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Oracle Enterprise Manager Oracle Collaboration Suiteメトリック・リファレンス・マニュアル
10gリリース2(10.2)
B28462-01
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22 Internet Directory冗長性グループ

「Internet Directory冗長性グループ」ターゲットは、LDAPエージェントによって監視されるすべてのターゲットの集まりです。

22.1 LDAP統計(LDAP Statistics)

「LDAP統計(LDAP Statistics)」カテゴリは、LDAPサーバーの使用状況に関する情報を提供します。


注意:

ターゲットがリリース1.0の場合、各メトリックの評価および収集頻度は15分ごとです。

次の表では、メトリックとその説明を示します。

表22-1 「LDAP統計(LDAP Statistics)」メトリック

メトリック 説明

アクティブなデータベース・セッション(Active Data Base Sessions)

LDAPサーバーで現在実行中のセッションの数。この値は、LDAPエージェントによって監視されるターゲットでアクティブなすべてのデータベース・セッションの合計です。

ディレクトリ操作(Directory Operations)

LDAPサーバーで実行されたディレクトリ操作の合計数。この値は、LDAPエージェントによって監視されるターゲットで実行されたオープンなTCP接続、完了済の追加操作および完了済のバインド操作のすべての合計です。

サーバー・ロード(Server Load)

LDAPサーバーの負荷の量。この値は、LDAPエージェントによって監視されるすべてのターゲットの負荷合計の平均です。

LDAPのログオン・セッションの合計(Total LDAP Logon Sessions)

LDAPサーバーでの合計接続数。この値は、LDAPエージェントによって監視されるターゲットでオープンなすべてのTCP接続の合計です。


22.2 レスポンス(Response)

「レスポンス(Response)」カテゴリは、LDAPサーバーが使用可能かどうかをチェックし、表示します。

22.2.1 ステータス(Status)

このメトリックは、LDAPサーバー冗長性グループのステータスを表示します。LDAPエージェントによって監視されるターゲットが1つでも使用可能であれば、ステータスは「稼働中」になります。

ユーザーの処理

Internet Directory冗長性グループのステータスが「停止中」の場合は、LDAPサーバー・エージェントによって監視される各ターゲットのステータスを確認して、停止中のLDAPサーバーを特定します。