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Oracle Enterprise Manager Oracle Collaboration Suiteメトリック・リファレンス・マニュアル
10gリリース2(10.2)
B28462-01
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76 コール転送サービス

このターゲットは、コール転送サービスを表します。コール転送サービスは、オペレータまたは代理応答者の番号として構成されている電話番号にコールを転送します。ボイスメール・ユーザーが代理応答者にコールを転送するメニュー・オプションを選択すると、コールはコール転送サービスに渡され、Oracle Internet Directoryで代理応答者の番号が検索されます。検索はユーザー・プロファイルから始まり、ユーザー・レベルで誰も構成されていない場合は、ユーザーの親の階層が検索されます。コールは、PBXを介して代理応答者に転送されます。ユーザーは、コールがどこから渡されるかによって変わります。コールが取得サービスから渡される場合、ユーザーはメールボックスにログインしている認証済ボイスメール・ユーザーです。コールが記録サービスから渡される場合、ユーザーはコール元がメッセージを記録した、またはメッセージを記録する対象であるボイスメール・ユーザーです。

76.1 コール転送インスタンスのリソース使用率メトリック(Call Transfer Instance Resource Usage Metrics)

このカテゴリには、コール転送サービス・インスタンスで使用中のCPUおよびメモリーに関する情報を提供する一連の関連メトリックが含まれます。このカテゴリは、コール転送サービス・インスタンスの稼働状況について、スナップショットを提供します。特定のメトリックが空の場合、サービス・インスタンスが停止しているか、使用できないと考えられます。コール転送サービス・インスタンスの「稼働/停止ステータス(Up/Down status)」メトリックを調べます。

76.1.1 CPU使用率(%)(CPU Usage (%))

このメトリックは、コール転送サービスのインスタンスについて記録されるホストCPUの割合を表します。デフォルトでは、クリティカルおよび警告のしきい値がこのメトリックに設定されています。しきい値に達すると、アラートが生成されます。必要に応じて、しきい値を編集できます。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表76-1 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

毎サンプル後

>

70

75

2

コール転送インスタンス<target>(<Name>)のCPU使用率は<value>%です


複数のしきい値

このメトリックでは、「名前」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「名前」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

「名前」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。「しきい値の編集」ページへのアクセスに関する情報は、しきい値の編集に関する項を参照してください。

ユーザーの処理

このメトリックを使用して、コール転送サービス・インスタンスがシステムでCPUを最も多く使用し、その結果エンド・ユーザーに対するレスポンス時間が高くなっているかどうかを判断できます。サービス・インスタンスがCPUを大量に消費している場合、構成設定を変更して、CPUの使用量を削減することを検討してください。CPU消費の原因を調べるには、コール転送サービス・インスタンス、コール転送サービス・インスタンスがメンバーであるVoicemail & Faxアプリケーション(依存コンポーネントのInternet Directory、テレフォニ・サーバーのステータスをチェック)、ホスト・コンピュータによって生成されたアラートがないか確認します。

76.1.2 インスタンス番号(Instance Number)

このメトリックは、内部使用専用です。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5分ごと

76.1.3 メモリー使用率(%)(Memory Usage (%))

このメトリックは、コール転送サービス・インスタンスで使用中のホストのメモリーの割合を示します。デフォルトでは、クリティカルおよび警告のしきい値がこのメトリック列に設定されています。しきい値に達すると、アラートが生成されます。必要に応じて、しきい値を編集できます。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表76-2 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

毎サンプル後

>

80

90

2

コール転送インスタンス<target>(<Name>)のメモリー使用率は<value>%です


複数のしきい値

このメトリックでは、「名前」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「名前」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

「名前」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。「しきい値の編集」ページへのアクセスに関する情報は、しきい値の編集に関する項を参照してください。

