この章では、履歴セッションを使用できるようにするために構成する必要のある様々なコンポーネントについて説明します。
この章の内容は次のとおりです。
Oracleデータベース・プラットフォームを使用した履歴セッションの構成の詳細は、93.1.1項「Oracleプラットフォームを使用した履歴セッションの構成方法」を参照してください。
サポートされているデータベース・プラットフォームとTopLink HistoryPolicy
を使用した履歴セッションの構成の詳細は、93.1.2項「TopLink HistoryPolicyを使用した履歴セッションの構成方法」を参照してください。
履歴セッションの詳細は、87.6項「履歴セッション」を参照してください。
データ・ソースによって保持されているオブジェクトの履歴バージョンにアクセスするようTopLinkを構成するには、次の2通りの方法があります。
Oracleプラットフォームの使用(93.1.1項「Oracleプラットフォームを使用した履歴セッションの構成方法」を参照)
TopLink HistoryPolicy
の使用(93.1.2項「TopLink HistoryPolicyを使用した履歴セッションの構成方法」を参照)
Oracle9i Database以上では、自動的にオブジェクトの履歴バージョンが保持されます。また、SQLが拡張され、この履歴データの問合せに使用されるAS_OF
句を持ちます。Oracleではこれをフラッシュバック問合せと呼びます。
Oracle9i Database以上でOraclePlatform
を使用してセッションを構成する場合(98.2項「セッション・レベルでのリレーショナル・データベース・プラットフォームの構成」を参照)、Oracle Databaseによって自動的に保持されるオブジェクトの履歴バージョンを問合せできます。
あらためてセッションを構成する必要はありません。
詳細は、次を参照してください。
オブジェクトの履歴バージョンを保持するために設計したスキーマを使用し、そのスキーマをTopLink HistoryPolicy
で記述できる場合、そのスキーマに従ってデータベースによって保持されているオブジェクトの履歴バージョンを問合せできます。
詳細は、次を参照してください。