーマンスのモニタ

  • アプリケーションのパフォーマンスのモニタ

  • サーバ ログの表示

システム管理者は Administration Console を使用することにより、JMX API や基底の管理アーキテクチャについて理解していなくても、WebLogic Server のすべての管理タスクを簡単に実行できる。管理サーバでは、属性の変更内容を管理対象のドメインの config.xml ファイルに保持する。

以下を参照。

WebLogic Scripting Tool

WebLogic Scripting Tool (WLST) は、コマンドラインから実行するスクリプト インタフェース。アクティブまたは非アクティブな WebLogic Server ドメインの管理およびモニタに使用する。WLST スクリプト環境は、Java のスクリプト インタプリタである Jython をベースとしている。WebLogic のスクリプティング機能に加えて、ローカル変数、条件変数、フロー制御文などの一般的なインタプリタ言語機能も使用できる。WebLogic のスクリプト言語は、Jython の言語構文に従って拡張できる。http://www.jython.org を参照。

Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Scripting Tool ガイド』を参照。

コンフィグレーション ウィザード

コンフィグレーション ウィザードでは、WebLogic Server ドメインの適切なディレクトリ構造、config.xml ファイル、およびドメイン内のサーバを起動するためのスクリプトを作成できる。このウィザードではドメインの作成にテンプレートを使用する。テンプレートをカスタマイズすれば、ユーザ独自のドメインを複製できる。

コンフィグレーション ウィザードは、既存の非アクティブなドメインに対してサービスを追加または削除するためにも使用できる。

コンフィグレーション ウィザードは、グラフィカル ユーザ インタフェース (GUI) を通じて実行することも、テキストベースのコマンドライン環境で実行することもできる。このコマンドライン環境をコンソール モードと呼ぶ。このモードを Administration Console と混同しないようにする。コンフィグレーション ウィザードでは、ユーザ定義のドメイン コンフィグレーション テンプレートを作成することもできる。

Oracle Fusion Middleware コンフィグレーション ウィザードを使用したドメインの作成』を参照。

Configuration Template Builder

Configuration Template Builder を使用すると、独自のドメイン テンプレートを簡単に作成できる。たとえば開発プロジェクト全体に標準ドメインを定義および伝達したり、あるいはドメインとそこで実行されるように開発されたアプリケーションとを一緒に配布したりといったことが可能になる。Configuration Template Builder で作成したテンプレートは、使用する環境向けにカスタマイズされたドメインを作成する土台となるように、コンフィグレーション ウィザードの入力として使用される。『Oracle Fusion Middleware Domain Template Builder を使用したドメイン テンプレートの作成』を参照。

Apache Ant タスク

WebLogic Server に用意されている 2 つの Ant タスクは、開発環境で一般的なコンフィグレーション タスクを実行するのに役立つ。Ant とは、Make に似た Java ベースの構築ツールである。コンフィグレーション タスクでは、WebLogic Server インスタンスの起動と停止、WebLogic Server ドメインの作成とコンフィグレーションを行える。他の WebLogic Ant タスクと組み合わせると、カスタム ドメインでアプリケーションの実証やテストを行うための強力なビルド スクリプトを作成できる。

『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server アプリケーションの開発』の「Ant タスクを使用した WebLogic Server ドメインのコンフィグレーションと使用」を参照。

SNMP エージェント

WebLogic Server には、Simple Network Management Protocol (SNMP) を使用してエンタープライズ全体の管理システムと通信する機能がある。WebLogic Server SNMP エージェントを使用すると、WebLogic Server の管理を SNMP に準拠した管理システムに統合し、複雑に分散したシステムのさまざまなソフトウェアとハードウェアのリソースをまとめて表示することができる。

Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server SNMP 管理ガイド』を参照。


表 3 に、独自の管理ユーティリティの作成に使用できる API を示します。

表 3 管理 API

API 説明

JMX

Java Management Extensions (JMX) は、ネットワーク上でリソースをモニタしたり管理したりするための Java EE ソリューション。JMX は SNMP および他の管理規格と同様に公開された仕様であり、一般的に用いられるモニタ用製品を扱うベンダの多くでサポートされている。

