リリース10.1.3.4
部品番号: B51052-01
2008年9月
このドキュメントは次のトピックで構成されています。
注意: ドキュメント内に記載されているURLや参照ドキュメントには、Oracle Corporationが提供する英語の情報も含まれています。 |
Oracle BI Publisherを使用すると、複雑な分散型環境における、最も効率的でスケーラブルなレポート出力ソリューションを実現できます。Oracle BI Publisherは、情報を安全かつ適切なフォーマットで生成し、従業員、顧客およびサプライヤに配信するための中心的なアーキテクチャを提供します。これにより、レポート管理の効率性を上げながら、ビジネス・ドキュメントの作成、カスタマイズおよび維持にかかる高額なコストを抑えることができます。
最新情報は、次の各サイトを確認してください。
Oracle BI PublisherのWebページ:
http://www.oracle.com/appserver/business-intelligence/bi-publisher.html
BI Publisher/XML Publisherのフォーラム:
http://forums.oracle.com/forums/forum.jspa?forumID=245
このドキュメントでは、J2EEアプリケーション・サーバーに手動でBI Publisherをデプロイする手順について説明します。Oracle Business Intelligence Enterprise Editionのインストール・メディアには、BI Publisherの次の構成要素が含まれています。
BI Publisher Enterpriseサーバー・アプリケーション
BI Publisherランタイム・ライブラリ
BI Publisherフォント
ドキュメント: ユーザーズ・ガイド、Javadoc、デモ、サンプル
これらは、Oracle BI EEインストール・メディアの最上位ディレクトリ(Server_Ancillary\Oracle_Business_Intelligence_Publisher)にあります。
各構成要素は次の場所にあります。
ディレクトリ | 構成要素 |
---|---|
fonts | フォント・ファイル |
generic | xmlpserver.war(OC4J以外のアプリケーション・サーバー用) |
oc4j | xmlpserver.ear(OC4J用) |
XMLP | XMLPリポジトリ |
XMLP\DemoFiles | デモ・レポート用のデータソース |
BI_Publisher_Desktop | Template Builder for Wordアドイン |
doc | ユーザーズ・ガイド、Javadoc、デモ、サンプル |
注意: アプリケーションでは、Apache AxisおよびOpenSymphony Quartz Schedulerのオープンソース・ソフトウェア・パッケージを使用します。AxisのApacheライセンス契約は、インストール・メディアのServer_Ancillary\Oracle_Business_Intelligence_Publisher\doc\ApacheLicense.txtにあります。また、 http://www.apache.org/licenses/LICENSE-2.0からも入手できます。
注意: Oracle BI Publisherとの動作が保証されているアプリケーション・サーバーとデータベースの一覧については、Oracle Technology NetworkにあるBI Publisher用ドキュメント・ページの『Oracle Business Intelligence Publisher Certification Information』を参照してください。
アプリケーション・サーバー要件
リリース10.1.3.3.3とそれ以前のリリースでは、BI Publisherサーバーは、Java 1.4.2またはJava 5.0(1.5)をサポートするすべてのJ2EEアプリケーション・サーバーでサポートされています。
リリース10.1.3.4以降のBI Publisherサーバーは、Java 5.0(1.5)をサポートするすべてのJ2EEアプリケーション・サーバーでサポートされています。
データベース要件
注意: データベースはオプションですが、スケジューラ・スキーマでは必須です。
リリース10.1.3.3.3とそれ以前のリリースでは、BI Publisherは、Java 1.4.2またはJava 5.0(1.5)ベースのJDBCをサポートするすべてのデータベースで実行可能です。
リリース10.1.3.4以降のBI Publisherは、Java 5.0(1.5)ベースのJDBCをサポートするすべてのデータベースで実行可能です。
Webブラウザ要件
Microsoft Internet Explorer 6.0、7.0
Mozilla Firefox 1.5.x、2.0
Oracle Business Intelligence Publisherは、Oracle BI Publisher用のテンプレート作成における設計プロセスを自動化するMicrosoft Officeベースの設計ツールを備えています。
BI Publisher Desktopツールには、次のものが含まれます。
Oracle BI Publisher Template Builder for Microsoft Wordアドインを使用すると、RTFレイアウト・テンプレートの開発が容易になります。このアプリケーションには、ドキュメント、デモおよびサンプルが含まれます。Template Builderでは、次の操作を実行できます。
Oracle BI Publisherサーバーへの接続と、テンプレート作成用のデータの取得
データ・フィールド、表、チャート、クロス集計などの共通するレポート要素の迅速な挿入
Oracle BI Publisherサーバーへのテンプレートのアップロード
XLIFF翻訳ファイルへのボイラープレート・テキストの抽出と翻訳のテスト
テンプレートの検証
Template Viewerでは、サンプル・データを使用して、サポートされているすべての出力タイプでテンプレートをプレビューできます。
Microsoft Excel用のアドインであるOracle BI Publisher Analyzer for Microsoft Excel(Excelアナライザ)では、次の操作を実行できます。
Excelスプレッドシートへのレポート問合せの結果のエクスポート
ExcelからのBI Publisherへのログインによるデータのリフレッシュと、レポート・データへの新規パラメータとテンプレートの適用
Excelでのテンプレートの作成と、BI Publisherリポジトリへのテンプレートのアップロード
Excelのセッションからのレポートのアクセスと実行
Oracle BI Publisher Desktopツールのシステム要件は次のとおりです。
コンポーネント | サポートされているバージョン |
---|---|
クライアント・オペレーティング・システム |
|
Template Builder for Wordアドイン |
|
Excelアナライザ |
|
「Oracle BI Publisher Desktopツールのインストール」を参照してください。
BI Publisherサーバーのインストール後は、次の作業を実行してインストールを完了します。これらの作業については、「インストール後の作業」で詳しく説明します。
