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Oracle Identity Manager UNIX Telnet Connectorガイド
リリース9.0.4
E05518-04
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Oracle Identity Manager UNIX Telnet Connectorの更新情報

この章では、リリース9.0.4.6のUNIX Telnetコネクタのソフトウェアおよびドキュメントに関する更新の概要を示します。


関連項目:

以前のリリースで新たに更新された内容の詳細は、そのリリースのこのドキュメントを参照してください。

この章で説明する更新内容は、次のカテゴリに分類されます。

ソフトウェアの更新

次の各項では、コネクタのリリース9.0.4から現在のリリースまでに行われたソフトウェアの更新について説明します。

リリース9.0.4.2でのソフトウェアの更新

リリース9.0.4.2でのソフトウェアの更新は次のとおりです。

テスト・ユーティリティの変更

「テストおよびトラブルシューティング」の章で、テスト・ユーティリティ属性のリストに次の属性が追加されました。

action属性では、追加のパラメータがサポートされるようになりました。値は次のいずれかです。

HP-UXの信頼できるサーバーでのEnable User機能のサポート

これに対応して、次の各項の内容が変更されています。

その他の変更

このリリースでのソフトウェアに関するその他の変更は次のとおりです。

解決された問題

コネクタのリリース9.0.4.1からこのリリースまでに解決された問題を次の表に示します。

Oracle Bug# 問題 解決内容
6375896 SUDO管理ユーザーを使用してLinuxからユーザーをリコンサイルすると、ターゲット・リソースのリコンシリエーションによって例外がスローされます。 SUDOモードでのLinuxの使用に関するターゲット・リソースのリコンシリエーションの問題は解決されました。
6609731 Supported Character EncodingおよびTarget Locale ITリソース・パラメータは、コネクタによって使用されません。 Supported Character EncodingおよびTarget Locale ITリソース・パラメータは削除されました。
6642345 コレクタの接続再試行機能が正しく動作しません。 接続再試行機能に関する問題は解決されました。
6680047 接続を再試行すると、前のセッションはリリースされず、毎回新しいセッションが確立されます。 セッション・リークに関する接続の問題は解決されました。
6728741 ユーザー名の値が8文字を超えており、「ホーム・ディレクトリの作成」チェック・ボックスが選択されている場合に、コネクタから不正なレスポンスを受信します。 コネクタから受信されるレスポンスは修正されました。
6742869 GECOSフィールドの値にスペースが含まれている場合に、ユーザーをプロビジョニングできません。 GECOSフィールドでスペースを使用できるようになりました。
6766705および6801405 プロビジョニング・タスクが拒否されても、リソース・オブジェクトのステータスがProvisionedのままです。 プロビジョニング時のリソース・オブジェクトのステータスおよびレスポンスに関する問題は解決されました。
6786399 英語以外のロケールを実行するターゲット・システムからのレスポンスをコネクタが処理できません。 英語以外のロケールを実行するターゲット・システムからのレスポンスは、正しく処理されるようになりました。
6801537 リコンシリエーション時に、/etcディレクトリに一時ファイルが作成されます。 リコンシリエーション時の一時ファイルは、/tmpフォルダ内に作成されるようになりました。
6837471 ユーザー属性の値にスペースが含まれている場合に、ユーザーをプロビジョニングできません。 多くのユーザー属性で、スペースを使用できるようになりました。
5180204 AIXコンピュータでは、コネクタが大量のレコードをリコンサイルできません。 AIX上での大量のユーザーのリコンサイルに関する問題は、解決されました。
5502324 リコンシリエーション時に、日付書式解析エラーが発生します。 ユーザー・リコンシリエーション時に発生する日付書式解析エラーは、解決されました。
5503100 ユーザー名にマルチバイト・キャラクタが含まれていると、「ユーザーの作成」プロビジョニング操作時に不正なメッセージが表示されます。 ユーザー名にマルチバイト・キャラクタが含まれている場合に「ユーザーの作成」プロビジョニング操作時に表示されるメッセージは、変更されました。
5647992 Linux、SolarisおよびAIXのコンピュータ上では、「ホーム・ディレクトリ」属性を更新できません。 Linux、SolarisおよびAIXのターゲット上で、「ホーム・ディレクトリ」属性が正しく更新されるようになりました。
5180227 Login PromptおよびPassword Promptの2つの冗長パラメータがITリソースに含まれています。 Login PromptおよびPassword PromptのITリソース・パラメータは削除されました。
6604117 プロセス・フォームの「パスワード」フィールドおよび「パスワードの確認」フィールドが暗号化されていません。 「パスワード」フィールドおよび「パスワードの確認」フィールドが変更され、暗号化された値を受け入れるようになりました。
6310073 プロビジョニング時に、ターゲット・システムでのユーザー作成がいずれかの段階で失敗した場合は、リソースのステータスがProvisioningであるにもかかわらず、そのユーザーがターゲット・システムからクリーンアップされません。この状況が発生した場合、同じ名前の別のユーザーをプロビジョニングできません。 プロビジョニング時に、ターゲット上でユーザーが正しく作成されていない場合は、ターゲット・システムからユーザーが削除され、リソース・オブジェクトのステータスがProvisioningに設定されます。