JMX API は、Administration Console、WebLogic Scripting Tool、および他の WebLogic Server ユーティリティで使用される。

Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server JMX によるカスタム管理ユーティリティの開発』を参照。

Java EE 管理 API

Java EE 管理 API 群 (JSR-77) を使用すると、ソフトウェア開発者は、JDBC 接続プールやデプロイされているアプリケーションなどのリソースをそれ 1 つで検出して参照できる Java プログラムを Java EE Web アプリケーション サーバ上に作成できる。この API 群は Java EE の管理仕様の一部。Java EE の管理仕様では、すべての Java EE Web アプリケーション サーバは標準データ モデルでリソースを記述する必要がある。

Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server Java EE 管理 API によるモニタと管理』を参照。

デプロイメント API

WebLogic Server のデプロイメント API は、JSR-88 のデプロイメント仕様を実装および拡張するものである。Administration Console、wldeploy Ant タスクなどの WebLogic Server のすべてのデプロイメント ツールでは、ドメイン内のアプリケーションのコンフィグレーション、デプロイ、および再デプロイにこのデプロイメント API を使用する。デプロイメント API を使用して、ユーザ独自の WebLogic Server デプロイメント ツールを構築したり、WebLogic Server のコンフィグレーションおよびデプロイメント操作を JSR-88 対応の既存のツールと統合したりできる。

Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server デプロイメント プログラマーズ ガイド』を参照。

WebLogic 診断サービス API

WebLogic 診断サービスには、サーバの内部を可視化できる高度なモニタ機能に加えて診断データへの動的なアクセスと制御もできる、標準化された一連の API がある。このインタフェース群は、サーバのコード ベースの整合性を維持しつつ、将来のサード パーティ製ツールの強化と統合を容易にするために標準化されている。このサービスは、サーバ、サーバのスタック製品コンポーネント、対象とする操作、および主要なユーザである管理スタッフに適している。

Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server 診断フレームワークのコンフィグレーションと使い方』を参照。

ロギング API

デフォルトでは、ログ ファイルへのメッセージのフィルタリングおよび記述には標準の JDK ロギング API が使用される。『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server ログ ファイルのコンフィグレーションとログ メッセージのフィルタ処理』の「WebLogic ロギング サービスについて」を参照。

または、ログ メッセージの配信に Jakarta Project Log4j API を使用するように WebLogic Server をコンフィグレーションすることもできる。詳細については、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server ログ ファイルのコンフィグレーションとログ メッセージのフィルタ処理』の「Log4j と Commons Logging API」を参照。


Administration Console の概要

Administration Console の詳細な使用方法については、Administration Console オンライン ヘルプを参照するか、Administration Console ページで [ヘルプ] をクリックしてください。

以下の節では、Administration Console について概説します。

Administration Console について

Administration Console は、WebLogic Server ドメインの管理に使用する Web ブラウザ形式のグラフィカル ユーザ インタフェースです。WebLogic Server ドメインは、論理的に関連付けられた WebLogic Server リソースの集合であり、1 つの単位として管理されます。ドメインには 1 つまたは複数の WebLogic Server が含まれ、WebLogic Server クラスタが含まれる場合もあります。クラスタは WebLogic Server インスタンスのグループで、連携して動作することによりアプリケーションにスケーラビリティと高可用性がもたらされます。アプリケーションはドメインの一部としてデプロイされ、管理されます。

各ドメインでは、1 つの WebLogic Server インスタンスが管理サーバとしてコンフィグレーションされます。管理サーバでは WebLogic Server ドメインを一元的に管理できます。ドメイン内の他のすべての WebLogic Server インスタンスは、管理対象サーバと呼ばれます。1 つの WebLogic Server インスタンスしか含まれないドメインでは、そのサーバが管理サーバおよび管理対象サーバとして機能します。管理サーバでは Administration Console がホストされます。Administration Console は、管理サーバへのネットワーク アクセスを持ち、サポートされた Web ブラウザであればどのブラウザからでもアクセス可能な Web アプリケーションです。管理対象サーバでは、アプリケーションがホストされます。

