MySQL 8.0 リファレンスマニュアル MySQL NDB Cluster 8.0 を含む

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15.8.12 専用 MySQL Server の自動構成の有効化

innodb_dedicated_server が有効な場合、InnoDB は次の変数を自動的に構成します:

MySQL インスタンスが、使用可能なすべてのシステムリソースを使用できる専用サーバーに存在する場合にのみ、innodb_dedicated_server を有効にすることを検討してください。 たとえば、MySQL のみを実行する Docker コンテナまたは専用 VM で MySQL Server を実行する場合は、有効化を検討してください。 MySQL インスタンスが他のアプリケーションとシステムリソースを共有している場合、innodb_dedicated_server を有効にすることはお薦めしません。

次の情報では、各変数が自動的に構成される方法について説明します。

自動的に構成されたオプションがオプションファイルまたは他の場所で明示的に構成されている場合は、明示的に指定された設定が使用され、次のような起動警告が stderr に出力されます:

[警告] [000000] InnoDB: innodb_buffer_pool_size=134217728 が明示的に指定されているため、innodb_buffer_pool_size ではオプション innodb_dedicated_server は無視されます。

あるオプションを明示的に構成しても、他のオプションの自動構成は妨げられません。

innodb_dedicated_server が有効で、innodb_buffer_pool_size がオプションファイルで明示的に構成されている場合でも、innodb_log_file_size および innodb_log_files_in_group は、バッファプールのサイズの構成に使用されていなくても、サーバーで検出されたメモリー量に基づいて計算されたバッファプールサイズ値に基づいて自動的に構成されます。

自動的に構成された設定は、MySQL サーバーが起動されるたびに必要に応じて評価および再構成されます。