Oracle® Fusion Middleware WebLogic Server Type 4 JDBC ドライバ ガイド 11g リリース 1 (10.3.1) B55561-01 |
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この章では、『WebLogic Type 4 JDBC ドライバ ガイド』の内容と構成について説明します。
このドキュメントは、Java Database Connectivity (JDBC) API を使用するアプリケーションの開発とサポートを行うソフトウェア開発者およびシステム管理者向けに書かれています。また、WebLogic Server を評価するビジネス アナリストやシステム設計者にとって有用な情報も掲載しています。このドキュメントのトピックは、ソフトウェア プロジェクトの評価、設計、開発、プロダクション前、およびプロダクション段階に関連しています。
このドキュメントは、Java EE および EJB の概念に精通している読者を対象としています。このドキュメントでは、WebLogic Server EJB が提供する付加価値機能と、EJB アプリケーションを実行する WebLogic Server 機能の使い方に関する主要な情報が重点的に扱われています。
この第 1 章「概要とロードマップ」では、このドキュメントの構成を紹介します。
「WebLogic Type 4 JDBC ドライバの使い方」では、BEA WebLogic Type 4 JDBC ドライバを使用してデータベースに接続するための情報を提供します。
「DB2 ドライバ」では、DB2 ドライバに関する詳細な情報を提供します。
「Informix ドライバ」では、Informix ドライバに関する詳細な情報を提供します。
「MS SQL Server ドライバ」では、Microsoft SQL Server ドライバに関する詳細な情報を提供します。
「Sybase ドライバ」では、Sybase ドライバに関する詳細な情報を提供します。
A JDBC のサポートでは、JDBC 標準メソッドと JDBC 拡張メソッドのサポートの一覧を示します。
B GetTypeInfo では、すべての WebLogic Type 4 JDBC ドライバの DataBaseMetaData.getTypeinfo メソッドで返される結果を示します。
C JDBC の SQL エスケープ シーケンスでは、WebLogic Type 4 JDBC ドライバ用にサポートされているスカラー関数について説明します。お使いのデータ ストアでこれらの関数がすべてサポートされているとは限りません。
D WebLogic JDBC Spy による JDBC 呼び出しのトラッキングでは、JDBC の使用状況をログに記録する WebLogic JDBC Spy のコンフィグレーション方法について説明します。
このドキュメントでは、JDBC 固有のドライバに関する情報を取り扱います。
WebLogic Server アプリケーションを開発、デプロイ、およびモニタするための包括的なガイドラインについては、以下のドキュメントを参照してください。
『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server JDBC プログラマーズ ガイド』は、アプリケーションで JDBC 接続を設計して使用するためのガイドです。
『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server JDBC のコンフィグレーションと管理』は、WebLogic Server での JDBC のコンフィグレーションと管理についてのガイドです。
『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server アプリケーションの開発』は、WebLogic Server アプリケーションの開発ガイドです。
『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server アプリケーションのデプロイメント』は、WebLogic Server アプリケーションのデプロイに関する最も詳細なガイドです。
『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server パフォーマンス チューニング ガイド』は、WebLogic Server アプリケーションのパフォーマンスをモニタして改善するための情報が提供されます。
このドキュメントの他にも、さまざまな JDBC コード サンプルとチュートリアルが用意されています。これらのサンプルとチュートリアルでは、JDBC のコンフィグレーションと API の使い方、および主要な JDBC 開発タスクを実行する実際的な手順が示されています。
MedRec は WebLogic Server に付属したエンドツーエンドのサンプル Java EE アプリケーションであり、一元的で独立した医療記録管理システムをシミュレートします。MedRec アプリケーションには、患者、医師、および管理者に対して、さまざまなクライアントを使用して患者のデータを管理するフレームワークが用意されています。
MedRec は WebLogic Server と Java EE の機能を例示し、Oracle 推奨のベスト プラクティスを重要点として示します。MedRec は WebLogic Server 配布キットに含まれており、Windows マシンの [スタート] メニューからアクセスできます。Linux などのプラットフォームでは、WL_HOME
\samples\domains\medrec
ディレクトリから MedRec を起動します。WL_HOME は、WebLogic Server の最上位インストール ディレクトリです。
このリリースで導入された新しい WebLogic Server 機能の一覧については、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server リリース ノート』を参照してください。