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Oracle Real-Time Decisionsリリース・ノート
リリース2.2
E05258-02
 

 

Oracle® Real-Time Decisions

リリース・ノート

リリース2.2

部品番号: E05258-02

原典情報: E10049-03 Oracle Real-Time Decisions Release Notes, Version 2.2

2007年6月

Oracle Real-Time Decisions(Oracle RTD)は、適応型のエンタープライズ・ソフトウェア・ソリューションの開発を可能にします。こうした適応型のソリューションは、ビジネス・プロセス・トランザクションが実行されるにつれて継続的に自己学習し、ルールと予測モデルに従って、各トランザクションをリアルタイムに最適化します。

このリリース・ノートでは、Oracle RTDにおける既知の問題とその対処方法について説明します。Oracle RTDのインストールの詳細は、『Oracle Real-Time Decisionsインストレーションおよび管理ガイド』を参照してください。このドキュメントは、Oracle RTDのDVD-ROM、および次に示すOracle RTDドキュメントのWebサイトから入手できます。

http://www.oracle.com/technology/documentation/rtd.html

このリリース・ノートは、次の章で構成されています。

1 このリリース・ノートの使用方法

このリリース・ノートは、新しい情報が追加された時点で定期的に更新されます。最新のリリース・ノートは、次に示すOracle RTDドキュメントのWebサイトで確認してください。

http://www.oracle.com/technology/documentation/rtd.html


注意:

ドキュメント内に記載されているURLや参照ドキュメントには、Oracle Corporationが提供する英語の情報も含まれています。

2 一般的な問題と対処方法

この章では、Oracle RTDの一般的な問題とその対処方法について説明します。この章の内容は次のとおりです。

2.1 動作要件

Oracle RTDの各種ドキュメントにおける最新の動作要件情報は、リリース2.2用の『System Requirements and Supported Platforms for Oracle Real-Time Decisions』を参照してください。このドキュメントは、次に示すOracle RTDドキュメントのWebサイトから入手できます。

http://www.oracle.com/technology/documentation/rtd.html

2.2 インストールとアップグレードの問題

この項では、Oracle RTDのインストールとアップグレードに関するリリース・ノートについて説明します。この項の内容は次のとおりです。

2.2.1 Oracle RTDのアップグレード後にすべてのユーザー・パスワードの変更が必要

Oracle RTDリリース2.2では、新しくてよりセキュアなメッセージ・ダイジェスト・アルゴリズム(SHA-1)が使用されています。以前のリリースからOracle RTDリリース2.2にアップグレードし、Oracle RTD Platform Authenticationを使用する場合は、既存のすべてのユーザー・パスワードを再入力するか変更する必要があります。元のパスワードは別のメッセージ・ダイジェスト・アルゴリズムに対して設定されており機能しないため、この作業が必要です。

かわりに、メッセージ・ダイジェスト・アルゴリズムを以前のアルゴリズム(MD5)に戻すこともできます。それには、JConsoleを使用して、「OracleRTD」→「SDClusterPropertyManager」→「Security Properties」MBeanのMessageDigestAlgorithmプロパティを更新します。Oracle RTDでのJConsoleの使用方法の詳細は、『Oracle Real-Time Decisionsインストレーションおよび管理ガイド』を参照してください。

MD5メッセージ・ダイジェスト・アルゴリズムで使用される暗号化はSHA-1よりも脆弱なため、セキュリティ侵害の危険性が高くなることに注意してください。

2.2.2 Oracle RTDファイルはパスに空白が含まれないディレクトリに解凍が必要

Oracle RTDをインストールするときは、パスに空白が含まれないディレクトリにOracle RTDファイルを解凍する必要があります。パスに空白が含まれると、Load Generatorのログ機能は正常に動作しません。

2.2.3 IBM ThinkPad上のOC4JにOracle RTDをデプロイするとブルー・スクリーン・エラーが発生する

IBM ThinkPad上のOC4JにOracle RTDをデプロイすると、IBM ThinkPad側の問題が原因でブルー・スクリーン・エラーが発生する場合があります。