Administration Console を使用すると、以下の操作ができます。

  • WebLogic Server インスタンスのコンフィグレーション、起動、停止

  • WebLogic Server クラスタのコンフィグレーション

  • データベース接続 (JDBC)、メッセージング (JMS) などの WebLogic Server サービスのコンフィグレーション

  • ユーザ、グループ、ロールの管理などのセキュリティ パラメータのコンフィグレーション

  • アプリケーションのコンフィグレーションとデプロイ

  • サーバ パフォーマンスとアプリケーション パフォーマンスのモニタ

  • サーバ ログ ファイルとドメイン ログ ファイルの表示

  • アプリケーションのデプロイメント記述子の表示

  • 選択した実行時アプリケーションのデプロイメント記述子要素の編集

Administration Console オンライン ヘルプ

Administration Console には、詳細なヘルプ システムがあります。ヘルプ システムは次の 2 つの部分から構成されています。

  • 操作ガイド。Administration Console を介して実行できるタスクの手順が説明されています。

  • Administration Console リファレンス。Administration Console で指定できる属性の説明など、Administration Console の各ページに関する参照情報が示されています。

Administration Console オンライン ヘルプには Administration Console 自体からアクセスすることも、オンラインで http://download.oracle.com/docs/cd/E12839_01/apirefs.1111/e13952/core/index.html にアクセスして参照することもできます。

コンソール エラー

Administration Console の使用中に (情報、警告、エラーなどの) メッセージが生成され、ログに記録されることがあります。WebLogic Server のログは、Administration Console の [診断|ログ ファイル] ページで参照できます。

Administration Console の起動

この節では、Administration Console の起動について説明します。

Administration Console を使用するには、お使いの環境でサポートされている Web ブラウザを使用します。『System Requirements and Supported Platforms for Oracle WebLogic Server』 (http://www.oracle.com/technology/software/products/ias/files/fusion_certification.html) の「Browser Support for the WebLogic Server Console」を参照してください。サポートされているブラウザのリストにない Web ブラウザを使用すると、Administration Console を使用するときに機能やフォーマットの面で問題が生じるおそれがあります。

Administration Console を起動するには、次の手順を行います。

  1. 管理サーバを起動します。

  2. サポートされているいずれかの Web ブラウザを起動し、次の URL を開きます。

    http://hostname:port/console
    

    ここで、hostname は管理サーバの DNS 名または IP アドレス、port は管理サーバで要求がリスンされるリスン ポート (デフォルトでは 7001) です。ドメイン全体の管理ポートをコンフィグレーションしている場合は、そのポート番号を使用します。セキュア ソケット レイヤ (SSL) を使用するように管理サーバがコンフィグレーションされている場合は、次のように http の後に s を付ける必要があります。

    https://hostname:port/console
    

    注意 :

    ドメイン全体の管理ポートでは常に SSL を使用します。

  3. ログイン ページが表示されたら、管理サーバを起動するために使用したユーザ名とパスワードを入力します (このユーザ名とパスワードはインストール プロセス中に指定したものです)。または、Administrators、Operators、Deployers、Monitors のいずれかのセキュリティ グループに属するユーザ名を入力します。これらのグループでは、Administration Console のシステム管理機能に対してさまざまなレベルでのアクセスが提供されています。

セキュリティ システムを使用してユーザをこうしたグループのいずれかに追加したり削除したりすることで、Administration Console へのアクセスを制御できます。


注意 :

ブラウザが HTTP リクエストをプロキシ サーバに送信するようコンフィグレーションしてある場合、管理サーバの HTTP リクエストをプロキシに送信しないように、ブラウザをコンフィグレーションする必要があります。管理サーバがブラウザと同じマシン上にある場合は、localhost または 127.0.0.1 に送信されるリクエストがプロキシに送信されないようにする必要があります。