ユーザーの処理

このメトリックを使用して、コール転送サービス・インスタンスがシステムでメモリーを最も多く使用し、その結果エンド・ユーザーに対するレスポンス時間が高くなっているかどうかを判断できます。サービス・インスタンスがメモリーを大量に消費している場合、構成設定を変更して、メモリーの使用量を削減することを検討してください。メモリー消費の原因を調べるには、コール転送サービス・インスタンス、コール転送サービス・インスタンスがメンバーであるVoicemail & Faxアプリケーション(依存コンポーネントのInternet Directory、テレフォニ・サーバーのステータスをチェック)、ホスト・コンピュータによって生成されたアラートがないか確認します。

76.1.4 メモリー使用量(MB)(Memory Usage (MB))

このメトリックは、コール転送サービス・インスタンスのメモリー使用量(MB)を表します。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5分ごと

ユーザーの処理

このメトリックを、コール転送サービス・インスタンスで使用中のホストのメモリーの割合を示す「メモリー使用率(%)(Memory Usage (%))」と比較します。

76.1.5 プロセスID(Process ID)

このメトリックは、内部使用専用です。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5分ごと

76.1.6 開始時間(ミリ秒/Epoch以降)(Start Time (ms since epoch))

このメトリックは、内部使用専用です。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5分ごと

76.1.7 ステータス(Status)

このメトリックは、コール転送サービス・インスタンスの稼働/停止ステータスに関する情報を提供し、コール転送サービス・インスタンスの停止時にはアラートを生成します。ステータスが停止の場合、サービス・インスタンスが起動プロセス中か、管理ハートビート・チェックの処理に応答していないことを示します。デフォルトでは、クリティカルのしきい値がこのメトリックに設定されています。しきい値に達すると、アラートが生成されます。必要に応じて、しきい値を編集できます。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表76-3 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

毎サンプル後

=


定義なし

0

1

コール転送インスタンス<target>(<Name>)は停止しています


複数のしきい値

このメトリックでは、「名前」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「名前」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

「名前」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。「しきい値の編集」ページへのアクセスに関する情報は、しきい値の編集に関する項を参照してください。

ユーザーの処理

コール転送サービスは、Oracle Voicemail & Faxホームページでコール転送サービス・ターゲットを選択して「再起動」ボタンをクリックすると再起動できます。インスタンス停止の原因を調べるには、コール転送サービス・インスタンス、コール転送サービス・インスタンスがメンバーであるVoicemail & Faxアプリケーション(依存コンポーネントのInternet Directory、テレフォニ・サーバーのステータスをチェック)、ホスト・コンピュータ上のセントラル・エージェント、ホスト・コンピュータによって生成されたアラートがないか確認します。

76.1.8 起動時間(ミリ秒)(Up Time (ms))

このメトリックは、内部使用専用です。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5分ごと

76.2 コール転送サービスのリソース使用率メトリック(Call Transfer Service Resource Usage Metrics)

このカテゴリには、コール転送サービスで使用中のCPUおよびメモリーに関する情報を提供する一連の関連メトリックが含まれます。このカテゴリは、コール転送サービス・インスタンスの稼働状況について、スナップショットを提供します。特定のメトリックが空の場合、コール転送サービス・インスタンスが停止しているか、使用できないと考えられます。すべてのコール転送サービス・インスタンスの「稼働/停止ステータス(Up/Down status)」メトリックを調べます。

76.2.1 CPU使用率(%)(CPU Usage (%))

このメトリックは、サービスのすべてのインスタンスについて記録されるホストCPUの割合を表します。デフォルトでは、クリティカルおよび警告のしきい値がこのメトリックに設定されています。しきい値に達すると、アラートが生成されます。必要に応じて、しきい値を編集できます。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表76-4 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

毎サンプル後

>

70

75

2

コール転送サービス<target>のCPU使用率は<value>%です


ユーザーの処理

このメトリックを使用して、コール転送サービスがシステムでCPUを最も多く使用し、その結果エンド・ユーザーに対するレスポンス時間が高くなっているかどうかを判断できます。コール転送サービスがCPUを大量に消費している場合、構成設定を変更して、CPUの使用量を削減することを検討してください。CPU消費の原因を調べるには、コール転送サービスの特定のインスタンス、コール転送サービスがメンバーであるVoicemail & Faxアプリケーション(依存コンポーネントのInternet Directory、テレフォニ・サーバーのステータスをチェック)、ホスト・コンピュータによって生成されたアラートがないか確認します。

