Oracle Management Agent(管理エージェント)またはOracle Management Service(OMS)をインストールする場合、Enterprise Managerは特定の情報、警告、エラー情報を一連のログ・ファイルに保存するようにシステムを自動的に構成します。
ログ・ファイルは、Enterprise Managerのインストールで発生する可能性のある問題の解決に役立ちます。また、Enterprise Managerで実行されるアクションや、警告またはエラーが発生したかどうかに関する詳細情報を提供します。
この章では、Enterprise Managerのログ・ファイルの内容を検索および確認するだけでなく、トラブルシューティングに役立つ詳細情報や、ディスク領域を節約するための大まかな情報を提供するログ・ファイルの構成手順についても説明します。
この章の内容は、次のとおりです。
次の項では、Oracle Management Agentのログ・ファイルとトレース・ファイルについて説明します。
Oracle Management Agentのログ・ファイルとトレース・ファイルは、サポート担当者が後から問題の解決に使用できる重要な情報を格納します。OMAでは次の3種類のログ・ファイルが使用されます。
Oracle Management Agentログ・ファイル(emagent.log
)
エージェントは、アクション(OMSの起動、停止、OMSへの接続など)の実行時やエラーの生成時(エージェントがOracle Management Serviceに接続できない場合など)に情報をログ・ファイルに保存します。
Oracle Management Agentトレース・ファイル(emagent.trc
)
管理エージェントのトレース・ファイルには、特定の問題の発生時にエージェントがどのアクションを実行していたかに関する詳細情報をサポート担当者に提供できる高度なトラブルシューティング方法が用意されています。
Oracle Management Agent起動ログ・ファイル(emagent.nohup
)
ウォッチドッグ・プロセスは、エージェントの起動または停止時(正常または異常)にエージェントに関する情報を起動ログ・ファイルに保存します。サポート担当者はこのログ・ファイルを使用して、エージェントの異常停止時に他の関連ファイルの情報を取得します。
次に、管理エージェントの他のログ・ファイルを示します。
表11-1 ログ・ファイル
ログ・ファイル | 説明 |
---|---|
agabend.log |
10.2.0.3以上で提供されるこのログには、エージェントの起動エラーがすべて含まれます。起動が失敗するたびにエラーがこのファイルに追加されます。エージェントのウォッチドッグはこのファイルを検索して、エージェントの異常終了を報告します。 |
apmeum.log |
エンドユーザー監視(クロノス)スクリプトからのログおよびトレース情報 |
e2eme.log |
エンドツーエンド・トレースのログ・ファイル |
e2eme.trc |
エンドツーエンド・トレースのトレース・ファイル |
emagent.log |
エージェント・プロセスで使用されるログ・ファイル。すべての情報メッセージがローカル言語で含まれます。 |
emagent.nohup |
エージェント・ウォッチドッグのログ・ファイル。ウォッチドッグが実行したすべてのアクションが含まれます。 |
emagent.trc |
エージェント・プロセスで使用されるトレース・ファイル。すべてのトレース・メッセージが英語のみで含まれます。 |
emagent_memdump_<time>.trc |
emctl status agent memoryコマンドで生成されるオプションのトレース・ファイル。その時点でのエージェントのメモリー使用量の概要が含まれます。 |
emagentfetchlet.log |
特定のデータ収集タスクのために管理エージェントで使用されるfetchletログ・ファイル |
emagentfetchlet.trc |
特定のデータ収集タスクのために管理エージェントで使用されるfetchletトレース・ファイル。 |
emagent_perl.trc |
PERLスクリプトのトレース・ファイル。PERLメトリックと検出が含まれます。 |
emdctl.log |
エージェント制御ユーティリティ・ログ・ファイル |
emdctl.trc |
エージェント制御ユーティリティ・トレース・ファイル |
emsubagent.log |
SNMPサブエージェント・ログ・ファイル |
emsubagent.nohup |
STDOUTメッセージおよびSTDERRSNMPメッセージを含むSNMPサブエージェント・ログ・ファイル。 |
emsubagent.trc |
SNMPサブエージェント・トレース・ファイル |
nfsPatchPlug.log |
Oracleホームのパッチ適用時のnfsエージェントのログ・ファイル。 |
nmei.log |
ilint XMLファイル検証のログ・ファイル。 |
nmei.trc |
ilint XMLファイル検証のログ・ファイル。 |
nmo.trc |
Windows NT専用。ファイルの追加の認証トレースがnmotracingであるトレースがemd.propertiesファイルで有効になります。 |
secure.log |
エージェントを保護する際にログ・ファイルが生成されます。 |
エージェントのログ/トレース・ファイルは、エージェントのランタイム・ディレクトリに書き込まれます。ランタイム・ディレクトリは、次のコマンドを使用して検索できます。
$ emctl getemhome
ログ・ファイルとトレース・ファイルは<EMHOME>/sysman/log
にあります。