スケジューラ・データベースの構成(スケジューラでは必須)
スケジューラはオプションですが、BI Publisherのスケジューラを実装する場合は、ターゲット・データベースに専用のスキーマをインストールする必要があります。
Oracle BI ServerとPresentation Servicesとの統合の設定
Oracle BI Serverをデータソースとして使用するには、BI Publisherの管理画面でJDBC接続を設定する必要があります。BI Publisherには、BI Presentation Servicesとの統合を構成するための固有の管理画面があります。
デモ用データソースの構成(オプション)
BI Publisherインストールには、デモ用のレポートがあります。レポートの中には、ファイル・データソースを使用するものと、BI Publisherの管理画面での構成が必要なJDBCデータソースやOracleデータベースのサンプル・スキーマを使用するものがあります。
Oracle BI Publisher Template Builder for Microsoft Wordアドイン(オプション)のインストール
このテンプレート作成ツールは、RTFテンプレートの開発ユーザー用のクライアント・コンピュータにインストールします。
サーバー・アプリケーションを使用することで、レポートの作成、管理およびスケジュールが可能になります。Oracle BI Publisherを手動でデプロイするには、このドキュメントで説明する次の手順を実行する必要があります。
アプリケーション・サーバーにBI Publisherをデプロイします。
BI Publisherリポジトリを構成してからフォントをインストールします。
次のインストール後の作業を実行します。
データベース・サーバーにBI Publisherのスケジューラ・スキーマを作成します(レポートの配信とスケジュールに必要)。
Oracle BI ServerとPresentation Servicesとの統合を設定します。
BI Publisherのデモ・レポートを設定します。
Template Builder for Wordアドインをインストールします。
BI Publisherは純粋なJ2EEアプリケーションであり、次のソフトウェア上で十分なテストを実施しています。
Oracle AS 10.1.3
OC4J Standalone 10.1.3
BEA WebLogic 8.1、9.2
BEA WebLogic 10(BI Publisherリリース10.1.3.4以上にのみ適用)
Apache Tomcat 5.5
BEA WebSphere 6.0(BI Publisherリリース10.1.3.3.3とそれ以前のリリースにのみ適用)
IBM WebSphere 6.1
Sun Java System Web Server 6.1、7.0
BI Publisherは、Oracle Application ServerまたはOC4Jのインストール方法に応じて、様々な方法でデプロイできます。次の手順では、admin_client.jarファイルを使用してBI PublisherをOracle AS 10.1.3またはOC4J 10.1.3にデプロイします。インストールに最適なデプロイ方法については、『Oracle Containers for J2EEデプロイメント・ガイド』を参照してください。
xmlpserver.earをOC4Jインスタンスにデプロイします。
例:
C:\SOAJ2EE\j2ee\home> C:\SOAJ2EE\jdk\jre\bin\java -jar admin_client.jar deployer:oc4j:opmn://myserver.company.com/home oc4jadmin oc4jadmin -deploy -file C:\Temp\BIPublisher10132\Disk1\manual\oc4j\xmlpserver.ear -deploymentName xmlpserver -bindAllWebApps
BI Publisherアプリケーションを起動します。
ブラウザで、http://hostname:port/xmlpserverを開きます。
例:
http://localhost:8888/xmlpserver
ログイン・ページが表示されたら、「BI Publisherリポジトリの構成とフォントのインストール」に進みます。
この項では、BEA WebLogic 8.1アプリケーション・サーバーへのBI Publisherアプリケーションのデプロイ方法の一例を示します。ご使用の環境に適したインストール手順については、WebLogicのドキュメントを参照してください。
重要: JRockit SDK 1.4.2_08(WebLogic 8.1にバンドルされている)を使用しないでください。JRockitに同梱されているRandomAccessFileクラスでは、HTML、RTFおよびExcelの出力をBI Publisherレポートにおいて適切に生成できません。そのかわりに、Sun SDK 1.4.2以上を使用してください。
注意: 解凍されているアーカイブ・ディレクトリを使用してください。xmlpserver.ear(またはxmlpserver.war)をWebLogicコンソールからアップロードすることでWebLogicにデプロイしないでください。理由としては、コンソールではアプリケーション(またはWebモジュール)をアーカイブ・ファイルの形式でデプロイするからです。これは、BI Publisher構成では問題になります。理由としては、WEB-INF/xmlp-server-config.xmlをデプロイ後に手動で更新する必要があるからです。この問題を回避するには、解凍されているアーカイブ・ディレクトリを使用します。解凍されているアーカイブ・ディレクトリを作成するには、jarコマンドを使用してxmlpserver.earとxmlpserver.warを手動で解凍します。詳細は、WebLogicのドキュメントを参照してください。
解凍されているアーカイブ・ディレクトリを作成します。
mkdir C:\BIPub\xmlpserver.war
cd C:\BIPub\xmlpserver.war
jar -xvf manual\generic\xmlpserver.war
ブラウザで、WebLogic管理コンソールを起動します(たとえば、http://hostname:7001/console)。
左ツリー・ペインで「<domain name>/Deployments/Web Application Modules」をクリックします。
「Deploy a new Web Application Module」を選択します。
「C:\BIPub\xmlpserver.war」を「Target Module」として選択し、「Deploy」をクリックします。
WebLogicでは自動的にデプロイが行われ、BI Publisherサーバーが起動します。
ブラウザでhttp://hostname:port/xmlpserverを開き、ログイン・ページを表示します。
例: http://localhost:8080/xmlpserver
ログイン・ページが表示されたら、「BI Publisherリポジトリの構成とフォントのインストール」に進みます。
この項では、BEA WebLogic 9.2アプリケーション・サーバーへのBI Publisherアプリケーションのデプロイ方法の一例を示します。ご使用の環境に適したインストール手順については、WebLogicのドキュメントを参照してください。
