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Oracle Identity Manager Oracle E-Business Employee Reconciliation Connectorガイド
リリース9.1.0
B56037-01
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5 トラブルシューティング

表5-1に、コネクタの使用中に検出される可能性があるエラーと例外を示します。これらの問題の解決方法もこの表で説明します。

表5-1 コネクタ操作中に出現するエラーのトラブルシューティング

エラー 解決方法

ORA-00942: 表またはビューが存在しません。

この例外が検出されるのは、無効な表名がリコンシリエーション問合せに含まれる場合です。この例外が発生した場合は、まず問合せを調べてから、表がターゲット・システム・データベースに存在していることを確認します。

ORA-00904: "PAPF"."PERSON_I": 無効な識別子です。

この例外が検出されるのは、無効な列名がリコンシリエーション問合せに含まれる場合です。この例外が発生した場合は、問合せを調べてから、列がターゲット・システム・データベースに存在していることを確認します。

java.sql.SQLException: 列索引が無効です

この例外が検出されるのは、コードで参照している列がリコンシリエーション問合せに含まれない場合です。この例外が発生した場合は、次のようにします。

ORA-01031: 権限が不足しています

この例外が検出されるのは、コネクタ操作に使用されるターゲット・システム・アカウントに、ターゲット・システム表に接続するために必要な権限がない場合です。この例外が発生した場合は、次のようにします。

リコンシリエーション問合せに指定されたすべての表に接続するために必要な権限をターゲット・システム・アカウントが持つようにします。このためには、OimUserGrants.sqlファイルおよびOimUserSynonyms.sqlファイルでGRANT文を調べます。詳細は、次の各項を参照してください。

4.5項「リコンシリエーション問合せの構成」

2.1.2.1項「コネクタ操作用のターゲット・システム・ユーザー・アカウントの作成」

java.sql.SQLException: SQLに含まれないパラメータ名を設定しようとしています: アドレス

このエラーが検出されるのは、Lookup.EBS.HRMS.QueryFilters参照定義にフィルタ・パラメータを指定したが、同じパラメータをリコンシリエーション問合せには指定していない場合です。

java.sql.SQLException: 索引にINまたはOUTパラメータがありません

このエラーが検出されるのは、リコンシリエーション問合せにフィルタ・パラメータを指定したが、同じパラメータをLookup.EBS.HRMS.QueryFilters参照定義には指定していない場合です。