管理エージェントのログ・ファイルと管理エージェントのトレース・ファイルはどちらも、情報がファイルに書き込まれるにつれてサイズが大きくなるように設計されています。ただし、最大サイズに達するようにも設計されています。ファイルが事前定義済の最大サイズに達すると、管理エージェントはログ情報やトレース情報の名前を新しいファイル名に変更し(ロール)、新しいログ・ファイルやトレース・ファイルを開始します。このプロセスにより、ログ・ファイルのサイズが大きくなりすぎることはありません。
重要なログ・ファイルまたはトレース・ファイル情報に確実にアクセスするために、管理エージェントはログ・ファイルとトレース・ファイルをデフォルトで4回ロールオーバーします。ログ・ファイルやトレース・ファイルのロールオーバーが4回を超えると、最も古いロールオーバー・ファイルが削除されます。
そのため、通常、ログ・ディレクトリには合計で4つのログ・ファイルと4つのトレース・ファイルがあります。次の例は、AGENT_HOME/sysman/log
ディレクトリの3つのアーカイブ・トレース・ファイルと現在のトレース・ファイルを示しています。
emagent.trc emagent.trc.1 emagent.trc.2 emagent.trc.3
管理エージェントがロールオーバー・ファイルを作成する前に、ログ・ファイルとトレース・ファイルの大きさを取得する方法を制御できます。また、管理エージェントがログ・データやトレース・データを削除する前に作成されるロールオーバー・ファイルの数も制御できます。
管理エージェントのログ・ファイルおよびトレース・ファイルのサイズと数を制御するには、次の手順を実行します。
管理エージェントを停止します。
次のディレクトリにあるemd.properties
ファイルを見つけます。
AGENT_HOME/sysman/config/ (UNIX) AGENT_HOME\sysman\config (Windows)
注意: クラスタ化エージェントのインストールの場合、emd.properties ファイルは次のディレクトリにあります。
AGENT_HOME/<node>/sysman/config |
テキスト・エディタを使用してemd.properties
ファイルを開きます。
表11-2の情報を使用して、emd.properties
ファイルでエージェントのログ・プロパティとトレース・プロパティを検索および変更します。
管理エージェントを再起動します。
表11-2 管理エージェントのログ・ファイルおよびトレース・ファイルのプロパティ
管理エージェントのトレース・ファイルに保存される情報量を変更するには、次の手順を実行します。
管理エージェントを停止します。
次のディレクトリにあるemd.properties
ファイルを見つけます。
AGENT_HOME/sysman/config/ (UNIX) AGENT_HOME\sysman\config (Windows)
注意: クラスタ化エージェントのインストールの場合、emd.properties ファイルは次のディレクトリにあります。
AGENT_HOME/<node>/sysman/config |
テキスト・エディタを使用してemd.properties
ファイルを開き、ファイルの下部付近にある次のエントリを探します。
tracelevel.main=WARN tracelevel.emdSDK=WARN tracelevel.emdSDK.util=WARN tracelevel.ResMonitor=WARN tracelevel.Dispatcher=WARN tracelevel.ThreadPool=WARN tracelevel.pingManger=WARN . . .
各プロパティは、管理エージェントの各種サブコンポーネントのログの詳細レベルを制御します。
トレース・ファイルに含まれる情報量を変更するには、各プロパティのWARN値を、表11-3に示すいずれかの値で置き換えます。
管理エージェントを再起動します。
表11-3 Enterprise Managerコンポーネントのトレース・レベル
レベル | 目的 |
---|---|
ERROR |
トレース・ファイルにはクリティカルなエラーのみが含まれます。この設定では、最小量のトレース・データが生成されます。このログ・レベルを選択する場合、トレース・ファイルのサイズは比較的遅い速度で大きくなります。 |
WARN |
クリティカルなエラーの他に警告情報が含まれます。 |
INFO |
警告とクリティカルなエラー情報の他に情報メッセージが含まれます。 |
DEBUG |
情報のトレース、警告、クリティカルなエラーの他にデバッグ情報が含まれます。この設定では、最大量のトレース・データが生成されます。 注意: このログ・レベルを選択する場合、トレース・ファイルのサイズは比較的速い速度で大きくなります。 |
管理エージェントのログ・ファイルおよびトレース・ファイルと同様に、管理エージェントのfetchletログ・ファイルおよびトレース・ファイルは、管理エージェントが情報の名前を新しいファイル名に変更し(ロール)、新しいログ・ファイルまたはトレース・ファイルを開始する前に最大サイズに達するように設計されています。
管理エージェントのfetchletログ・ファイルおよびトレース・ファイルの最大サイズと、ロールオーバー・ファイルの数を制御するには、次の手順を実行します。
管理エージェントを停止します。
次のディレクトリでemagentlogging.properties
ファイルを見つけます。
AGENT_HOME/sysman/config/ (UNIX) AGENT_HOME\sysman\config (Windows)
