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Oracle® Enterprise Manager System Monitoring Plug-Inリリース・ノート for Oracle Exadata Storage Server
リリース1.0.3.0.0, 1.1.4.0.0, 1.2.4.0.0
B58083-02
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Oracle® Enterprise Manager

System Monitoring Plug-Inリリース・ノート for Oracle Exadata Storage Server

リリース1.0.3.0.0, 1.1.4.0.0, 1.2.4.0.0

B58083-02(原本部品番号:E13106-06)

2010年9月

Oracle Enterprise Manager System Monitoring Plug-In(System Monitoring Plug-In)は、Oracle以外のコンポーネント(サード・パーティ・データベース、サード・パーティのミドルウェア、ストレージ、ネットワーク・デバイスなど)を監視する追加機能を導入することで、Enterprise Manager Grid Controlが提供するソリューションを強化するものです。

System Monitoring Plug-in for Oracle Exadata Storage Serverは、Oracle Enterprise Manager Grid Control(Grid Control)を拡張して、Oracle Exadata Storage Serverを管理できるようにするためのプラグインです。

このドキュメントは、System Monitoring Plug-In for Oracle Exadata Storage Serverのリリース・ノートです。


注意:

このドキュメントの最新バージョンは、Oracle Technology Network(OTN)の次のURLから入手可能です。

http://www.oracle.com/technology/documentation/oem.html

メインのドキュメント・ページで、表の「View Library」をクリックします。Enterprise Managerのドキュメント・ライブラリ・ページで、「Documentation」タブをクリックし、「System Monitoring Plug-ins」ポートレット内をスクロールダウンしてこのドキュメントを探してください。


このドキュメントの内容は次のとおりです。

プラグインのインストール

System Monitoring Plug-Inのアーカイブは、OTNで「Downloads」「Enterprise Manager」の順にクリックするとダウンロードできます。DVDがある場合は、plugin_archivesディレクトリに、各プラグインのインストールに必要なプラグイン・アーカイブがあります。

プラグインをインストールするには、次の操作を実行します。

  1. インストール対象のプラグインのアーカイブをデスクトップにコピーまたは保存します。

  2. ブラウザでGrid Controlコンソールを起動します。

  3. System Monitoring Plug-Inのインストレーション・ガイドに記載された説明に従います。

既知の問題

この項では、今回のリリースに存在する問題点について説明します。

共通の不具合および制限事項

Grid Controlの次の全体的な不具合および制限事項は、System Monitoring Plug-In for Oracle Exadata Storage Serverに影響します。

  • Oracle Bug#4736085: ターゲットのアンデプロイ中にエラー・メッセージが表示される

    複数のエージェントからSystem Monitoring Plug-Inをアンデプロイする場合、優先資格証明が正しく設定されていないエージェントがあると、一貫性のないエラー状態が発生します。

    • 原因: 複数のエージェントからプラグインを最初にアンデプロイする場合、優先資格証明が設定されていないエージェントがあると、予期せぬエラー・メッセージが表示されます。その後、資格証明が正しく設定されているエージェントからアンデプロイしようとすると、キャッシュの問題により同じエラー・メッセージが引き続き表示されます。

    • 回避策: この問題が発生した場合、ログアウトしてログインしなおします。「管理プラグインのアンデプロイ」ページに移動して、優先資格証明が設定されているエージェントのみを選択します。

  • Oracle Bug#5219848: 最初のデプロイが失敗した場合、後続のデプロイに問題がある

    • 原因: エージェントに対するプラグインの最初のデプロイが失敗します。後続のデプロイは、正常に行われたと報告された場合でも、完全に成功していないことがあります。「構成の表示」ページおよびレポートの構成関連情報にエラーが表示されます。

    • 回避策: プラグインを再デプロイすると、問題が解決します。Enterprise Managerをクリーンアップし、次のようにプラグインのトレースをすべて削除します。

    1. 既存のプラグイン・ターゲットをすべて削除します。

    2. プラグインをアンデプロイします。

    3. プラグインを削除します。

    4. プラグインを再インポートします。

    5. すべての前提条件を満たすエージェントにプラグインをデプロイしなおします。

  • Oracle Bug#5179581: エラー: ターゲットが破損した状態です - メトリック収集エラーが発生しました


    注意:

