ヘッダーをスキップ
Oracle® Enterprise Manager System Monitoring Plug-inリリース・ノートfor Oracle TimesTen In-Memory Database
リリース2.1
B56044-02
 

 

Oracle® Enterprise Manager

System Monitoring Plug-inリリース・ノートfor Oracle TimesTen In-Memory Database

リリース2.1

B56044-02(原本部品番号:E13082-04)

2010年4月

このマニュアルの構成は次のとおりです。

1 プラットフォーム

System Monitoring Plug-in for Oracle TimesTen In-Memory Databaseは、TimesTen 11.2.1.5.0以上、Enterprise Managerエージェント10.2.0.xおよびEnterprise Managerエージェント11.1.0.1がサポートするすべてのプラットフォームでサポートされます。

2 ソフトウェア要件およびインストール

ソフトウェア要件については、『Oracle Enterprise Manager System Monitoring Plug-inインストレーション・ガイドfor Oracle TimesTen In-Memory Database』を参照してください。

Oracle Enterprise Managerエージェント11.1.0.1のインストール方法については、次のWebサイトを参照してください。

http://download.oracle.com/docs/cd/E11857_01/index.htm

Oracle Enterprise Managerエージェント10.2.0.5以上のインストール方法については、次のWebサイトを参照してください。

http://download.oracle.com/docs/cd/B16240_01/doc/nav/portal_booklist.htm

3 既知の問題

この項では、既知の問題および制限事項について説明します。

3.1 メトリックの収集

  • このプラグインでは、次の場合にターゲットのメトリックを収集できなくなりました。

    • ターゲットのユーザーが削除されている場合。

    • ユーザーのパスワードがプラグインの実行中に変更されている場合。

    • ターゲットDSNに対応するデータベースがアンロードされている場合。

    • ターゲットDSNのTimesTenデーモンが停止している場合。

3.2 アクセス制御

  • Oracle Enterprise Managerの一部のバージョンでは、アクセス制御が有効になっている場合、「テスト接続」をクリックした後にパスワードを再度入力する必要があります。「テスト接続」の実行後に「OK」をクリックしてターゲットを追加すると、プラグインでTimesTen認証エラーが発生します。ターゲットの追加後にパスワードを再度入力するには、ターゲットのメイン・ページで「監視構成」を選択します。

3.3 資格証明

  • EMエージェントを動作させるには、EMエージェントの資格証明(ホストのユーザー名/パスワード)を適切に設定する必要があります。

3.4 破棄されたデータベース

  • プラグインで監視しているTimesTenデータベースが破棄された場合でも、このプラグインのスクリプトは、ターゲットが削除されるまで1分間に1回実行されます。ただし、正常には完了しません。

3.5 直接リンクされたDSN

  • このプラグインは、クライアント/サーバーDSNとともに使用されるようには設計されていません。このプラグインでは、直接リンクされたDSNのみが使用されます。

3.6 パフォーマンス

  • このプラグインは、Enterprise Manager Oracle Management ServerまたはOracle Enterprise Manager Repositoryと同じマシンにはデプロイしないでください。

  • TimesTenデータベースを再作成または上書きすると、SYS.MONITOR表のメトリックは0(ゼロ)にリセットされます。この再作成中にデータベースが監視されている場合、パフォーマンスの一部の評価が一時的に低下します。この動作は自動的に補正されます。エラーではありません。

  • Enterprise Manager Oracle Management ServerまたはEnterprise Manager Repositoryデータベースが存在するサーバーでメモリーが少なくなったり、CPUの限界またはI/Oの限界に達すると、プラグイン・レポートのパフォーマンスが低下します。

3.7 ターゲットの削除

  • ターゲットを削除してから、同じ名前で再度追加しようとすると、「java.sql.SQLException: ORA-20600: 指定したターゲットは現在削除中です。」などのEMエラーが発生する場合があります。待機してから再試行するか、または異なるターゲット名を使用してください。