注意: 解凍されているアーカイブ・ディレクトリを使用してください。xmlpserver.ear(またはxmlpserver.war)をWebLogicコンソールからアップロードすることでWebLogicにデプロイしないでください。理由としては、コンソールではアプリケーション(またはWebモジュール)をアーカイブ・ファイルの形式でデプロイするからです。これは、BI Publisher構成では問題になります。理由としては、WEB-INF/xmlp-server-config.xmlをデプロイ後に手動で更新する必要があるからです。この問題を回避するには、解凍されているアーカイブ・ディレクトリを使用します。解凍されているアーカイブ・ディレクトリを作成するには、jarコマンドを使用してxmlpserver.earとxmlpserver.warを手動で解凍します。詳細は、WebLogicのドキュメントを参照してください。
解凍されているアーカイブ・ディレクトリを作成します。
例:
mkdir C:\BIPub\xmlpserver.war
cd C:\BIPub\xmlpserver.war
jar -xvf manual\generic\xmlpserver.war
ブラウザで、WebLogic管理コンソールを起動します(たとえば、http://hostname:7001/console)。
これを実行していない場合は、管理コンソールの「Change Center」で「Lock & Edit」をクリックします。
管理コンソールの左ペインで、「Deployments」をクリックします。
右ペインで、「Install」をクリックします。
「C:\BIPub\xmlpserver.war」を選択してから、「Next」をクリックします。
「Install this deployment as an application」を選択してから「Next」をクリックします。
「I will make the deployment accessible from the following location」を「Source」アクセシビリティから選択します。
「Finish」をクリックします。
これらの変更を有効にするには、管理コンソールの「Change Center」で「Activate Changes」をクリックします。
「BI Publisherリポジトリの構成とフォントのインストール」に記載されている構成を実行します。
「Deployments」→「xmlpserver」をクリックして、サービスを起動します。
注意: この項は、BI Publisherリリース10.1.3.4以上に適用します。
この項では、BEA WebLogic 10アプリケーション・サーバーへのBI Publisherアプリケーションのデプロイ方法の一例を示します。ご使用の環境に適したインストール手順については、WebLogicのドキュメントを参照してください。
Sun JDK 1.5.x以上などのJDKを使用して、新しいWebLogic Serverドメインを作成します。
次の手順で、新しいドメインを使用してxmlpserver.earファイルまたはxmlpserver.warファイルから解凍されているアーカイブ・ディレクトリを作成します。
次の例に示すように、\xmlpserver\webディレクトリのxmlpserver.earファイルまたはxmlpserver.warファイルを、コピー先ディレクトリにコピーします。
例:
-mkdir c:mydestination\xmlpserver\
-cp c:\xmlpserver\web\xmlpserver.war to c:mydestination\xmlpserver\
次の例に示すように、xmlpserver.earファイルまたはxmlpserver.warファイルをjarコマンドにより手動で解凍します。
jar -xvf manual\generic\xmlpserver.war
jarコマンドの実行により、xmlpserverの名前でディレクトリが作成されます。これは、アプリケーションのデプロイ先となるディレクトリです。
解凍されているアーカイブ・ディレクトリについて次の点に注意してください。xmlpserver.warファイルやxmlpserver.earファイルをWebLogicコンソールからアップロードすることでWebLogic Serverにデプロイしないでください。理由としては、コンソールではアプリケーション(またはWebモジュール)をアーカイブ・ファイルの形式でデプロイするからです。これは、BI Publisher構成では問題になります。理由としては、WEB-INF/xmlp-server-config.xmlをデプロイ後に手動で更新する必要があるからです。この問題を回避するには、解凍されているアーカイブ・ディレクトリを使用します。
xmlp-server-config.xmlファイルのカタログ・パスを更新するなど、BI Publisher構成ファイルを変更する必要がある場合は、デプロイの前に行ってください。
ブラウザで、WebLogic管理コンソールを起動します(たとえば、http://hostname:7001/console)。
これを実行していない場合は、管理コンソールの「Change Center」で「Lock & Edit」をクリックします。
管理コンソールの左ペインで、「Deployments」をクリックします。
右ペインで、「Install」をクリックします。
「C:\mydestination\xmlpserver.war」を選択してから、「Next」をクリックします。
「Install this deployment as an application」を選択してから「Next」をクリックします。
「I will make the deployment accessible from the following location」を「Source」アクセシビリティから選択します。
「Finish」をクリックします。
これらの変更を有効にするには、管理コンソールの「Change Center」で「Activate Changes」をクリックします。
「BI Publisherリポジトリの構成とフォントのインストール」に記載されている構成を実行します。
「Deployments」→「xmlpserver」をクリックして、サービスを起動します。
Tomcatサーブレット・コンテナにアプリケーションをデプロイする方法は複数あります。インストールに最適な方法については、『Apache Tomcat Application Developer's Guide』を参照してください。次の手順では、Tomcat Web Application Managerを使用してBI PublisherをApache Tomcat 5.5にデプロイします。
重要: Apache TomcatにBI Publisherをデプロイする場合は、フォルダとファイルの名前にASCII文字のみを使用してください。ASCII以外の文字は正しく表示されません。
Tomcatのホーム・ページを開きます。
「Tomcat Manager」を選択してログインします。
「Tomcat Web Application Manager」ページの「Deploy」領域で、インストール・メディアのmanual\generic\xmlpserver.warを参照して選択します。「Deploy」ボタンを選択します。