この問題を回避するには、ThinkVantage Rescue and Recoveryソフトウェアをバージョン3.xにアップグレードしてください。

2.3 モデルへの入力を開くとNULLポインタ例外が発生する

モデルに既存データがある際にモデルへの入力を変更または開いた場合(たとえば、セッション依存エンティティに属性を追加する場合)、learningDispatcherによってNULLポインタ例外がスローされ、新しい学習レコードはすべて処理されません。

開発フェーズにおいては、次のようにJConsoleを使用して全操作データを削除することにより、この問題を回避できます。

  1. OC4JまたはWebLogicを使用している場合は、JAVA_HOME\bin\jconsole.exeを実行しJConsoleを起動します。WebSphereを使用している場合は、JConsoleの構成時に作成したバッチ・スクリプトを実行します。JConsoleへのアクセス方法の詳細は、『Oracle Real-Time Decisionsインストレーションおよび管理ガイド』を参照してください。

  2. Remote」タブをクリックします。インストール時に作成した適切なポート番号(通常は12345)と管理者資格証明を入力し、「Connect」をクリックします。

  3. MBean」タブをクリックしてから、「OracleRTD」→「InlineServiceManager」→「Inline_Service_Name」→「Deployment_State」→「Loadable」MBeanに移動します。

  4. Operations」タブをクリックしてから、deleteAllOperationalData()操作を使用して、このインライン・サービスの操作データをすべて(スタディも含めて)削除します。

Oracle RTDの本番デプロイでこの問題が発生する場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

3 構成に関する問題

この章では、Oracle RTDの構成に関するリリース・ノートについて説明します。この章の内容は次のとおりです。

3.1 WebSphereにデプロイされたOracle RTDでは、Oracle BI Enterprise Edition 10.1.3.2およびOracle Siebel Analytics Serverがエンタープライズ・データソースとしてサポートされない

Oracle RTDがWebSphereにデプロイされている場合は、Oracle BI Enterprise Edition(Oracle BI EE)およびOracle Siebel Analytics ServerがOracle RTDのデータソースとしてサポートされません。

3.2 デフォルトのデシジョン・サービスはローカル・ホストからのみリクエストを受け入れる

以前のリリースでは、Oracle RTDのデシジョン・サービスへのリクエストは保護されませんでした。Oracle RTDリリース2.2では、セキュリティ強化の目的で、デシジョン・サービスはデフォルトで、デシジョン・サービスをホストするコンピュータからのみリクエストを受け入れます。

Real-Time Decision Serverが別のホストにインストールされている本番環境では、管理者は信頼できるホストのリストを設定し、デシジョン・サービスにこのリストからリクエストを受け入れさせることができます。


注意:

リモートのDecision Centerへのアクセス(ブラウザからのアクセス)は、この機能に影響されません。

デシジョン・サービスのリクエスト用の、信頼できるホストのリストを指定する手順は次のとおりです。

  1. OC4JまたはWebLogicを使用している場合は、JAVA_HOME/bin/jconsole.exeを実行しJConsoleを起動します。WebSphereを使用している場合は、JConsoleの構成時に作成したバッチ・スクリプトを実行します。JConsoleへのアクセス方法の詳細は、『Oracle Real-Time Decisionsインストレーションおよび管理ガイド』を参照してください。

  2. Remote」タブをクリックします。インストール時に作成した適切なポート番号(通常は12345)と管理者資格証明を入力し、「Connect」をクリックします。

  3. MBean」タブをクリックし、「OracleRTD」→「SDClusterPropertyManager」→「Cluster」MBeanに進み、RestrictDSClients属性をtrueに設定します。この属性によって、デシジョン・サービスがローカル・ホストまたはTrustedDSClients属性に明示的に指定された一連のホストからのみリクエストを受け入れるようになります。

  4. OracleRTD」→「SDClusterPropertyManager」→「Cluster」MBeanで、TrustedDSClients属性を更新し、デシジョン・サービスがリクエストを受け入れるホストのIPアドレスのリストをセミコロン区切りで指定します。必ずIPアドレスを指定し、ホスト名を指定しないでください。