注意: クラスタ化エージェントのインストールの場合、emd.properties ファイルは次のディレクトリにあります。
AGENT_HOME/<node>/sysman/config |
テキスト・エディタでemagentlogging.properties
ファイルを開き、表11-4で説明するエントリを変更します。
管理エージェントを再起動します。
表11-4 管理エージェントのServletログ・ファイルおよびトレース・ファイルのプロパティ
プロパティ | 目的 | 例 |
---|---|---|
fetchletログ・ファイルがこのサイズに達すると、管理エージェントはログ・データを新しいロールオーバー・ファイルにコピーして新しい |
log4j.appender. emagentlogAppender. MaxFileSize=20000000 |
|
このオプションのプロパティは、管理エージェントがログ・データを削除する前にfetchletログ・ファイルをロールオーバーして新しいファイル名に変更する回数を示します。 注意: ログ・ファイルにはトレース・ファイルほどのデータは含まれないため、通常、複数のロールオーバー・ファイルを作成する必要はありません。そのため、このエントリはデフォルトでプロパティ・ファイルに含まれません。 |
log4j.appender.emagentlogAppender. MaxBackupIndex=1 |
|
fetchletトレース・ファイルがこのサイズに達すると、管理エージェントはログ・データを新しいロールオーバー・ファイルにコピーして新しい |
log4j.appender. emagenttrcAppender. MaxFileSize=5000000 |
|
このプロパティは、管理エージェントがトレース・データを削除する前にトレース・ファイルをロールオーバーして新しいファイル名に変更する回数を示します。 |
log4j.appender. emagenttrcAppender. MaxBackupIndex=10 |
管理エージェントは、管理エージェントのfetchletで生成されるすべてのクリティカル・メッセージと警告メッセージをemagentfetchlet.trc
ファイルにデフォルトで保存します。ただし、fetchletが生成するログ情報量を調整できます。
管理エージェントのfetchletで生成されるトレース情報量を変更するには、次の手順を実行します。
管理エージェントを停止します。
次のディレクトリでemagentlogging.properties
ファイルを見つけます。
AGENT_HOME/sysman/config/ (UNIX) AGENT_HOME\sysman\config (Windows)
注意: クラスタ化エージェントのインストールの場合、emd.properties ファイルは次のディレクトリにあります。
AGENT_HOME/<node>/sysman/config |
テキスト・エディタでemagentlogging.properties
ファイルを開いて次のエントリを見つけます。
log4j.rootCategory=WARN, emagentlogAppender, emagenttrcAppender
log4j.rootCategory
パラメータの値を、表11-3に示すいずれかの値に変更します。
管理エージェントを再起動します。
次の項では、OMSログ・ファイルの検索方法と構成方法について説明します。
OMSのログ・ファイルとトレース・ファイルは、サポート担当者が問題の解決に使用できる重要な情報を格納します。OMSでは次の6種類のログ・ファイルが使用されます。
Oracle Management Serviceログ・ファイル(emoms.log
)
OMSでは、アクションの実行時(起動や停止など)またはエラーの生成時に情報をログ・ファイルに保存します。
Enterprise Manager Controlログ・ファイル(emctl.log
)
Enterprise Manager Controlコマンドを実行すると、情報はemctl.log
ファイルに保存されます。
Oracle Management Serviceトレース・ファイル(emoms.trc
)
OMSトレース・ファイルは、特定の問題の発生時にOMSがどのアクションを実行していたかに関する詳細情報をサポート担当者に提供できる高度なトラブルシューティングの方法を提供します。
Oracle Management Service Messageファイル(emctl.msg
)
OMSは、クリティカルなエラー後の再起動時にトラブルシューティング・メッセージをファイルに保存します。
仮想化管理パック・ログ・ファイル(emovm.log
)
Enterprise Managerの仮想化で生成されるエラーがemovm
ログ・ファイルに保存されます。
仮想化管理パック・トレース・ファイル(emovm.trc
)
仮想化管理パック・トレース・ファイルは、トラブルシューティングの高度な方法を提供します。サポート担当者は、Enterprise Managerの仮想化操作に関連するエラーをデバッグする場合にこのファイルを使用できます。
OMSのログ・ファイルおよびトレース・ファイルは次の場所に格納されます。
<EM_INSTANCE_BASE>/em/<OMS_NAME>/sysman/log/
<EM_INSTANCE_BASE>
はOMSインスタンス・ベース・ディレクトリです。デフォルトでは、OMSインスタンス・ベース・ディレクトリはgc_inst
です。これは、Oracle Middlewareホームの親ディレクトリの下にあります。
たとえば、Oracle Middlewareホームが/u01/app/Oracle/Middleware
の場合、インスタンス・ベース・ディレクトリは/u01/app/Oracle/gc_inst
