4 コネクタの機能のテスト

テスト・ユーティリティを使用すると、コネクタを直接に使用して、ターゲット・システムとの接続およびターゲット・システムでの基本操作の実行に関する問題の原因を特定できます。

テスト・ユーティリティを使用するには、次のようにします。

1. インストール・メディアのtest/configディレクトリ内のファイルを、OIM_HOME\xellerate\XLIntegrations\Windows2000\configディレクトリにコピーします。

   インストール・メディアのtest/scriptsディレクトリ内のファイルを、OIM_HOME\xellerate\XLIntegrations\Windows2000\scriptsディレクトリにコピーします。

2. 次のファイルを開きます。

   OIM_HOME\xellerate\Windows2000\config\config.properties
   

3. このファイルの属性に値を指定します。これらの属性については次の表で説明します。

   属性	説明	サンプル値
   Action	テスト・ユーティリティで実行するプロビジョニング・アクションを指定	CREATE_DIRECTORY CREATE_SHARE DELETE_SHARE
   Admin_ID	Microsoft Windows 2000または2003サーバー管理者のユーザーIDを指定	dmsadmin
   Domain_Name	Microsoft Windows 2000または2003サーバーのドメイン名を指定	sagemdms
   Computer_Name	Microsoft Windows 2000または2003サーバーのIPアドレスまたはコンピュータ名を指定	172.21.106.90
   Share_Path	共有パスを指定 注意: パス・セパレータには\ではなく、\\を使用する必要があります。	c:\\temp
   Share_Name	共有の名前を指定	testshare

   
   

4. 次のコマンドを使用して、テスト・ユーティリティ・ファイルを実行します。

   OIM_HOME\xellerate\XLIntegrations\Windows2000\scripts\runWindowsTest.bat
   

5. スクリプトがエラーなしで実行されたら、ターゲット・システムで必要なプロビジョニング・アクションが実行されたことを確認します。