この章では、ユーザー定義のカスタム・コーディネート・キャッシュを使用するために構成する必要がある各種コンポーネントについて説明します。詳細は、102.3.4項「カスタム・コーディネート・キャッシュ」を参照してください。
この章の内容は次のとおりです。
表107-1は、ユーザー定義のカスタム・コーディネート・キャッシュの構成可能オプションを示します。
表107-1は、カスタム・コーディネート・キャッシュの構成可能オプションを示します。
表107-1 カスタム・コーディネート・キャッシュの構成可能オプション
構成オプション | Oracle JDeveloper |
TopLink Workbench |
Java |
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ディスクリプタ・レベルでのキャッシュ・コーディネーション変更伝播(119.15項「ディスクリプタ・レベルでのキャッシュ・コーディネーション変更伝播の構成」を参照) |
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サービス・チャネル(103.3項「サービス・チャネルの構成」を参照) |
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転送クラス(107.2項「転送クラスの構成」を参照) |
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接続処理(103.10項「接続処理の構成」を参照) |
カスタム・コーディネート・キャッシュを構成するには、oracle.toplink.remotecommand.TransportManager
のカスタム・インスタンスを指定する必要があります。
この項では、 TopLink Workbenchを使用した転送クラスの構成方法について説明します。
ユーザー定義のコーディネート・キャッシュの転送クラスを選択するには、次の手順を実行します。
ナビゲータでセッションまたはセッション・ブローカを選択します。そのプロパティがエディタに表示されます。
「キャッシュ・コーディネーション」タブをクリックします。「キャッシュ・コーディネーション」タブが表示されます。
「キャッシュ・コーディネーションを有効にする」オプションが選択されており、「タイプ」が「ユーザー定義」になっていることを確認します(102.3項「キャッシュ・コーディネーション」を参照)。
「参照」をクリックし、ユーザー定義のコーディネート・キャッシュの転送クラスを選択します。
「参照」をクリックし、ユーザー定義のコーディネート・キャッシュの転送クラスを選択します。