になり、ログ・ファイルとトレース・ファイルはディレクトリ・パス/u01/app/Oracle/gc_inst/em/EMGC_OMS1/sysman/log/
で入手できます。
OMSのログ・ファイルおよびトレース・ファイルのサイズは、情報がファイルに書き込まれるにつれて大きくなります。ただし、ファイルは最大サイズに達するように設計されています。ファイルが事前定義済の最大サイズに達すると、OMSはログ情報の名前を新しいファイル名に変更し(ロール)、新しいログ・ファイルやトレース・ファイルを開始します。このプロセスにより、ログ・ファイルやトレース・ファイルのサイズが大きくなりすぎることはありません。
そのため、OMSログ・ディレクトリに複数のログ・ファイルとトレース・ファイルがある場合が多くなります。次の例は、/u01/app/Oracle/gc_inst/em/EMGC_OMS1/sysman/log/
ディレクトリの1つのアーカイブ・ログ・ファイルと現在のログ・ファイルを示しています。
emoms.log emoms.log.1
OMSのログ・ファイルおよびトレース・ファイルの最大サイズと、ロールオーバー・ファイルの数を制御するには、次のコマンドを実行して、表11-5の説明に従い詳細を指定します。
emctl set property -name <property> -value <property value> -module logging
注意: Oracle Enterprise Manager 11g Grid Controlリリース1(11.1.0.1.0)以降では、それ以前のリリースとは異なり、変更を有効にするためにOMSを再起動する必要はありません。 |
表11-5 emomslogging.propertiesファイルのOracle Management Serviceのログ・ファイル・プロパティ
プロパティ | 目的 | 例 |
---|---|---|
OMSログ・ファイルがこのサイズに達すると、OMSはログ・データを新しいロールオーバー・ファイルにコピーして新しい |
log4j.appender.emlogAppender. MaxFileSize=20000000 |
|
このオプションのプロパティは、OMSがログ・データを削除する前にログ・ファイルをロールオーバーして新しいファイル名に変更する回数を示します。 注意: ログ・ファイルにはトレース・ファイルほどのデータは含まれないため、通常、複数のロールオーバー・ファイルを作成する必要はありません。そのため、このエントリはデフォルトでプロパティ・ファイルに含まれません。 |
log4j.appender.emlogAppender. MaxBackupIndex=1 |
|
OMSトレース・ファイルがこのサイズに達すると、OMSはログ・データを新しいロールオーバー・ファイルにコピーして新しい |
log4j.appender.emtrcAppender. MaxFileSize=5000000 |
|
このプロパティは、OMSがトレース・データを削除する前にトレース・ファイルをロールオーバーして新しいファイル名に変更する回数を示します。 |
log4j.appender.emtrcAppender. MaxBackupIndex=10 |
デフォルトでは、OMSはすべてのクリティカル・メッセージと警告メッセージをemoms.trc
ファイルに保存します。ただし、OMSが生成するログ情報量を調整できます。
OMSで生成されるログ情報量を変更するには、次のコマンドを実行します。
emctl set property -name "log4j.rootCategory" -value "<LEVEL>, emlogAppender, emtrcAppender" -module logging
注意: emoms.trc ファイルのルート ・ログ・レベルを変更する場合、多くのメッセージがトレース・ファイルに書き込まれるため領域はすぐにいっぱいになり、システムが停止する可能性があります。次のコマンドを実行して、評価する必要のある特定のモジュールを選択してデバッグを有効にします。
emctl set property -name <logging module> -value DEBUG -module logging
たとえば、 |
Oracle Management Serviceは、Oracle WebLogic ServerにデプロイされるJ2EEアプリケーションです。Oracle WebLogic Serverの各種コンポーネントにより、各自のログ・ファイルが生成されます。これらのファイルには、後にサポート担当者が問題の解決に使用できる重要な情報が含まれます。
表11-6は、一部のコンポーネントのログ・ファイルの場所を示しています。
表11-6 コンポーネントのログ・ファイルの場所
コンポーネント | 場所 |
---|---|
Oracle HTTP Server(OHS) |
次に例を示します。
|
OPMN |
次に例を示します。
|
Oracle WebLogic |
次に例を示します。
|
Enterprise Manager Grid Controlでは、新しいファイルに定期的にロールオーバーするようにOHSログをデフォルトで構成するため、各ファイルのサイズが大きくなりすぎることはありません。ディスク領域を確保するために古いロールオーバー・ファイルを定期的に削除することも必要です。UNIXのcronと同様に、オペレーティング・システムのスケジューラを使用してロールオーバー・ファイルを定期的に削除できます。
これらのログ・ファイルのサイズとローテーションの制御については、Oracle Fusion Middleware管理者ガイドを参照してください。