Administration Console の有効化

Administration Console はデフォルトで有効になっています。無効にした場合には、WebLogic Scripting Tool (WLST) を使用して再び有効にできます。管理サーバを起動してから、WLST を起動して以下のコマンドを使用します。

コード リスト 1 WLST を使用した Administration Console の再有効化

connect("username","password")
edit()
startEdit()
cmo.setConsoleEnabled(true)
save()
activate()
The following attribute(s) have been changed on MBeans which require server re-start.MBean Changed : com.bea:Name=mydomain,Type=Domain Attributes changed : 
ConsoleEnabled
Activation completed
disconnect()
exit()

WLST の詳細については、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Scripting Tool ガイド』を参照してください。

Administration Console の要素

Administration Console のユーザ インタフェースには、以下のパネルがあります。

チェンジ センタ

チェンジ センタは、Administration Console を使用して WebLogic Server に変更を加える際の作業の開始点です。「チェンジ センタの使用」を参照してください。

図 1 チェンジ センタ

図 1 の説明については以下を参照
「図 1 チェンジ センタ」の説明

ドメイン構造

このパネルには、Administration Console 内のページの移動に使用できるツリー構造が表示されます。[ドメイン構造] ツリーの任意のノードを選択すると、対応するページが表示されます。[ドメイン構造] に表示されている + (プラス) アイコンをクリックするとノードが展開され、- (マイナス) アイコンをクリックするとノードが折りたたまれます。

図 2 ドメイン構造

図 2 の説明については以下を参照
「図 2 ドメイン構造」の説明

操作ガイド

このパネルには、Administration Console の現在のページに関連するオンライン ヘルプ タスクへのリンクがあります。

図 3 操作ガイド

図 3 の説明については以下を参照
「図 3 操作ガイド」の説明

ツール バー

Administration Console の最上部にあるツール バーには、次の要素があります。

ツール バーの要素 説明
[ようこそ] メッセージ Administration Console にログインしたユーザ名が表示される。
[接続先 :] Administration Console への接続に使用した IP アドレスとポート。
[ホーム] Administration Console のトップ ページへのリンク。
[ログ アウト] クリックすると Administration Console からログ アウトする。
[環境設定] Administration Console の動作の一部を変更できるページへのリンク。
[記録] 一連の WebLogic Scripting Tool (WLST) コマンドとしてコンフィグレーション アクションの記録を開始する。コマンドを WLST で再実行できる別のファイルに書き込む。

Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server の Administration Console オンライン ヘルプの「WLST スクリプトの記録」を参照。

[ヘルプ] Administration Console オンライン ヘルプへのリンク。
[検索] WebLogic Server コンフィグレーション MBean を検索するため、MBean 名に含まれている文字列を指定するためのテキスト フィールド。

図 4 ツール バー

図 4 の説明については以下を参照
「図 4 ツール バー」の説明

階層リンク ナビゲーション

これまでにたどってきた Administration Console のページを順に示す一連のリンクです。任意のリンクをクリックすると、以前に訪れたページへ戻れます。

図 5 階層リンク ナビゲーション

図 5 の説明については以下を参照
「図 5 階層リンク ナビゲーション」の説明

システム状態

[システム状態] パネルには、ログに記録された情報メッセージ、エラー メッセージ、および警告メッセージの数が報告されます。これらのメッセージはサーバのログ ファイルで参照できます。サーバのログ ファイルには、Administration Console の [診断|ログ ファイル] からアクセスできます。

図 6 システム状態

図 6 の説明については以下を参照
「図 6 システム状態」の説明

チェンジ センタの使用

Administration Console を使用して WebLogic Server ドメインに変更を加える際の、作業の開始点になるのがチェンジ センタです。チェンジ センタを使用すると、ドメイン コンフィグレーションをロックしてから変更を加えることができます。これにより、その編集セッションの間、他のアカウントからはコンフィグレーションを変更できなくなります。「変更管理の機能について」を参照してください。

