ヘッダーをスキップ
Oracle Identity Manager UNIX SSH Connectorガイド
リリース9.0.4
E05517-04
  目次
目次
索引
索引

戻る
戻る
 
次へ
次へ
 

4 テストおよびトラブルシューティング

テスト・ユーティリティを使用すると、ターゲット・システムへの接続およびターゲット・システムでの基本操作の実行に関する問題の原因を特定できます。

テスト・ユーティリティを使用する前に、インストール・メディアのtestディレクトリのファイルをOIM_HOME/xellerate/XLIntegrations/SSHディレクトリにコピーする必要があります。

config.propertiesファイルで必要な値を設定します。このファイルはOIM_HOME/xellerate/XLIntegrations/SSH/config/config.propertiesディレクトリにあります。

次の表の情報を使用して、config.propertiesファイルのデフォルト属性を変更します。

属性 説明 デフォルト/サンプル値
hostname ユーザー・プロビジョニングが実行されるターゲット・サーバーのIPアドレス 10.1.1.114
shellPrompt ターゲット・サーバーのデフォルトのシェル・プロンプト:

Solaris、LinuxおよびHP-UXの場合は#

AIXの場合は$

#
port SSHサーバーがリスニングするポート 22
osType UNIXサーバーのオペレーティング・システムの種類

使用可能な値はSOLARISLINUXHP-UXおよびAIX

SOLARIS
adminpassword 管理ユーザーのパスワード password1
admin SSHサーバーに対するUNIXサーバーの管理者資格証明 root
action テストする処理

値は次のいずれかです。

  • CONNECT

  • CREATE

  • CHANGEPASSWORD

  • MODIFY

  • DELETE

  • DISABLE

  • ENABLE

  • ENABLETRUSTED(HP-UXの信頼できるモードのみ)

CREATE
userName ユーザー属性 jdoe
privateKey 公開鍵認証用の鍵 値は空にすることも、秘密鍵ファイルの名前とパスにすることも可能です。
sudoFlag Sudo Adminモードのフラグ SUDO Adminモードの場合、値はYESです。SUDO Adminモードを使用しない場合には、NOにする必要があります。
Max Retries 接続が失敗した場合にUNIX SSHコネクタがターゲット・サーバーへの接続を再試行する回数。 2
Delay 接続が失敗した場合に、コネクタがターゲット・システムへの接続を再試行するまでの遅延時間(ミリ秒)。 2000
Timeout ターゲット・サーバーへの接続のタイムアウト値(ミリ秒)。 10000
passwdMirrorFilePath このパラメータは、リコンシリエーションのpasswdミラー・ファイルのパスの指定に使用されます。 /etc/passwd1
shadowMirrorFilePath このパラメータは、リコンシリエーションのshadowミラー・ファイルのパスの指定に使用されます。 /etc/shadow1
targetDateFormat このパラメータは、ターゲットUNIXコンピュータの日付書式の指定に使用されます。 MMddhhmmyy

config.propertiesファイルに値を指定したら、次のスクリプトを実行します。

UNIXの場合:

OIM_HOME/xellerate/XLIntegrations/SSH/scripts/SSH.sh

Microsoft Windowsの場合:

OIM_HOME\xellerate\XLIntegrations\SSH\scripts\SSH.bat