xmlpserverアプリケーションが正しくデプロイされたことを確認します。正しくデプロイされた場合は、「Tomcat Web Application Manager」ページのアプリケーション・リストに/xmplserverと表示されます。
ブラウザでhttp://hostname:port/xmlpserverを開き、ログイン・ページを表示します。
例: http://localhost:8080/xmlpserver
ログイン・ページが表示されたら、「BI Publisherリポジトリの構成とフォントのインストール」に進みます。
重要: IBM WebSphere 6.0は、リリース10.1.3.4以上ではサポートされません。
この項では、IBM WebSphere 6.0または6.1アプリケーション・サーバーへのBI Publisherアプリケーションのデプロイ方法の一例を示します。ご使用の環境に適したインストール手順については、WebSphereのドキュメントを参照してください。
WebSphere管理コンソールにアクセスし、「Install New Application」を選択します。
インストール・メディアからmanual/generic/xmlpserver.earファイルを選択します。
「Generate Default Bindings」チェック・ボックスを選択し、「Next」をクリックします。
「Select installation options」ページで、「Distribute application」チェック・ボックスと「Create MBeans for resources」チェック・ボックスを選択します。
「Map modules to servers」ページで、xmlpserver.warを選択します。
「Map virtual hosts for Web modules」ページで、xmlpserver.warを選択します。
「Summary」画面で選択内容を確認し、「Finish」を選択します。
画面にデプロイ・ステータスが表示されます。正しくデプロイされたことを示すメッセージが表示されたら、「Save to Master Configuration」リンクを選択します。
BI Publisherを再起動します。
WebSphere管理コンソールで、「Enterprise Applications」リンクを選択し、xmlpserverを選択して「Stop」ボタンをクリックします。停止したら、xmlpserverを選択して「Start」ボタンをクリックします。
BI Publisherを起動します。
ブラウザでhttp://hostname:port/xmlpserverを開き、ログイン・ページを表示します。
例: http://localhost:8080/xmlpserver
ログイン・ページが表示されたら、「BI Publisherリポジトリの構成とフォントのインストール」に進みます。
この項では、BI Publisherアプリケーションのデプロイ方法の一例を示します。適切なインストール方法については、Sun Java System Web Server 6.1のドキュメントのガイドラインに従ってください。
重要: BI PublisherをSun Java System Web Server 6.1に正常にデプロイするには、この項で説明するデプロイ前とデプロイ後の構成手順を実行する必要があります。
デプロイ前には、maxUploadSizeプロパティが手順1の説明のとおり、適切に設定されていることを確認します。
デプロイ後には、system.xmlファイルを手順11の説明のとおりに構成します。
xdoparser.jarファイルには、W3C org.w3c.domパッケージからのファイルで、Sun Java System Web ServerシステムのJARファイルに含まれる同一パッケージから除外されたファイルがあります。これらのファイルがxdoparser.jarファイルからロードされるためには、最初にxmlparser.jarファイルをロードするようにserver.xmlファイルを構成する必要があります。
maxUploadSizeプロパティが、BI PublisherのWARファイルを処理するための適切なサイズに設定されていることを確認します。maxUploadSizeプロパティは、100MBに設定することをお薦めします。
maxUploadSizeプロパティを設定するには:
<WebServer-install-dir>/bin/https/webapps/admin-app/WEB-INF/web.xmlに、次のパラメータを追加します。
<init-param>
<param-name>maxUploadSize</param-name>
<param-value>100000000</param-value>
</init-param>
例:
<servlet-name>webappdeploy</servlet-name>
<servlet-class>com.sun.web.admin.servlets.DeployServlet</servlet-class>
<init-param>
<param-name>maxUploadSize</param-name>
<param-value>100000000</param-value>
</init-param>
アプリケーション・サーバーを再起動します。
ブラウザで、Sun Java System Web Server 6.1の管理コンソールを開きます。
リストからサーバーを選択し、「Manage」をクリックします。
「Virtual Server Class」タブを選択します。
リストからクラスを選択し、「Manage」をクリックします。
「Select a Virtual Server」ドロップダウン・リストからサーバーを選択し、「Manage」をクリックします。
「Web Applications」タブを選択します。
「Deploy Web Application」ページで、インストール・メディアのmanual\generic\xmlpserver.war(OC4J以外のバージョン)を参照して選択します。「Application URI」フィールドに「/xmlpserver」と入力し、「OK」をクリックします。
このWARファイルがどこにデプロイされているかは、「Installation Directory」フィールドに示されています。
「OK」をクリックしてアプリケーションをデプロイします。変更内容の適用が必要であることを示すメッセージが表示されます。 右上隅にある「Apply」をクリックしてから、「Apply Changes」をクリックします。
最初にxdoparser.jarファイルをロードするようにSun Java System Web Serverのserver.xmlファイルを構成します。
<WebServer-install-dir>/<https-name-of-webserver-instance>/config/server.xmlを開きます。
<JAVA>タグのserverclasspath属性値の最初のエントリとして、次のクラス・パスを追加します。
<WebServer-install-dir>/<https-name-of-webserver-instance>/webapps/<https-name-of-web-server-instance>/xmlpserver/WEB-INF/lib/xdoparser.jar
server.xmlの例:
<JAVA javahome="C:/Sun/WebServer6.1/bin/https/jdk"
