Oracle Enterprise Manager Oracle Collaboration Suiteメトリック・リファレンス・マニュアル 10gリリース2(10.2) B28462-01 |
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「Content Servicesユーザー・アクセス・サービス」は、ユーザーがアクセスできるContent Servicesの機能を表します。ユーザー・アクセス・サービスには、FTPサービス、Read Webアプリケーション、Send WebアプリケーションおよびRecord Management Webアプリケーションが含まれます。
「ドキュメントの統計(Document Statistics)」カテゴリは、ファイル・サーバーにあるドキュメントの情報を提供します。
注意: ターゲットがリリース1.0の場合、各メトリックの評価および収集頻度は15分ごとです。 |
次の表では、メトリックとその説明を示します。
表13-1 「ドキュメントの統計(Document Statistics)」メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
ドキュメントの平均サイズ(バイト)(Average Document Size (bytes)) |
Content Servicesに格納されているすべてのドキュメントの平均ドキュメント・サイズ |
ドキュメントの合計数(Total Number of Documents) |
Content Servicesサービス全体でのドキュメントの合計数 |
ドキュメントの合計サイズ(バイト)(Total Size of Documents (bytes)) |
Content Servicesサービス全体での全ドキュメントの合計サイズ |
「レスポンス(Response)」カテゴリは、Content Servicesサービスが稼働中かどうかをチェックし、表示します。Content Servicesサービスには、FTPサービス、Read Webアプリケーション、Send WebアプリケーションおよびRecord Management Webアプリケーションが含まれます。
このメトリックは、Content Servicesの機能が使用可能かどうかを示します。このステータスは、FTPサービス、Read Webアプリケーション、Send WebアプリケーションおよびRecord Management Webアプリケーションのステータスによって決まります。これらのすべてのサービスが使用可能な場合のみ、ステータスが「稼働中」になります。
ユーザーの処理
Content Servicesユーザー・アクセス・サービスのステータスが「停止中」の場合は、Content Servicesユーザー・アクセス・サービスのホームページで根本原因分析によって取得された結果を確認します。
「レスポンス時間(Response Time)」カテゴリは、Content ServicesでWebアプリケーション・トランザクションを完了するのにかかった時間に関する情報を提供します。ファイルのアップロードやダウンロードなどの個々のリクエストも、1つのトランザクションです。
このメトリックは、Webアプリケーションがトランザクションを処理するのにかかった合計時間(ログインおよび接続の時間を含む)を示します。このユーザー・アクション合計時間は、このサービスを監視するビーコンによって判断される値です。ビーコンは、Perlスクリプトを実行し、ファイル・サーバーをpingして、トランザクションをを完了するのにかかった合計時間を判断します。複数のビーコンがこのサービスを監視している場合、表示される値はすべてのビーコンで判断されるすべての値の平均です。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 |
---|---|
リリース1.0 | 15分ごと |