3.8 ターゲットのプロパティ

  • 「ターゲット・プロパティ」ページで、値(コメント、ライン・オブ・ビジネスなど)が消失する場合があります。このことが、プラグインの精度またはパフォーマンスに影響することはありません。

3.9 Windows

  • ホストのユーザー名は、windows_domain\usernameとして指定する必要があります。

  • EMエージェント・サービスを実行するユーザーには、セキュリティ権限Log on as a batch userを付与する必要があります。

4 ドキュメントのアクセシビリティについて

オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/を参照してください。

ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて

スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります。しかしJAWSは括弧だけの行を読まない場合があります。

外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて

このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。

Oracleサポートへのアクセス

Oracleのお客様は、My Oracle Supportを通して電子サポートにアクセスできます。詳細は、http://www.oracle.com/support/contact.htmlを参照してください。聴覚障害のあるお客様は、http://www.oracle.com/accessibility/support.htmlを参照してください。


Oracle Enterprise Manger Monitoring Plug-inリリース・ノートfor Oracle TimesTen In-Memory Database, リリース2.1

B56044-02

Copyright © 2007, 2010, Oracle and/or its affiliates.All rights reserved.

このソフトウェアおよび関連ドキュメントの使用と開示は、ライセンス契約の制約条件に従うものとし、知的財産に関する法律により保護されています。ライセンス契約で明示的に許諾されている場合もしくは法律によって認められている場合を除き、形式、手段に関係なく、いかなる部分も使用、複写、複製、翻訳、放送、修正、ライセンス供与、送信、配布、発表、実行、公開または表示することはできません。このソフトウェアのリバース・エンジニアリング、逆アセンブル、逆コンパイルは互換性のために法律によって規定されている場合を除き、禁止されています。

ここに記載された情報は予告なしに変更される場合があります。また、誤りが無いことの保証はいたしかねます。誤りを見つけた場合は、オラクル社までご連絡ください。

このソフトウェアまたは関連ドキュメントが、米国政府機関もしくは米国政府機関に代わってこのソフトウェアまたは関連ドキュメントをライセンスされた者に提供される場合は、次のNoticeが適用されます。

U.S. GOVERNMENT RIGHTS Programs, software, databases, and related documentation and technical data delivered to U.S. Government customers are "commercial computer software" or "commercial technical data" pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulations.As such, the use, duplication, disclosure, modification, and adaptation shall be subject to the restrictions and license terms set forth in the applicable Government contract, and, to the extent applicable by the terms of the Government contract, the additional rights set forth in FAR 52.227-19, Commercial Computer Software License (December 2007).Oracle USA, Inc., 500 Oracle Parkway, Redwood City, CA 94065.

このソフトウェアは様々な情報管理アプリケーションでの一般的な使用のために開発されたものです。このソフトウェアは、危険が伴うアプリケーション(人的傷害を発生させる可能性があるアプリケーションを含む)への用途を目的として開発されていません。このソフトウェアを危険が伴うアプリケーションで使用する際、このソフトウェアを安全に使用するために、適切な安全装置、バックアップ、冗長性(redundancy)、その他の対策を講じることは使用者の責任となります。このソフトウェアを危険が伴うアプリケーションで使用したことに起因して損害が発生しても、オラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます。

OracleはOracle Corporationおよびその関連企業の登録商標です。その他の名称は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。

このソフトウェアおよびドキュメントは、第三者のコンテンツ、製品、サービスへのアクセス、あるいはそれらに関する情報を提供することがあります。オラクル社およびその関連会社は、第三者のコンテンツ、製品、サービスに関して一切の責任を負わず、いかなる保証もいたしません。オラクル社およびその関連会社は、第三者のコンテンツ、製品、サービスへのアクセスまたは使用によって損失、費用、あるいは損害が発生しても、一切の責任を負いかねます。