serverclasspath="C:/Sun/WebServer6.1/https-xmlphost/webapps/https-xmlphost/xmlpserver/WEBINF/lib/xdoparser.jar;C:/Sun/WebServer6.1/bin/https/jar/webserv-rt .jar;${java.home}/lib/tools.jar;C:/Sun/WebServer6.1/bin/https/jar/webserv-ext.jar;C:/Sun/WebServer6.1/bin/https/jar/webserv-jstl.jar;C:/Sun/WebServer6.1/bin/https/jar/ktsearch.jar"
classpathsuffix="" envclasspathignored="true"
nativelibrarypathprefix="" debug="false" debugoptions="-Xdebug
-Xrunjdwp:transport=dt_socket,server=y,suspend=n" dynamicreloadinterval="-1">
BI Publisherアプリケーションを起動します。
ブラウザでhttp://hostname:port/xmlpserverを開き、ログイン・ページを表示します。
例: http://localhost:8080/xmlpserver
ログイン・ページが表示されたら、「BI Publisherリポジトリの構成とフォントのインストール」に進みます。
この項では、BI Publisherアプリケーションのデプロイ方法の一例を示します。適切なインストール方法については、Sun Java System Web Server 7.0のドキュメントのガイドラインに従ってください。
ブラウザで、Sun Java System Web Server 7.0の管理コンソールを開きます。
「Configurations」の「Virtual Servers」タブを選択します。
BI Publisherアプリケーションのデプロイ先となる仮想サーバーを選択します。
「Web Applications」タブを選択し、「New」をクリックします。
インストール・メディアのmanual\generic\xmlpserver.war(OC4J以外のバージョン)を参照して選択します。また必要に応じて、サーバーにあるWeb Application Archiveを指定することもできます。
「Application URI」フィールドに「/xmlpserver」と入力し、「OK」をクリックします。
アプリケーションを有効にします。
「Deployment Pending」をクリックします。
「Deploy」ボタンをクリックして、BI Publisherアプリケーションをデプロイします。
BI Publisherアプリケーションを起動します。
ブラウザでhttp://hostname:port/xmlpserverを開き、ログイン・ページを表示します。
例: http://localhost:8080/xmlpserver
ログイン・ページが表示されたら、「BI Publisherリポジトリの構成とフォントのインストール」に進みます。
BI Publisherをアプリケーション・サーバーにデプロイした後は、BI Publisherリポジトリを設定してフォント・ファイルをインストールする必要があります。
リポジトリを設定するには、次のように、xmlpリポジトリ・ディレクトリをサーバー上の指定の場所にコピーしてから、その保存場所を指すように構成ファイルを編集します。
XMLPリポジトリ・ディレクトリを、インストール・メディアのServer_Ancillary\Oracle_Business_Intelligence_Publisher\XMLPからサーバーにコピーします。
<application installation>/WEB-INF/ディレクトリにあるxmlp-server-config.xmlファイルを開きます。
warファイルまたはearファイルは、アプリケーション・サーバーによってこのディレクトリに解凍されています。
例:
AS/OC4J 10.1.3でデプロイする場合、この場所は<ORACLE_HOME>/j2ee/home/applications/xmlpserver/xmlpserver/WEB-INF/xmlp-server-config.xmlになります。
BI Publisherリリース10.1.3.3.1以上の場合、ファイルの内容は次のとおりです。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<xmlpConfig xmlns="http://xmlns.oracle.com/oxp/xmlp">
<resource>
<file path="${oracle.home}/xdo/repository"/>
</resource>
</xmlpConfig>
注意: リリース10.1.3.3とそれ以前のリリースのBI Publisherでは、<file path>要素は次のようになります。
<file path="%s_Reports_Path%"/>: 次の手順で説明するように、"%s_Reports_Path%"文字列は、サーバー上にあるXMLPリポジトリ・ディレクトリのコピー先へのファイル・パスに置き換えます。
${oracle.home}/xdo/repositoryをサーバー上にあるXMLPリポジトリ・ディレクトリのコピー先へのファイル・パスに置き換えます。
たとえば、リポジトリ・ディレクトリを/home/repository/XMLPにコピーした場合は、xmlp-server-config.xmlファイルを次のように更新します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<xmlpConfig xmlns="http://xmlns.oracle.com/oxp/xmlp">
<resource>
<file path="/home/repository/XMLP"/>
</resource>
</xmlpConfig>
更新後は、xmlp-server-config.xmlを保存します。
インストール・メディアのServer_Ancillary\Oracle_Business_Intelligence_Publisher\fontsにあるフォント・ファイルを、J2EEコンテナまたはアプリケーション・サーバーで使用するJavaランタイム環境のフォント・ディレクトリにコピーします。
Apache Tomcatの例:
C:\Program Files\Java\jre1.5.0_07\lib\fonts
Oracle Application ServerまたはOC4Jの例:
<ORACLE_HOME>…\jdk\jre\lib\fonts
WebSphereの例:
<WebSphere dir>/AppServer/java/jre/lib/font
アプリケーション・サーバーを再起動します。
BI Publisherを起動します。
ブラウザで、http://hostname:port/xmlpserverを開きます。
例:
http://localhost:8888/xmlpserver
ユーザー名「Administrator」およびパスワード「Administrator」でログインします。
重要: 管理者のパスワードは、「プリファレンス」の「アカウント」タブで変更してください。