    Oracle Management Agentリリース10.2.0.3以上では、この不具合は修正されています。この問題は、10.2.0.3より古いリリースのエージェントで発生します。

    • 原因: この動作が発生するのは、ターゲット、エージェント、ターゲット・システムのうちの1つまたは複数で、処理速度が遅くなるか負荷が高くなり、動的プロパティの計算にデフォルトのタイムアウト値より長い時間を要する場合です。

    • 回避策: 次のコマンドを実行します。

      emctl reload agent dynamicproperties <target name>:<target type>

      または

      次の手順で、ターゲット・インスタンスのプロパティを再送信することもできます。

    1. 「監視構成」リンク(プラグイン・ターゲットのホームページにある「関連リンク」セクションの下)をクリックします。

    2. 暗号化されたプロパティを再入力します。

    3. 「OK」をクリックします。

  • 状況依存ヘルプ: System Monitoring Plug-Inには状況依存オンライン・ヘルプがありません。

  • Enterprise Manager Grid Control 10.2.0.3以下を使用する場合は、資格証明を指定した後でも、プラグイン・ターゲットの追加時に「ターゲットの追加」ページで警告メッセージが出力される場合があります。このページで資格証明を指定し、「接続のテスト」をクリックすると、サーバーに対する接続をテストすることができます。ただし、接続のテストに成功した後、「OK」をクリックしてターゲットを追加する際、警告メッセージが出力される場合があります。

    • 原因: 「OK」をクリックすると、ページがリフレッシュされるためです。ページ上の資格証明はキャッシングもロードも実行されず、それらのフィールドには暗号化された値が表示されます。

    • 回避策: この問題を解決するには、資格証明を再入力し、「OK」をクリックします。

System Monitoring Plug-In for Oracle Exadata Storage Server固有の既知の問題

Oracle Bug#7037880および7031995: パフォーマンス・レポートでパフォーマンス・データをクリックしたときに表示されるエラー

「レポート」タブで使用可能なパフォーマンス・レポートでは、表にハイパーリンクの形式でパフォーマンス・データが表示されます。このハイパーリンクをクリックして、さらにドリルダウンしてメトリックの詳細を表示することもできます。ただし、Oracle Exadata Storage Serverターゲットの名前にアンダースコア("_")が含まれている場合、レポートに表示されるハイパーリンクが壊れ、次のエラーが表示されます。

エラー: metricColumn - metricColumnページ・プロパティが必要です。

この問題を回避するには、名前にアンダースコアを使用しないようにするか、使用する必要がある場合はターゲット名でアンダースコアの前にアスタリスク(*)を付けます。たとえば、ターゲットの名前をstorage_serverにする必要がある場合、storage*_serverのように名前を変更します。

ターゲットがEnterprise Manager 10g Grid Controlリリース3(10.2.0.3)で監視されている場合、パフォーマンス・データが表示されない

Enterprise Manager 10g Grid Controlリリース3(10.2.0.3)を使用してOracle Exadata Storage Serverを監視する場合、パフォーマンス・レポートにデータが表示されない場合があります。

この問題を回避するには、Enterprise Manager 10g Grid Controlリリース3(10.2.0.3)をEnterprise Manager 10g Grid Controlリリース4(10.2.0.4)にアップグレードします。

ドキュメントのアクセシビリティについて

オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/を参照してください。

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Oracleサポート・サービスに連絡するには、テレコミュニケーション・リレー・サービス(TRS)を使用してOracleサポート(+1-800-223-1711)までお電話ください。Oracleサポート・サービスの技術者が、Oracleサービス・リクエストのプロセスに従って、技術的な問題を処理し、お客様へのサポートを提供します。TRSの詳細は、http://www.fcc.gov/cgb/consumerfacts/trs.htmlを参照してください。電話番号の一覧は、http://www.fcc.gov/cgb/dro/trsphonebk.htmlを参照してください。


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