Oracle Identity Manager Oracle E-Business User Management Connectorガイド リリース9.0.4 E05505-02 |
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この章では、リリース9.0.4.3のOracle E-Business User Managementコネクタ用のソフトウェアとドキュメントに関する更新の概要を示します。
関連項目: 旧リリースで新たに更新された内容の詳細は、旧リリースのこのドキュメントを参照してください。 |
この章で説明する更新内容は、次のカテゴリに分類されます。
この項では、コネクタのソフトウェアに対する更新について説明します。
この項では、このマニュアルに加えられた主な変更内容について説明します。この変更はソフトウェアの更新には関係ないものです。
次の項では、コネクタのリリース9.0.4から現在のリリースへの更新について説明します。
リリース9.0.4.1_6728653でのソフトウェアの更新は次のとおりです。
コネクタ操作でapps
ターゲット・システム・アカウントを使用するかわりに、コネクタ・インストール・パッケージで提供されるスクリプトを使用してアカウントを作成し、必要な権限をアカウントに割り当てられます。
詳細は、「ターゲット・システムの構成」を参照してください。
リリース9.0.4.1_6728653で解決された問題は次のとおりです。
Oracle Bug# | 問題 | 解決内容 |
---|---|---|
6006892および6656960 | 完全な権限を持つAPPSユーザーをコネクタ操作で使用する必要がありました。 | 必要な権限を持つコネクタ操作のためのシステム・アカウントを作成できます。コネクタ・インストール・パッケージで、このターゲット・システム・アカウントを作成するスクリプトが提供されます。詳細は、「ターゲット・システムの構成」を参照してください。 |
6597512 | ターゲット・システムのリリース11.5.10とOracle Database 10gを使用していた場合、Update Userプロビジョニング操作で、次の例外がスローされました。
|
この問題は解決されています。サポートされているターゲット・システムとデータベースのリリースのどのような組合せでも使用することができます。 |
6436324 | コネクタが、Change User Nameプロビジョニング操作をサポートしていませんでした。 | この問題は解決されています。コネクタは、Change User Nameプロビジョニング操作をサポートしています。 |
6686927 | コネクタ・オブジェクトの名前が不適切でした。 | この問題は解決されています。必要に応じて、コネクタ・オブジェクトの名前が変更されています。 |
6666957 | Enable Userプロビジョニング操作を実行すると、ターゲット・システムのユーザー・アカウントのユーザーの開始日が現在の日付に設定され、終了日がNULLに設定されます。Disable Userプロビジョニング操作を実行すると、ターゲット・システムのユーザー・アカウントのユーザーの開始日は同じで、終了日が現在の日付に設定されます。これは期待される動作です。
ただし、Oracle Identity Managerの開始日および終了日の値がターゲット・システムの変更を反映しません。 |
この問題は解決されています。Enable UserまたはDsiable Userプロビジョニング操作で、Oracle Identity Managerの開始日および終了日の値がターゲット・システムの変更を反映します。 |
6337981 | ターゲット・システムのパスワードの期限切れフィールドが、Oracle Identity Managerの「存続期間タイプ」フィールドにマッピングされます。Create Userプロビジョニング操作で、「存続期間タイプ」フィールドがNone に設定されます。
Update Userプロビジョニング操作で、「アクセス」オプションに設定されたパスワードの期限切れフィールドの値が自動的に |
この問題は解決されています。「存続期間タイプ」フィールドがNone に設定される場合、パスワードの期限切れフィールドもNone に設定されます。 |
リリース9.0.4.2でのソフトウェアの更新は次のとおりです。
Oracle Identity Manager9.1.0以上では、Oracle Identity Manager管理およびユーザー・コンソールでコネクタ・インストーラ機能を使用できます。この機能を使用すると、コネクタのインストール手順を自動化できます。
詳細は、「Oracle Identity Managerリリース9.1.0以上へのコネクタのインストール」を参照してください。
次の言語が、サポートされている言語のリストに追加されました。
アラビア語
日本語
詳細は、「多言語サポート」を参照してください。
リリース9.0.4.2で解決された問題は次のとおりです。
Oracle Bug# | 問題 | 解決内容 |
---|---|---|
7271848 | プロビジョニング操作の際にユーザー・パスワードを変更すると、ターゲット・システムのパスワード・フィールドは更新されますが、ターゲット・システムのpassword_dateフィールドがシステムの日付に設定されませんでした。 | この問題は解決されています。プロビジョニング操作の際にユーザー・パスワードを変更すると、password_dateフィールドがターゲット・システムの日付に設定されます。 |
リリース9.0.4.3で解決された問題は次のとおりです。
Oracle Bug# | 問題 | 解決内容 |
---|---|---|
7175655 | プロビジョニング操作で、他のプロセス・フォーム・フィールドを更新した場合、パスワード・フィールドが自動的に更新されました。 | この問題は解決されています。他のプロセス・フォーム・フィールドを更新しても、パスワード・フィールドは自動的に更新されません。 |
このリリースのガイドでは、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。
「プロビジョニング時に使用されるターゲット・システムのストアド・プロシージャ」が追加されています。
「既知の問題」には、次の内容が追加されました。
このリリースのコネクタでは、プロビジョニング用のカスタム子表属性の追加がサポートされていません。