この項では、BI PublisherサーバーをOC4Jインスタンスやその他のJ2EEアプリケーション・サーバーに正常にインストールした後で実行する、必須または任意の作業について説明します。
BI Publisherのインストールを完了するには、次の作業を実行します。
スケジューラ・データベースの構成
Oracle BI Serverのデータソースとしての構成と、Presentation Servicesとの統合の設定
JDBCのデモ用データソースの構成
ファイルのデモ用データソースの構成
BI Publisher Desktopのインストール
重要: スケジューラ・データベースの構成に関する次の詳細な各項は、BI Publisherリリース10.1.3.3.2とそれ以前のリリースに適用されます。リリース10.1.3.3.3の場合、そのリリース用スケジューラ・データベースの構成の詳細は、『Oracle Business Intelligence新機能ガイド』を参照してください。リリース10.1.3.4以上の場合は、『Oracle Business Intelligence Publisher管理者および開発者ガイド』のスケジューラ・スキーマのインストールに関する項を参照してください。
レポートをスケジュールするには、データベースを構成してBI Publisherのスケジューラ・スキーマをインストールする必要があります。
注意: Oracle BI Publisherとの動作が保証されているデータベースの一覧については、Oracle Technology NetworkにあるBI Publisher用ドキュメント・ページの『Oracle Business Intelligence Publisher Certification Information』を参照してください。
次に示すスケジューラの設定オプションについては、後続の各項で詳しく説明します。
Oracle Database 10gでのスケジューラの構成
Oracle AS/OC4J 10.1.3上のMicrosoft SQL Serverでのスケジューラの構成
Tomcat上のMicrosoft SQL Serverでのスケジューラの構成
重要: 次の各項は、BI Publisherリリース10.1.3.3.2とそれ以前のリリースに適用されます。リリース10.1.3.3.3の場合は、そのリリースにおけるスケジューラ更新の詳細は、『Oracle Business Intelligence新機能ガイド』を参照してください。リリース10.1.3.4以上の場合は、『Oracle Business Intelligence Publisher管理者および開発者ガイド』のスケジューラ・スキーマのインストールに関する項を参照してください。
BI Publisher用にOracle Database 10gを構成する手順は次のとおりです。
データベースで、connectおよびresource権限を持つユーザーを作成します(例: bipubsched)。
管理者権限を持つユーザーとしてBI Publisherにログインし、「管理」タブを選択します。
「システム・メンテナンス」で「スケジューラ構成」を選択します。
接続先のOracle Databaseとユーザーについてのデータベース接続情報を入力します。
データベース・タイプ: 10g
接続文字列: jdbc:oracle:thin://<hostname>:<port#>:<oracle SID>
ユーザー名/パスワード: データベース・ユーザー用(例: bipubsched)
データベース・ドライバ・クラス: oracle.jdbc.driver.OracleDriver
「接続のテスト」ボタンをクリックして、接続情報が有効であることを確認します。
「スキーマのインストール」ボタンをクリックして、スケジューラ・テーブルをインストールします。
BI Publisherアプリケーションを再起動します。
「Oracle BIとの統合の設定」に進みます。
重要: 次の各項は、BI Publisherリリース10.1.3.3.2とそれ以前のリリースに適用されます。リリース10.1.3.3.3の場合は、そのリリースにおけるスケジューラ更新の詳細は、『Oracle Business Intelligence新機能ガイド』を参照してください。リリース10.1.3.4以上の場合は、『Oracle Business Intelligence Publisher管理者および開発者ガイド』のスケジューラ・スキーマのインストールに関する項を参照してください。
重要: Microsoft SQL Serverデータベースは、Mixed Mode認証を使用して設定されている必要があります。
データベースでユーザーを作成してから、そのユーザーにdb_ownerロールを割り当てます。
DataDirect JDBCドライバをダウンロードします。
Oracleでは、Oracle以外のデータベース用にOracle DataDirectというJDBCドライバを用意しています。このドキュメントでは、Oracle DataDirectバージョン3.4を使用します。詳細は、次のリンクを参照してください。また、このリンクからドライバをダウンロードします。
DataDirect JDBCドライバのダウンロード元:
http://www.oracle.com/technology/software/products/ias/htdocs/utilsoft.html
OC4JでDataDirectを設定します。
詳細は、『Oracle Containers for J2EEサービス・ガイド』を参照してください。
OC4JでDataDirect JDBCドライバを登録します。
OC4J Application Server Control(ASC)を起動します。
「管理」タブを選択し、「共有ライブラリ」をクリックします。
「共有ライブラリ」ページで「作成」をクリックします。
「共有ライブラリ名」(たとえば、jdbc.datadirect)および「共有ライブラリのバージョン」(たとえば、1.0)を入力します。
次のJDBCドライバ・ファイルをアップロードし、「OK」をクリックします。
YMbase.jar
YMresource.jar
YMulti.jar
YMdb2.jar
YMsybase.jar
YMsqlserver.jar
「共有ライブラリのインポート」ページで、oracle.xmlおよびoracle.toplinkを選択します。「終了」をクリックします。
アプリケーションを再デプロイします。
Enterprise Managerの「Application Server Control」ページで、「アプリケーション」タブを選択し、「デプロイ」をクリックします。
「アーカイブの選択」の「アーカイブの場所」フィールドで、xmlpserver.earファイルを参照して選択します。「次へ」をクリックします。
アプリケーション属性を入力します。
例:
「アプリケーション名」: xmlpserver
「親アプリケーション」: default
「サイトへのWebモジュールのバインド」: default-web-site
「コンテキスト・ルート」: xmplserver
「次へ」をクリックします。
「デプロイ設定」で「クラスのロードの構成」タスク・アイコンをクリックします。
「クラスのロードの構成」ページで、作成した共有ライブラリ(jdbc.datadirect)を選択し、oracle.toplinkの選択を解除して、「OK」をクリックします。
「デプロイ設定」ページで、「デプロイ」をクリックしてアプリケーションをデプロイします。
アプリケーションを再起動します。