76.2.2 メモリー使用率(%)(Memory Usage (%))

このメトリックは、サービスで使用中のホストのメモリーの割合を示します。デフォルトでは、クリティカルおよび警告のしきい値がこのメトリック列に設定されています。しきい値に達すると、アラートが生成されます。必要に応じて、しきい値を編集できます。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表76-5 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

毎サンプル後

>

80

90

2

コール転送サービス<target>のメモリー使用率は<value>%です


ユーザーの処理

このメトリックを使用して、コール転送サービスがシステムでメモリーを最も多く使用し、その結果エンド・ユーザーに対するレスポンス時間が高くなっているかどうかを判断できます。コール転送サービスがメモリーを大量に消費している場合、構成設定を変更して、メモリーの使用量を削減することを検討してください。メモリー消費の原因を調べるには、コール転送サービス・インスタンス、コール転送サービスがメンバーであるVoicemail & Faxアプリケーション(依存コンポーネントのInternet Directory、テレフォニ・サーバーのステータスをチェック)、ホスト・コンピュータによって生成されたアラートがないか確認します。

76.2.3 メモリー使用量(MB)(Memory Usage (MB))

このメトリックは、サービスのメモリー使用量(MB)を表します。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5分ごと

ユーザーの処理

このメトリックを、コール転送サービスで使用中のホストのメモリーの割合を示す「メモリー使用率(%)(Memory Usage (%))」と比較します。

76.2.4 開始時間(ミリ秒/Epoch以降)(Start Time (ms since epoch))

このメトリックは、内部使用専用です。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5分ごと

76.2.5 ステータス(Status)

このメトリックは、コール転送サービスの稼働/停止ステータスに関する情報を提供します。コール転送サービスに対して構成されたインスタンスがすべて停止している場合、そのサービスは「停止中」ステータスを示します。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5分ごと

ユーザーの処理

コール転送サービスは、Oracle Voicemail & Faxホームページでコール転送サービス・ターゲットを選択して「再起動」ボタンをクリックすると再起動できます。サービス停止の原因を調べるには、コール転送サービス、コール転送サービスの特定のインスタンス、コール転送サービスがメンバーであるVoicemail & Faxアプリケーション(依存コンポーネントのInternet Directory、テレフォニ・サーバーのステータスをチェック)、ホスト・コンピュータ上のセントラル・エージェント、ホスト・コンピュータによって生成されたアラートがないか確認します。

76.2.6 合計インスタンス数(Total Instances)

このメトリックは、内部使用専用です。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5分ごと

76.2.7 起動時間(ミリ秒)(Up Time (ms))

このメトリックは、内部使用専用です。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5分ごと

76.3 コール転送サービス・レスポンス(Call Transfer Service Response)

このカテゴリには、コール転送サービスの稼働/停止ステータスに関する情報を提供するメトリックが含まれます。

76.3.1 ステータス(Status)

このメトリックは、コール転送サービスの稼働/停止ステータスに関する情報を提供し、コール転送サービスの停止時にはアラートを生成します。コール転送サービスに対して構成されたインスタンスがすべて停止している場合、そのサービスは「停止中」ステータスを示します。デフォルトでは、クリティカルのしきい値がこのメトリックに設定されています。しきい値に達すると、アラートが生成されます。必要に応じて、しきい値を編集できます。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表76-6 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

毎サンプル後

=


定義なし

0

1

コール転送サービス<target>は停止しています


ユーザーの処理

コール転送サービスは、Oracle Voicemail & Faxホームページでコール転送サービス・ターゲットを選択して「再起動」ボタンをクリックすると再起動できます。サービス停止の原因を調べるには、コール転送サービス、コール転送サービスの特定のインスタンス、コール転送サービスがメンバーであるVoicemail & Faxアプリケーション(依存コンポーネントのInternet Directory、テレフォニ・サーバーのステータスをチェック)、ホスト・コンピュータ上のセントラル・エージェント、ホスト・コンピュータによって生成されたアラートがないか確認します。