MySQL 8.0 リファレンスマニュアル MySQL NDB Cluster 8.0 を含む

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27.12.18.2 ステージサマリーテーブル

パフォーマンススキーマは、現在および最近のステージイベントを収集するためのテーブルを保持し、その情報をサマリーテーブルに集約します。セクション27.12.5「パフォーマンススキーマステージイベントテーブル」 では、ステージサマリーの基になるイベントが記述されます。 ステージイベントの内容、現在および過去のステージイベントテーブル、およびデフォルトで無効になっているステージイベント収集の制御方法の詳細は、その説明を参照してください。

ステージイベントサマリー情報の例:

mysql> SELECT *
       FROM performance_schema.events_stages_summary_global_by_event_name\G
...
*************************** 5. row ***************************
    EVENT_NAME: stage/sql/checking permissions
    COUNT_STAR: 57
SUM_TIMER_WAIT: 26501888880
MIN_TIMER_WAIT: 7317456
AVG_TIMER_WAIT: 464945295
MAX_TIMER_WAIT: 12858936792
...
*************************** 9. row ***************************
    EVENT_NAME: stage/sql/closing tables
    COUNT_STAR: 37
SUM_TIMER_WAIT: 662606568
MIN_TIMER_WAIT: 1593864
AVG_TIMER_WAIT: 17907891
MAX_TIMER_WAIT: 437977248
...

各ステージサマリーテーブルには、テーブルのイベントの集計方法を示す 1 つまたは複数のグループ化カラムがあります。 イベント名は、setup_instruments テーブル内のイベントインストゥルメントの名前を参照します:

各ステージ要約テーブルには、集計値を含む次の要約カラムがあります: COUNT_STAR, SUM_TIMER_WAIT, MIN_TIMER_WAIT, AVG_TIMER_WAIT および MAX_TIMER_WAIT。 これらのカラムは、待機イベントサマリーテーブル (セクション27.12.18.1「待機イベント要約テーブル」 を参照) の同じ名前のカラムに似ていますが、ステージサマリーテーブルでは、events_waits_current ではなく events_stages_current のイベントが集計される点が異なります。

ステージサマリーテーブルには、次のインデックスがあります:

TRUNCATE TABLE はステージサマリーテーブルに使用できます。 これには次の効果があります:

また、アカウント、ホスト、ユーザーまたはスレッド別に集計された各ステージサマリーテーブルは、依存する接続テーブルの切捨てまたは events_stages_summary_global_by_event_name の切捨てによって暗黙的に切り捨てられます。 詳細は、セクション27.12.8「パフォーマンススキーマ接続テーブル」を参照してください。