BI Publisherで、Microsoft SQL Serverデータベースへの接続を設定します。
BI Publisher Enterpriseに管理者としてログインし、「管理」タブをクリックして「スケジューラ構成」をクリックします。
SQL Server情報を入力し(詳細は次を参照)、「適用」をクリックして情報を保存します。
データベース・タイプ: Microsoft SQL Server
接続文字列: jdbc:oracle:sqlserver://<hostname>:<port#>;DatabaseName=<database name>;selectMethod=cursor
ユーザー名/パスワード: データベース・ユーザーのユーザー名とパスワード
データベース・ドライバ・クラス: com.oracle.ias.jdbc.sqlserver.SQLServerDriver
「接続のテスト」ボタンをクリックします。
正しく接続されたら、「スキーマのインストール」をクリックしてスケジューラ・スキーマをインストールします。
BI Publisherアプリケーションを再起動して、変更を有効にします。
「Oracle BIとの統合の設定」に進みます。
重要: 次の各項は、BI Publisherリリース10.1.3.3.2とそれ以前のリリースに適用されます。リリース10.1.3.3.3の場合は、そのリリースにおけるスケジューラ更新の詳細は、『Oracle Business Intelligence新機能ガイド』を参照してください。リリース10.1.3.4以上の場合は、『Oracle Business Intelligence Publisher管理者および開発者ガイド』のスケジューラ・スキーマのインストールに関する項を参照してください。
TomcatでMicrosoft SQL Server 2000用JDBCドライバを登録します。
Microsoft SQL Server 2000用JDBCドライバは、次の場所からダウンロードできます。
Microsoft SQL Server 2000用JDBCドライバを登録するには:
$CATALINA_HOME/common/libディレクトリに、JDBCドライバ・ファイルを追加します。
Microsoft SQL Server 2000用の次のJDBCドライバ・ファイルを追加します。
msbase.jar
mssqlserver.jar
msutil.jar
BI Publisherで、Microsoft SQL Serverデータベースへの接続を設定します。
BI Publisher Enterpriseに管理者としてログインし、「管理」タブをクリックして「スケジューラ構成」をクリックします。
SQL Server情報を入力し(詳細は次を参照)、「適用」をクリックして情報を保存します。
データベース・タイプ: Microsoft SQL Server
接続文字列: jdbc:oracle:sqlserver://<hostname>:<port#>;DatabaseName=<database name>;selectMethod=cursor
ユーザー名/パスワード: データベース・ユーザーのユーザー名とパスワード
データベース・ドライバ・クラス: com.oracle.ias.jdbc.sqlserver.SQLServerDriver
「接続のテスト」ボタンをクリックします。
正しく接続されたら、「スキーマのインストール」をクリックしてスケジューラ・スキーマをインストールします。
BI Publisherアプリケーションを再起動します。
「Oracle BIとの統合の設定」に進みます。
ブラウザでhttp://hostname:port/xmlpserverを開き、ようこそページを表示します。
例: http://localhost:8888/xmlpserver
管理者としてログインします。
注意: これが初めてのログインである場合は、資格証明として「Administrator/Administrator」と入力します。
重要: 管理者のパスワードは、「プリファレンス」の「アカウント」タブで変更してください。
Oracle BI Publisher Enterpriseの画面で、「管理」タブをクリックします。
「データソース」で「JDBC接続」を選択します。
Oracle BIをデータソースとして設定します。
JDBC接続をOracle BI Serverに入力するための適切な設定の詳細は、『Oracle Business Intelligence Infrastructureインストレーションおよび構成ガイド』の「XMLPサーバー用のBI Publisherの構成」を参照してください。
Oracle BI Presentation Servicesとの統合を設定します。
「統合」で「Oracle BI Presentation Services」を選択します。
管理者の資格証明として、Oracle Business Intelligenceの管理者のユーザー名とパスワードを入力します。
URLの接尾辞に「analytics/saw.dll」を入力します。SSOを有効にする場合は、このURLを、定義するアプリケーション(analyticsSOAP/saw.dllなど)に変更します。詳細は、『Oracle Business Intelligence Enterprise Editionデプロイメント・ガイド』を参照してください。
必要に応じて、他のランタイム・プロパティを設定します。「管理」タブの「ランタイム構成」で、「プロパティ」を選択します。ランタイム・プロパティの詳細は、『Oracle Business Intelligence Publisherユーザーズ・ガイド』を参照してください。
アプリケーション・サーバーを再起動します。
BI Publisherには、サンプルとして表示および実行可能なデモ用のレポート・セットがあります。
サンプル・レポートでは、ファイルベース・データソースとJDBCデータソースが使用されています。データソースを構成するには、次の手順を実行します。
XMLPディレクトリには、DemoFilesデータソース・ディレクトリがあります。このフォルダをファイルベース・データソースとして設定する手順は次のとおりです。
インストール内のDemoFilesディレクトリを見つけます。
例: C:\OracleBI\xmlp\XMLP\DemoFiles
手動でのインストールを実行した場合、XMLPディレクトリは、「BI Publisherリポジトリの構成とフォントのコピー」の手順でコピーした場所に配置されます。
管理者資格証明でBI Publisherにログインします。
「管理」タブを選択します。
「データソース」セクションで「ファイル」を選択します。
demo filesという名前のデータソースを選択します。
DemoFilesフォルダへのパスを入力します。
例: C:\OracleBI\xmlp\XMLP\DemoFiles
「適用」をクリックして変更を保存します。
注意: デモ用データソースでは、サンプル・スキーマがインストールされたOracle Databaseに接続する必要があります。また、ユーザーHRとOEをロック解除しておく必要があります。
「管理」タブを選択します。
「データソース」セクションで「JDBC接続」リンクを選択します。
demoという名前のデータソースを選択します。
「データソースの更新: {0}」画面で、OEユーザーのロックが解除されているOracle 10gデータベースを指すように接続文字列を変更します。
「接続のテスト」ボタンをクリックして、BI Publisherがデータベースにアクセスできることを確認します。