リリース9.0.4.3でのソフトウェアの更新

リリース9.0.4.3での更新は次のとおりです。

リリース9.0.4.4でのソフトウェアの更新

リリース9.0.4.4でのソフトウェアの更新は次のとおりです。

コネクタ・インストーラの使用

Oracle Identity Managerリリース9.1.0以上では、管理およびユーザー・コンソールでコネクタ・インストーラ機能を使用できます。この機能を使用すると、コネクタのインストール手順を自動化できます。

詳細は、「Oracle Identity Managerリリース9.1.0以上へのコネクタのインストール」を参照してください。

リリース9.0.4.5でのソフトウェアの更新

リリース9.0.4.5でのソフトウェアの更新は次のとおりです。

ITリソースに関する変更

ITリソースのWhether SUDO Admin ModeパラメータがSudo Or RBACという名前に変更されました。

これらのパラメータの詳細は、「コネクタのデプロイ」の章を参照してください。

リリース9.0.4.5で解決された問題

リリース9.0.4.5で解決された問題を次の表に示します。

Oracle Bug# 問題 解決内容
5503263 管理およびユーザー・コンソールで、「ホーム・ディレクトリの作成」フィールドはチェック・ボックスです。このチェック・ボックスを選択した場合、プロビジョニング操作時に入力した内容が要約されるページに、数字1が表示されました。 このチェック・ボックスはラジオ・ボタンに変更されました。「ホーム・ディレクトリの作成」オプションを選択した場合、入力内容が要約されるページに「はい」という語が表示されます。このオプションを選択しない場合は、「いいえ」という語が表示されます。
7172629 Oracle Identity Managerとターゲット・システムの間の接続が失敗した場合、ITリソースのMax Retriesパラメータは使用されませんでした。 接続が失敗した場合、コネクタは最大で、Max Retriesパラメータで指定された回数、接続の再確立を試行します。
7210292 Telnetアカウントを失効させた場合、そのアカウントのホーム・ディレクトリは削除されませんでした。 Telnetアカウントを失効させた場合、そのアカウントのホーム・ディレクトリは削除されます。
7225692 スケジュール済タスクを停止するには、Design Consoleで「Stop Execution」オプションを使用します。以前のリリースでは、このオプションは機能しませんでした。 「Stop Execution」オプションを使用して、スケジュール済タスクを停止できるようになりました。

注意: バッチ・リコンシリエーションの実行を停止すると、現在のバッチの最後でリコンシリエーションが停止します。

7237286 Linuxターゲット・システムでTelnetアカウントをプロビジョニングできませんでした。 Linuxターゲット・システムでTelnetアカウントをプロビジョニングできるようになりました。

リリース9.0.4.6でのソフトウェアの更新

リリース9.0.4.6で解決された問題を次の表に示します。

Oracle Bug# 問題 解決内容
7503701 ターゲット・システムでは、システムにログインしているユーザーの削除が許可されません。これは期待される動作です。ただし、ターゲット・システムでユーザーの削除が許可されない場合でも、Oracle Identity Manager上でそのユーザー(リソース)は「無効」(失効)に変更されていました。 この問題は解決されました。ターゲット・システムでユーザーの削除が許可されない場合は、ユーザーの削除プロビジョニング操作の結果として適切なメッセージが表示されます。

この問題について説明していたアイテムが、「既知の問題」の章から削除されました。


ドキュメント固有の更新

次の各項では、コネクタのリリース9.0.4から現在のリリースまでに行われたドキュメント固有の更新について説明します。

リリース9.0.4.1から9.0.4.4までに行われたドキュメント固有の更新

リリース9.0.4.1から9.0.4.4までに、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。

リリース9.0.4.5でのドキュメント固有の更新

リリース9.0.4.5でのドキュメント固有の更新は次のとおりです。

リリース9.0.4.6でのドキュメント固有の更新

このガイドの数箇所で、ドキュメントのいくつかの問題を解決するための訂正が加えられています。