Oracle Identity Manager Oracle E-Business User Management Connectorガイド リリース9.0.4 E05505-02 |
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コネクタをデプロイした後、テストを行いコネクタが正常に機能することを確認する必要があります。この章では、コネクタのテストに関連する次のトピックについて説明します。
テスト・ユーティリティを使用すると、ターゲット・システムへの接続およびターゲット・システムでの基本操作の実行に関する問題の原因を特定できます。
テスト・ユーティリティを使用するには、次のようにします。
次のファイルを開きます。
OIM_HOME/xellerate/XLIntegrations/OracleEBiz/config/config.properties
このファイルの属性に値を指定します。これらの属性については次の表で説明します。
属性 | 説明 | サンプル値 |
---|---|---|
Action | テスト・ユーティリティで実行するプロビジョニング・アクションを指定 | 必要なアクションは次のいずれかです。
CONNECT CREATE UPDATEUSER UPDATEUSER_LIFESPAN UPDATEPASSWORD DISABLEUSER ENABLEUSER ADD_RESPONSIBILITY REMOVE_RESPONSIBILITY |
serverName | Oracle E-Business User ManagementサーバーのIPアドレスまたはコンピュータ名を指定 | 172.21.136.200 |
serverPort | Oracle E-Business User Managementサーバーがリスニングするポート | 1521 |
admin | Oracle E-Business User Managementサーバー管理者のユーザーID | apps |
userName | ユーザーのログインID | ORATEST |
description | ユーザーの説明 | ORATEST |
lifeSpanType | ユーザーの存続期間タイプ | LifeSpan Days、LifeSpan Accesses、None |
lifeSpanValue | ユーザーの存続期間値 | この値はlifeSpanType 属性に割り当てられた値により異なります。 |
password | ユーザーのパスワード | password |
emailAddress | ユーザーの電子メール・アドレス | test@example.com |
startDate | ユーザーの雇用開始日 | 2006-11-11 |
endDate | ユーザーの雇用終了日 | 2007-4-12 |
employeeId | ユーザーの従業員ID | 1452 |
resetPswdOnFirstLogon | ユーザーのパスワードを初回ログイン時にリセットする必要があるかどうかを指定 | Yes、No |
respName | 職責名 | @Engineering |
respStartDate | 職責の開始日 | 2006-11-11 |
respEndDate | 職責の終了日 | 2006-11-12 |
attrName | 更新する属性 | Email、Employee Id、End Date、Life Span Type、Life Span、Password、Start Date |
attrValue | 更新する属性値 |
関連項目: これらの属性の詳細は、config.properties ファイルを参照してください。 |
テスト・ユーティリティ・ファイルを実行します。
Microsoft Windowsの場合は、次のファイルを実行します。
OIM_HOME\xellerate\XLIntegrations\OracleEBiz\scripts\OracleEBiz.bat
UNIXの場合は、次のファイルを実行します。
OIM_HOME\xellerate\XLIntegrations\OracleEBiz\scripts\OracleEBiz.sh
スクリプトがエラーなしで実行されたら、ターゲット・システムで必要なプロビジョニング・アクションが実行されたことを確認します。
次の表に、コネクタに関して発生する一般的なエラーの一部を示します。
問題の詳細 | 解決方法 |
---|---|
Oracle Identity ManagerでOracle E-Business User Managementサーバーとの接続を確立できない。 |
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Oracle Identity Manager管理およびユーザー・コンソールに「操作に失敗しました」というメッセージが表示される。 |
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Oracle Identity Managerがターゲット・システムとデータを交換しようとすると、次のエラー・メッセージのいずれかがスローされる。
table or view does not exist insufficient privileges |
コネクタ操作のためのシステム・アカウントに必要な権限がないため、このエラー・メッセージがスローされます。このアカウントの作成および必要な権限への割当ての詳細は、「ターゲット・システムの構成」を参照してください。 |