「適用」をクリックして変更を保存します。
Oracle BI Publisher Desktopツールは、レポート・レイアウト・テンプレートの設計ユーザーによる使用を推奨します。
BI Publisher Desktopツールは、次の方法で入手可能です。
重要: Template Builder for WordまたはExcelアナライザの旧バージョンがインストールされている場合は、いずれかのアプリケーションの新しいバージョンをインストールする前に、両アプリケーションの旧バージョンを削除しておく必要があります。
重要: BI Publisher DesktopツールをMicrosoft Windows Vistaにインストールするには、ユーザー・アカウント制御(User Account Control)機能がオンに設定されていることを確認してください。また、これがデフォルトの設定です。詳細は、Microsoft社のドキュメント「Turn User Account Control on or off」を参照してください。
アプリケーションからの入手方法
Oracle BI Publisher Template Builder for Microsoft Wordアドインは、BI Publisherの管理者ロールまたは開発者ロールを持つユーザーであれば、だれでもBI Publisherアプリケーションからインストールできます。ダウンロード・リンクは、「Folder and Report Tasks」領域に表示されます。詳細は、『Oracle Business Intelligence Publisherユーザーズ・ガイド』の「Template Builder for Wordを使用したRTFテンプレートの作成」を参照してください(BI Publisherリリース10.1.3.3.3とそれ以前のリリースの場合)。BI Publisherリリース10.1.3.4以上の場合は、『Oracle Business Intelligence Publisherレポート・デザイナーズ・ガイド』を参照してください。
Vista以外のWindowsクライアントを実行しているユーザーは、「表示」ページで「Analyzer for Excel」ボタンが初めて選択されたときに、Excelアナライザを必要に応じてダウンロードすることもできます。詳細は、『Oracle Business Intelligence Publisherユーザーズ・ガイド』の「BI Publisher Analyzer for Excelの使用」を参照してください(BI Publisherリリース10.1.3.3.3とそれ以前のリリースの場合)。BI Publisherリリース10.1.3.4以上の場合は、『Oracle Business Intelligence Publisherレポート・デザイナーズ・ガイド』を参照してください。
Oracle BI Publisher Template Builder for Microsoft WordアドインとAnalyzer for Excelは、次に示すように、インストール・メディアからも入手できます。
インストール用実行可能ファイルのBIPublisherDesktop.exeとExcelAnalyzer.exeがある\manual\XMLP\Tools\にナビゲートします。ファイルをダブルクリックしてインストーラの指示に従ってください。
アメリカ国内では、Oracleサポート・サービスへ24時間年中無休でテキスト電話(TTY)アクセスが提供されています。TTYサポートについては、 (800)446-2398にお電話ください。
オラクル社は、オラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを、障害のあるお客様を含むすべてのお客様にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/
を参照してください。
ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて
スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります。しかしJAWSは括弧だけの行を読まない場合があります。
外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて
このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。
Oracle Business Intelligence Publisher J2EEアプリケーション・サーバーへのOracle Business Intelligence Publisherのデプロイ, リリース10.1.3.4
部品番号: B51052-01
Oracle Business Intelligence Publisher Deploying Oracle Business Intelligence Publisher in J2EE Application Servers, Release 10.1.3.4
原本部品番号: B32481-03
Copyright © 2006, 2008, Oracle. All rights reserved.
制限付権利の説明
このソフトウェアおよび関連ドキュメントの使用と開示は、ライセンス契約の制約条件に従うものとし、知的財産に関する法律により保護されています。ライセンス契約で明示的に許諾されている場合もしくは法律によって認められている場合を除き、形式、手段に関係なく、いかなる部分も使用、複写、複製、翻訳、放送、修正、ライセンス供与、送信、配布、発表、実行、公開または表示することはできません。このソフトウェアのリバース・エンジニアリング、逆アセンブル、逆コンパイルは互換性のために法律によって規定されている場合を除き、禁止されています。
ここに記載された情報は予告なしに変更される場合があります。また、誤りが無いことの保証はいたしかねます。誤りを見つけた場合は、オラクル社までご連絡ください。
このソフトウェアまたは関連ドキュメントが、米国政府機関もしくは米国政府機関に代わってこのソフトウェアまたは関連ドキュメントをライセンスされた者に提供される場合は、次のNoticeが適用されます。
このソフトウェアは様々な情報管理アプリケーションでの一般的な使用のために開発されたものです。このソフトウェアは、危険が伴うアプリケーション(人的傷害を発生させる可能性があるアプリケーションを含む)への用途を目的として開発されていません。このソフトウェアを危険が伴うアプリケーションで使用する際、このソフトウェアを安全に使用するために、適切な安全装置、バックアップ、冗長性(redundancy)、その他の対策を講じることは使用者の責任となります。このソフトウェアを危険が伴うアプリケーションで使用したことに起因して損害が発生しても、オラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます。
このソフトウェアおよびドキュメントは、第三者のコンテンツ、製品、サービスへのアクセス、あるいはそれらに関する情報を提供することがあります。オラクル社およびその関連会社は、第三者のコンテンツ、製品、サービスに関して一切の責任を負わず、いかなる保証もいたしません。オラクル社およびその関連会社は、第三者のコンテンツ、製品、サービスへのアクセスまたは使用によって損失、費用、あるいは損害が発生しても、一切の責任を負いかねます。