  5. Oracle RTDを再起動します。

3.3 複数のReal-Time Decision Server間の通信はデフォルトで制限される

以前のリリースでは、複数のReal-Time Decision Server間の内部通信は保護されませんでした。Oracle RTDリリース2.2では、セキュリティ強化の目的で、複数のReal-Time Decision Serverはデフォルトで相互に通信できません。

複数のReal-Time Decision Serverがインストールされている本番環境では、管理者は信頼できるクラスタ・ホストのリストを設定し、Real-Time Decision Serverが相互に通信するようにできます。

Real-Time Decision Server間の内部通信用に、信頼できるクラスタ・ホストのリストを指定する手順は次のとおりです。

  1. OC4JまたはWebLogicを使用している場合は、JAVA_HOME/bin/jconsole.exeを実行しJConsoleを起動します。WebSphereを使用している場合は、JConsoleの構成時に作成したバッチ・スクリプトを実行します。JConsoleへのアクセス方法の詳細は、『Oracle Real-Time Decisionsインストレーションおよび管理ガイド』を参照してください。

  2. Remote」タブをクリックします。インストール時に作成した適切なポート番号(通常は12345)と管理者資格証明を入力し、「Connect」をクリックします。

  3. MBean」タブをクリックし、「OracleRTD」→「SDClusterPropertyManager」→「Cluster」MBeanに進み、RestrictClusterMembers属性をtrueに設定します。この属性によって、Real-Time Decision ServerがTrustedClusterMembers属性にリストされたホストとのみ通信できるようになります。

  4. OracleRTD」→「SDClusterPropertyManager」→「Cluster」MBeanで、SDGroupName属性を空白でない値に設定します。

  5. OracleRTD」→「SDClusterPropertyManager」→「Cluster」MBeanで、TrustedClusterMembers属性を更新し、Real-Time Decision ServerがインストールされているホストのIPアドレスのリストをセミコロン区切りで指定します。必ずIPアドレスを指定し、ホスト名を指定しないでください。

  6. Oracle RTDを再起動します。

4 管理に関する問題

この章では、Oracle RTDの管理に関するリリース・ノートについて説明します。この章の内容は次のとおりです。

4.1 新しいデプロイ状態をJConsoleで作成できない

JConsoleを使用して、新しいデプロイ状態の作成や既存のデプロイ状態の変更はできません。使用可能なデプロイ状態は、デフォルトのDevelopment、QAおよびProductionの3種類のみです。

この問題に対処方法はありません。

4.2 Oracle RTDがOC4Jにデプロイされているときにログに記録されるJGroupsエラー

Oracle RTDがOC4Jにデプロイされているとき、Oracle RTDの停止時にOracle RTDのログにJGroups例外が記録されます。このエラーは無害で無視できます。

4.3 データベース・サーバーの再起動時にOC4Jの再起動が必要

Oracle RTDがスタンドアロンのOC4J上で動作しているときに、Oracle RTD Databaseがなんらかの原因で停止した場合は、OC4Jを再起動する必要があります。

この問題は、データベース再起動後における失効データベース接続のリフレッシュが、スタンドアロンのOC4Jではサポートされていないために発生します。

4.4 WebSphere上のJConsoleでは、インライン・サービスのデプロイ後にInlineServiceManager MBeanがリフレッシュされない

Oracle RTDがWebSphereにデプロイされている場合、インライン・サービスがReal-Time Decision Serverにデプロイされた後に、JConsole管理ツールでは自動的にInlineServiceManager MBeanをリフレッシュしません。この問題によりJConsoleのInlineServiceManager MBeanでは、デプロイされているインライン・サービスのリストが最新でない場合があります。

この問題をJConsoleにおいて回避するには、「OracleRTD」→「InlineServiceManager」MBeanにアクセスする前に、「OracleRTD」→「SDManagement」→「InlineServiceManager」MBeanをクリックします。「OracleRTD」→「SDManagement」→「InlineServiceManager」MBeanをクリックすると、デプロイされているインライン・サービスのリストがリフレッシュされます。

