この章では、リリース9.0.4.2のIBM RACF Standardコネクタ用のソフトウェアとドキュメントに関する更新の概要を示します。
関連項目: リリース9.0.4で新たに更新された内容の詳細は、リリース9.0.4のこのドキュメントを参照してください。 |
この章で説明する更新内容は、次のカテゴリに分類されます。
この項では、コネクタのソフトウェアに対する更新について説明します。
コネクタのドキュメントに対する主な変更が含まれます。この変更はソフトウェアの更新には関係ないものです。
次の項では、コネクタのリリース9.0.4から現在のリリースへの更新について説明します。
リリース9.0.4.1でのソフトウェアの更新は次のとおりです。
「ターゲット・システムの構成」で、手順が改訂されました。
「コネクタのXMLファイルのインポート」で、IsDebug
パラメータがITリソース・パラメータのリストから削除されました。
「プロビジョニングの構成」で、アダプタの名前が変更されました。
IsDebug
属性が、次の項で説明されているスケジュール済タスクから削除されました。
「GetDataユーザー・リコンシリエーションのスケジュール済タスク」で、isTrusted
属性がスケジュール済タスク属性のリストに追加されました。
リリース9.0.4.2でのソフトウェアの更新は次のとおりです。
Oracle Identity Managerリリース9.1.0以上では、管理およびユーザー・コンソールでコネクタ・インストーラ機能を使用できます。この機能により、コネクタのインストール手順が自動化されます。
詳細は、「Oracle Identity Managerリリース9.1.0以上へのコネクタのインストール」を参照してください。
アラビア語が、サポートされている言語のリストに追加されました。
詳細は、コネクタ・ガイドの「多言語サポート」を参照してください。
リリース9.0.4.2で解決された問題は次のとおりです。
Oracle Bug# | 問題 | 解決内容 |
---|---|---|
6610577 | グループ詳細が、グループ参照同期の際にリコンサイルされませんでした。 | この問題は解決されました。LookupType 属性が、参照フィールドのリコンシリエーションに対するスケジュール済タスクに追加されています。詳細は、「参照フィールド・リコンシリエーションのスケジュール済タスク」を参照してください。 |
6724858 | プロビジョニング操作中、プロセス・フォームのDepartment フィールドに特殊文字および空白が入力されませんでした。 |
この問題は解決されました。プロビジョニング操作の際、Department フィールドに特殊文字および空白を入力できます。 |
6614438 | Create Userプロビジョニング操作の際、RXPRNTDT スクリプトが複数回実行されました。 |
この問題は解決されました。Create Userプロビジョニング操作の際、RXPRNTDT スクリプトが実行されるのは1回のみです。 |
6766603 | ターゲット・リソースのリコンシリエーションの構成で、RACFNonTrusted.xml ファイルが正常にインポートされませんでした。 |
この問題は解決されました。RACFNonTrusted.xml ファイルが正常にインポートされます。 |
「SSLの構成」の手順が改訂されました。