ドメイン コンフィグレーション ロック機能は、プロダクション ドメインでは常に有効になっています。開発ドメインでは有効にしたり無効にしたりできます。また、新しい開発ドメインを作成するときは、デフォルトで無効になっています。Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server の Administration Console オンライン ヘルプの「ドメイン コンフィグレーション ロックの有効化と無効化」を参照してください。

プロダクション ドメインのコンフィグレーションを変更するには、次の手順に従います。

  1. Administration Console 画面の左上部にある [チェンジ センタ] を見つけます。

  2. [ロックして編集] ボタンをクリックして、ドメインのコンフィグレーションの編集階層をロックします。

  3. Administration Console の該当するページで必要な変更を行います。変更を行う各ページで [保存] をクリックします。

  4. 必要な変更がすべて完了したら、[チェンジ センタ] の [変更のアクティブ化] をクリックします。

Administration Console を使用してコンフィグレーションを変更したら、該当するページで [保存] (または [完了]) をクリックします。この操作によって、すぐに変更が有効になるわけではありません。変更は、[チェンジ センタ] の [変更のアクティブ化] をクリックしたときに有効になります。コンフィグレーションの変更は、この時にドメイン内の各サーバに配信されます。各サーバに変更が適用可能な場合、その変更内容は有効になります変更を受け入れないサーバがあった場合は、ドメイン内のすべてのサーバからすべての変更がロールバックされます。変更は保留状態になり、その状態の変更を編集して問題を解決するか、元の状態に戻すかのどちらかを選択できます。

変更の取り消し

[チェンジ センタ] の [すべての変更の取り消し] をクリックすると、保留状態の (保存したがまだアクティブ化されていない) 変更を一括で元の状態に戻せます。任意の変更を個別に元の状態に戻すには、Administration Console の該当するページに移動して、属性を以前の値に戻します。

コンフィグレーション ロックの解放

コンフィグレーション ロックを解放するには、以下の手順を行います。

  • 変更を行う前に [チェンジ センタ] で [コンフィグレーションの解放] をクリックすると、明示的にロックを解放できます。

  • 変更を保存した後に、[チェンジ センタ] で [変更のアクティブ化] または [すべての変更の取り消し] をクリックすると、ロックは暗黙的に解放されます。

管理サーバを停止してもコンフィグレーション ロックは解放されません。管理サーバが再び起動したとき、コンフィグレーション ロックは管理サーバが停止された時点と同じ状態です。また、保留中の変更は保存されます。

変更管理の機能について

ドメイン内のコンフィグレーションの変更を配信するセキュアで予測可能な手段を提供するために、WebLogic Server では、大まかにいうとデータベース トランザクションのような変更管理プロセスが必ず実行されます。ドメインのコンフィグレーションは、ファイル システム上では config.xml ファイルが中心となる一連の XML コンフィグレーション ファイルによって表現され、実行時にはコンフィグレーション MBean の階層によって表現されます。ドメインのコンフィグレーションを編集する場合、管理サーバ上の個々のコンフィグレーション MBean の階層を編集することになります。編集プロセスを開始するには、編集する階層のロックを取得して他のユーザが変更を行えないようにします。変更を完了したら、その編集階層の変更を保存します。変更をアクティブにしてドメイン内のすべてのサーバ インスタンスに配信するまで、その変更は有効になりません。変更をアクティブ化すると、各サーバでその変更を受け入れられるかどうかが判断されます。すべてのサーバで変更を受け入れられる場合、各サーバの作業用のコンフィグレーション階層が更新されて変更が完了します。

変更管理の詳細については、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server ドメインのコンフィグレーションについて』の「コンフィグレーションの変更の管理」を参照してください。