5 統合に関する問題

この章では、Oracle RTDの統合に関するリリース・ノートについて説明します。この章の内容は次のとおりです。

5.1 クライアント・サイドのタイムアウトを有効化するプロパティがsdclient.propertiesファイルにデフォルトで含まれない

Oracle RTDとの統合にJavaスマート・クライアントが使用されているときは、クライアント・サイドのタイムアウトを有効化するプロパティがデフォルトでsdclient.propertiesファイルに表示されません。

クライアント・サイドのタイムアウトをJavaスマート・クライアントに対して有効化するには、次の手順を実行します。

  1. RTD_HOME\client\Client Examples\Java Client Example\lib\sdclient.propertiesファイルを開き編集します。

  2. 次の行を追加します。

    clientTimeoutsEnabled=true
    
  3. ファイルを保存し閉じます。

5.2 クライアント・サイドのタイムアウトをJavaスマート・クライアントに対して有効化するとNullPointerExceptionが発生する

クライアント・サイドのタイムアウトがJavaスマート・クライアントに対して有効化されている場合に、デフォルトの提供機能をテストすると、NullPointerExceptionがスローされます。また、サーバーが到達不能になります。

この問題を回避するには、次の手順を実行します。

  1. RTD_HOME\client\Client Examples\Java Client Example\src\com\sigmadynamics\client\example\Example.javaファイルを開き編集します。

  2. ファイルの末尾で、checkIfConnectionLost()メソッドのif文の先頭に次のコードを追加します。

    e.getCause() == null ||
    

    次に例を示します。

      public static void checkIfConnectionLost( SDClientException e, String integrationPointName, String message )throws SDClientException{
        if (e.getCause() == null || e.getCause() instanceof ConnectException || e.getCause().getCause() instanceof ConnectException)
            System.out.println("Unable to contact server for '" + integrationPointName + "'. " + message);
        else
          throw e;
      }
    
  3. ファイルを保存し閉じます。

  4. Javaスマート・クライアントのデフォルトの提供機能を再びテストします。

6 Oracle RTD Decision Studioに関する問題

この章では、Oracle RTD Decision Studioに関するリリース・ノートについて説明します。この章の内容は次のとおりです。

6.1 インライン・サービスをDecision StudioからデプロイするとNULLポインタ例外がWebLogicのログに記録される

Oracle RTDがWebLogic上で動作しているときに、インライン・サービスをDecision Studioからデプロイすると、NULLポインタ例外がWebLogicのログに記録されます。このエラーは無害で無視できます。

7 Load Generatorに関する問題

この章では、Oracle RTDのLoad Generatorに関するリリース・ノートについて説明します。この章の内容は次のとおりです。

7.1 Load Generatorのクライアント・サイドのエラーがclient.logではなくserver.logに記録される

デフォルトでは、Load Generatorにおいてクライアント・サイドのエラーがserver.logファイルに記録されます。これらのエラーは本来、client.logファイルに記録されるエラーです。

この問題を回避するには、Load Generatorが実行しているコンピュータで、SDLoggingFileNameclient.logに設定するように、RTD_HOME\etc\sdconfig-machine.xmlファイルを更新します。次に設定例を示します。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<properties:SDConfigType xmlns:properties="http://www.sigmadynamics.com/
schema/properties">
  <properties:category name="Logging">
    <schema:property internalName="SDLoggingFileName"
default="RTD_HOME/log/client.log" visibility="false" modifiable="true"
type="String" clusterWide="false" />
  /properties:category>
</properties:SDConfigType>

RTD_HOMEは、実際のOracle RTDのインストール・パスに置き換えてください。


注意:

RTD_HOMEは、Oracle RTDのインストール・ディレクトリを表します。アプリケーション・サーバーのインストール・ファイルがあるRTD_RUNTIME_HOMEディレクトリではありません。適切なディレクトリにある適切なファイルを確実に更新するには、次の手順を実行します。
  1. RTD_HOME\scripts\loadgen.cmdファイルを探します。

