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Oracle Enterprise Manager Oracle Collaboration Suiteメトリック・リファレンス・マニュアル
10gリリース2(10.2)
B28462-01
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10 Collaboration Suite Search

Oracle Collaboration Suite Searchは、異なるOracle Collaboration Suiteコンポーネント間で簡単に情報を検索できる、オール・イン・ワンの検索アプリケーションです。

10.1 CollabSuiteSearchStatsメトリック(CollabSuiteSearchStats Metrics)

このカテゴリには、エンド・ユーザーが経験している検索問合せの応答性を概算するためのメトリックが含まれます。


注意:

ターゲットのすべてのリリースについて、各メトリックの収集頻度は5分ごとです。

次の表では、メトリックとその説明を示します。

表10-1 CollabSuiteSearchStatsメトリック(CollabSuiteSearchStats Metrics)

メトリック 説明

平均検索時間(ミリ秒)(Average Search Time (ms))

実行された検索の、クリックからレンダリングまでの平均レスポンス時間をミリ秒単位で概算します。これは、ユーザーが経験している平均レスポンス時間の目安になります。

平均検索時間(秒)(Average Search Time (seconds))

10.1.1項「平均検索時間(秒)(Average Search Time (seconds))」を参照してください。

現在アクティブな検索要求数(Current Active Search Requests)

メトリックの収集時にアクティブ(実行中)だった検索要求の数を表します。これは、Searchアプリケーションのビジー度の目安になります。

ホスト(Host)

Searchアプリケーションがあるホスト名。

最大検索時間(ミリ秒)(Maximum Search Time (ms))

実行された検索の、クリックからレンダリングまでの最大レスポンス時間をミリ秒単位で概算します。これは、ユーザーが経験している最大レスポンス時間の目安になります。

最大検索時間(秒)(Maximum Search Time (seconds))

実行された検索の、クリックからレンダリングまでの最大レスポンス時間を秒単位で概算します。これは、ユーザーが経験している最大レスポンス時間の目安になります。

最小検索時間(ミリ秒)(Minimum Search Time (ms))

実行された検索の、クリックからレンダリングまでの最小レスポンス時間をミリ秒単位で概算します。これは、ユーザーが経験している最小レスポンス時間の目安になります。

最小検索時間(秒)(Minimum Search Time (seconds))

実行された検索の、クリックからレンダリングまでの最小レスポンス時間を秒単位で概算します。これは、ユーザーが経験している最小レスポンス時間の目安になります。

名前(Name)

Searchアプリケーションの名前。

プロセス(Process)

Searchアプリケーションに関連付けられているプロセス。

完了した検索要求の合計数(Total Search Requests Completed)

実行された検索の合計数。このメトリックの値は累積され、関連付けられているOC4Jインスタンスが再起動された場合のみリセットされます。


10.1.1 平均検索時間(秒)(Average Search Time (seconds))

このメトリックは、実行された検索の、クリックからレンダリングまでの平均レスポンス時間を秒単位で概算します。これは、ユーザーが経験している平均レスポンス時間の目安になります。

メトリック・サマリー

次の表では、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示します。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表10-2 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

毎サンプル後

>

50

60

2

<target>、平均検索レスポンス時間が遅すぎます- <value>秒


複数のしきい値

このメトリックでは、「完全名」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「完全名」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

「完全名」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。「しきい値の編集」ページへのアクセスに関する情報は、しきい値の編集に関する項を参照してください。

10.2 レスポンス(Response)

このカテゴリには、Searchアプリケーションの可用性を概算するためのメトリックが含まれます。

10.2.1 稼働/停止ステータス(UpDown Status)

このメトリックは、Searchアプリケーションの関連するOC4Jインスタンスが実行中かどうかを示します。停止ステータスは、OC4Jインスタンスがシャットダウンされたか、起動の妨げになるようなエラーが発生したことを示します。

メトリック・サマリー

次の表では、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示します。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表10-3 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

毎分

毎サンプル後

=


定義なし

0

1

<target>、関連するOC4Jインスタンスが停止しています


OPMNログを調査して、関連付けられているOC4Jインスタンスがなんらかの理由で失敗しているかどうかを判定する必要があります。

10.3 SearchPerformanceメトリック(SearchPerformance Metrics)

このカテゴリには、アプリケーションsearchletによってそれぞれのバックエンド・リポジトリに対して実行された検索問合せの応答性を概算するためのメトリックが含まれます。


注意:

ターゲットのすべてのリリースについて、各メトリックの収集頻度は5分ごとです。

次の表では、メトリックとその説明を示します。

表10-4 SearchPerformanceメトリック(SearchPerformance Metrics)

メトリック 説明

平均バックエンド検索時間(ミリ秒)(Average Backend Search Time (ms))

実行された検索の平均バックエンド・レスポンス時間を概算します。これは、個々のsearchletがそれぞれのバックエンド・リポジトリに問い合せて結果を取得する速度の目安になります。単位はミリ秒です。

平均バックエンド検索時間(秒)(Average Backend Search Time (seconds))

10.3.1項「平均バックエンド検索時間(秒)(Average Backend Search Time (seconds))」を参照してください。

現在アクティブなバックエンド検索要求数(Current Active Backend Search Requests)

メトリックの収集時に完了していなかった、アクティブなバックエンド検索要求の数。これは、Searchアプリケーションのビジー度の目安になります。

ホスト(Host)

Searchアプリケーションがあるホスト名。

最大バックエンド検索時間(ミリ秒)(Maximum Backend Search Time (ms))

実行された検索の最大バックエンド・レスポンス時間を概算します。これは、個々のsearchletがそれぞれのバックエンド・リポジトリに問い合せて結果を取得する速度の目安になります。単位はミリ秒です。

最大バックエンド検索時間(秒)(Maximum Backend Search Time (seconds))

実行された検索の最大バックエンド・レスポンス時間を概算します。これは、個々のsearchletがそれぞれのバックエンド・リポジトリに問い合せて結果を取得する速度の目安になります。単位は秒です。

最小バックエンド検索時間(ミリ秒)(Minimum Backend Search Time (ms))

実行された検索の最小バックエンド・レスポンス時間を概算します。これは、個々のsearchletがそれぞれのバックエンド・リポジトリに問い合せて結果を取得する速度の目安になります。単位はミリ秒です。

最小バックエンド検索時間(秒)(Minimum Backend Search Time (seconds))

実行された検索の最小バックエンド・レスポンス時間を概算します。これは、個々のsearchletがそれぞれのバックエンド・リポジトリに問い合せて結果を取得する速度の目安になります。単位は秒です。

名前(Name)

Searchアプリケーションの名前。

プロセス(Process)

Searchアプリケーションに関連付けられているプロセス。

完了したバックエンド検索要求の合計数(Total Backend Search Requests Completed)

実行されたバックエンド検索の合計数。このメトリックの値は累積され、関連付けられているOC4Jインスタンスが再起動された場合のみリセットされます。


10.3.1 平均バックエンド検索時間(秒)(Average Backend Search Time (seconds))

このメトリックは、実行された検索の平均バックエンド・レスポンス時間を概算します。これは、個々のsearchletがそれぞれのバックエンド・リポジトリに問い合せて結果を取得する速度の目安になります。単位は秒です。

メトリック・サマリー

次の表では、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示します。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表10-5 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

毎サンプル後

>

50

60

2

<target>、平均バックエンド検索取得時間が遅すぎます- <value>秒


複数のしきい値

このメトリックでは、「完全名」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「完全名」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

「完全名」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。「しきい値の編集」ページへのアクセスに関する情報は、しきい値の編集に関する項を参照してください。