動的な変更と動的でない変更

Administration Console で行った変更の一部は、アクティブ化するとすぐに反映されます。それ以外の変更については、その変更の影響を受けるサーバまたはモジュールを再起動する必要があります。後者の変更は、動的でない変更と呼ばれます。Administration Console では、動的でない変更に対して警告のアイコンが示されます。

nondynchange.gif の説明については以下を参照
図 nondynchange.gif の説明

動的なコンフィグレーション属性への変更は、その変更がアクティブ化されると有効になります。この場合、影響を受けるサーバまたはシステムの再起動は必要ありません。この種の変更がサーバおよび実行時階層で有効になるのは、変更がアクティブ化されたときです。動的でないコンフィグレーション属性への変更には、影響を受けるサーバまたはシステム リソースの再起動が必要です。変更は再起動の後に有効になります。

動的でないコンフィグレーション設定に変更があった場合、動的なコンフィグレーション設定に対する変更も再起動の後まで有効になりません。つまり、動的な属性と動的でない属性の編集を一度に行った場合、編集内容の一部分だけがアクティブ化されることはありません。

WebLogic Server の変更管理プロセスは、ドメインまたはサーバのコンフィグレーション データの変更に対して適用されます。セキュリティまたはアプリケーション データには適用されません。

変更の表示

[チェンジ センタ] で [変更と再起動の表示] リンクをクリックすると、保存されたがまだアクティブ化されていない変更を表示できます。[変更と再起動の表示] リンクには、[変更リスト] と [再起動チェックリスト] の 2 つのタブがあります。

  • [変更リスト] タブには、保存されたがまだアクティブ化されていないすべての変更が表示される。

  • [再起動チェックリスト] には、サーバのうち、アクティブ化されている動的でない変更があって、それを有効にする前に再起動が必要なものがすべて表示される。

複数のアプリケーションのデプロイ

Administration Console を使用して複数のアプリケーションをデプロイする場合、インストール時には、これらのアプリケーションは Administration Console の [デプロイメント] ページに [配布初期化中です] という状態でリストされています。変更をアクティブ化すると、[準備完了] 状態でリストされるようになります。アプリケーションをデプロイするには、[デプロイメント] ページでアプリケーション名を選択して [起動] をクリックします。

表記規則

このマニュアルでは次の表記規則を使用します。

規則 意味
太字 太字は、操作に関連するGraphical User Interface要素、または本文中で定義されている用語および用語集に記載されている用語を示します。
イタリック体 イタリックは、ユーザーが特定の値を指定するプレースホルダ変数を示します。
固定幅フォント 固定幅フォントは、段落内のコマンド、URL、サンプル内のコード、画面に表示されるテキスト、または入力するテキストを示します。

ドキュメントのアクセシビリティについて

オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/を参照してください。

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Oracleサポート・サービスに連絡するには、テレコミュニケーション・リレー・サービス(TRS)を使用してOracleサポート(+1-800-223-1711)までお電話ください。Oracleサポート・サービスの技術者が、Oracleサービス・リクエストのプロセスに従って、技術的な問題を処理し、お客様へのサポートを提供します。TRSの詳細は、http://www.fcc.gov/cgb/consumerfacts/trs.htmlを参照してください。電話番号の一覧は、http://www.fcc.gov/cgb/dro/trsphonebk.htmlを参照してください。

サポートおよびサービス

次の各項に、各サービスに接続するためのURLを記載します。

Oracleサポート・サービス

オラクル製品サポートの購入方法、およびOracleサポート・サービスへの連絡方法の詳細は、次のURLを参照してください。

http://www.oracle.com/lang/jp/support/index.html

製品マニュアル

製品のマニュアルは、次のURLにあります。

http://www.oracle.com/technology/global/jp/documentation/index.html

研修およびトレーニング

研修に関する情報とスケジュールは、次のURLで入手できます。

http://education.oracle.com/pls/web_prod-plq-dad/db_pages.getpage?page_id=3

その他の情報

オラクル製品やサービスに関するその他の情報については、次のURLから参照してください。

http://www.oracle.com/lang/jp/index.html 
http://www.oracle.com/technology/global/jp/index.html 

注意:

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Oracle WebLogic Server の紹介 11g リリース 1 (10.3.1)

B55560-01

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