  2. loadgen.cmdがあるディレクトリから、..\etc\sdconfig-machine.xmlに移動します。

  3. 前述の更新指示に従って、ファイルを更新します。


7.2 Load Generatorの「Help Search」ボタンが機能しない

Oracle RTDリリース2.2では、Load Generatorの「Help Search」ボタンが機能しません。この問題に対処方法はありません。

7.3 Load Generatorの「Help Home」ボタンが機能しない

Oracle RTDリリース2.2では、Load Generatorの「Help Home」ボタンが機能しません。この問題に対処方法はありません。

8 グローバリゼーションに関する問題

この章では、Oracle RTDのグローバリゼーションに関するリリース・ノートについて説明します。この章の内容は次のとおりです。

8.1 Oracle RTDのユーザー・インタフェースは英語でのみ使用可能

Oracle RTDはローカライズされた製品ですが、現時点では、ユーザー・インタフェースは英語でのみ使用できます。また、Decision Centerのレポートには、ロケール固有のデータに関して既知の問題(日付、時間および通貨の書式が正しく表示されないなど)があります。これらの問題は、今後のリリースで対処される予定です。

9 ドキュメントの記載内容の誤り

この章では、Oracle RTDのドキュメントにおける記載内容の誤りについて説明します。この章の内容は次のとおりです。

9.1 JConsoleにSSLを設定する方法が記載されていない

『Oracle Real-Time Decisionsインストレーションおよび管理ガイド』には、JMX MBeanアクセスをセキュアな方式で設定する方法が記載されていません。JConsoleにSSLを設定する方法の詳細は、ご使用のJ2EEコンテナのドキュメントを参照してください。

9.2 Oracle Application Server上のOracle RTDにSSLのみの構成を設定するときの追加手順

SSLを設定するときは、セキュリティ強化の目的で、すべてのクライアント接続がSSLポート経由でルーティングされるよう標準のHTTPポートを無効化する必要があります。

Oracle RTDがOracle Application Serverにデプロイされている場合、SSLのみの構成を設定するときに、次の追加手順の実行が必要な場合があります。

  1. 次のkeytoolコマンドを実行し、Oracle RTD証明書をOracle Application Serverのcacertsにインポートします。

    keytool -import -file RTD_HOME/etc/ssl/sdserver.cer -keystore cacerts
    

    デフォルトでは、keytoolORACLE_AS_HOME/jdk/bin/keytool.exeにあります。

  2. パスワードの入力を要求されたときは、アプリケーション・サーバーのcacertsファイル用のkeystoreパスワードを入力します。

    cacertsのデフォルトの場所は、ORACLE_AS_HOME/jdk/jre/lib/security/cacertsです。

この手順は、テスト環境の場合に役立ちます。本番システムの場合は、Oracle RTD付属のテスト証明書ではなく、専用の証明書を使用する必要があります。

9.3 更新版startJConsole.batサンプルが利用可能

『Oracle Real-Time Decisionsインストレーションおよび管理ガイド』の第4.7.2項「JConsoleのバッチ・ファイルの設定」に記載されている情報では、WEBSPHERE_HOMEパスに空白を含めることはできないとされています。

WEBSPHERE_HOMEパスに空白が含まれる場合に適切にスクリプトが実行されるようにするには、次のように更新された行のあるstartJConsole.batファイルを作成します。

set WAS_HOME=WEBSPHERE_HOME\AppServer
set USER_HOME=WEBSPHERE_HOME\AppServer\profiles\profile_name
set WAS_HOST=localhost
set WAS_BOOTSTRAP_PORT=jmx_remote_port

"%WAS_HOME%\java\bin\jconsole" -J-Djava.class.path="%WAS_
HOME%\runtimes\com.ibm.ws.admin.client_6.1.0.jar;%WAS_
HOME%\java\lib\tools.jar" -J-Dcom.ibm.CORBA.ConfigURL="file:%USER_
HOME%\properties\sas.client.props" -J-Dcom.ibm.SSL.ConfigURL="file:%USER_
HOME%\properties\ssl.client.props" service:jmx:iiop://%WAS_HOST%:%WAS_
BOOTSTRAP_PORT%/jndi/JMXConnector

jmx_remote_portには、JConsoleのポート番号を入力します。WebSphereでは、JMXリモート・ポートは常に、WebSphereのブートストラップ・ポートと一致しています。WEBSPHERE_HOMEは、実際のWebSphereのインストール・パスに置き換え、profile_nameは、実際のWebSphereプロファイルの名前に置き換えてください。次に例を示します。

set WAS_HOME=C:\Program Files\IBM\WebSphere\AppServer
set USER_HOME=C:\Program Files\IBM\WebSphere\AppServer\profiles\AppSrv01
set WAS_HOST=localhost
set WAS_BOOTSTRAP_PORT=12345

"%WAS_HOME%\java\bin\jconsole" -J-Djava.class.path="%WAS_
HOME%\runtimes\com.ibm.ws.admin.client_6.1.0.jar;%WAS_
HOME%\java\lib\tools.jar" -J-Dcom.ibm.CORBA.ConfigURL="file:%USER_
HOME%\properties\sas.client.props" -J-Dcom.ibm.SSL.ConfigURL="file:%USER_
HOME%\properties\ssl.client.props" service:jmx:iiop://%WAS_HOST%:%WAS_
BOOTSTRAP_PORT%/jndi/JMXConnector

ヒント:

ファイルの最後のJConsoleコマンド("%WAS_HOME%\java\bin\jconsole...")で、すべてが1行に記述されていることを必ず確認してください。

9.4 OC4J上のOracle RTD用にJVMメモリーを増やす方法

Oracle RTDがOC4Jにデプロイされている場合にJVMメモリーを増やす方法が『Oracle Real-Time Decisionsインストレーションおよび管理ガイド』に記載されていますが、正しくありません。正しい手順は次のとおりです。

Oracle RTDがWindows上で実行している場合にJVMメモリーを増やすには、次の行をoc4j.cmdファイルに追加します。

set JVMARGS=%JVMARGS% -Xms512M -Xmx1024M

Oracle RTDがUNIX上で実行している場合にJVMメモリーを増やすには、次の行をoc4jファイルに追加します。

JVMARGS=$JVMARGS -Xms512M -Xmx1024M

9.5 OC4J上のrtd-web-site.xmlでprotocol属性を設定する方法

『Oracle Real-Time Decisionsインストレーションおよび管理ガイド』には、Oracle RTDをOC4J上で実行しているときのrtd-web-site.xmlの設定方法が記載されています。ただし、ここにはprotocol属性の設定方法に関する記述がありません。protocol属性をajp13に設定する際に、そのOC4Jインスタンスの別のWebサイトでもajp13プロトコルが使用されている場合、問題が発生することがあります。

この問題を回避するには、次のように、rtd-web-site.xmlprotocol属性をhttpに設定します。

<?xml version="1.0"?>
<web-site xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
xsi:noNamespaceSchemaLocation="http://xmlns.oracle.com/oracleas/schema/
web-site-10_0.xsd" port="8080" protocol="http" display-name="Oracle RTD Web Site" schema-major-version="10" schema-minor-version="0" >
<default-web-app application="default" name="defaultWebApp" root="/j2ee" />
<access-log path="../log/rtd-web-access.log" split="day" />
</web-site>

9.6 OC4J上でその他のJDBCデータソースを追加する方法

『Oracle Real-Time Decisionsインストレーションおよび管理ガイド』の第7.1.3項の手順2には、orion-web.xmlファイルを編集してOC4J上でその他のJDBCデータソースを追加する方法が記載されていますが、正しくありません。

間違った手順では、次のファイルを編集するように指示されていますが、

./rtis/WEB-INF/orion-web.xml
./soap/WEB-INF/orion-web.xml

実際には、次のファイルを編集する必要があります。

./rtis/orion-web.xml
./soap/orion-web.xml

10 ドキュメントのアクセシビリティについて

オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/を参照してください。

ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて

スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります。しかしJAWSは括弧だけの行を読まない場合があります。

外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて

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アメリカ国内では、Oracleサポート・サービスへ24時間年中無休でテキスト電話(TTY)アクセスが提供されています。TTYサポートについては、(800)446-2398にお電話ください。


Oracle Real-Time Decisionsリリース・ノート, リリース2.2

部品番号: E05258-02

原本名: Oracle Real-Time Decisions Release Notes, Version 2.2

原本部品番号: E10049-03

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