アップグレード中に発生する可能性があることを理解します。 セクション2.11.3「MySQL のアップグレードプロセスの内容」を参照してください。

バックアップを作成してデータを保護します。 バックアップには、MySQL データディクショナリテーブルおよびシステムテーブルを含む mysql システムデータベースを含める必要があります。 セクション7.2「データベースバックアップ方法」を参照してください。

セクション2.11.2「アップグレードパス」 を確認して、意図したアップグレードパスがサポートされていることを確認します。

アップグレード前に認識しておく必要がある変更については、セクション2.11.4「MySQL 8.0 での変更」 を確認します。 一部の変更にはアクションが必要な場合があります。

非推奨となった機能および削除された機能については、セクション1.3「MySQL 8.0 の新機能」 を確認してください。 アップグレードでは、これらの機能のいずれかを使用する場合、それらの機能の変更が必要になることがあります。

セクション1.4「MySQL 8.0 で追加、非推奨または削除されたサーバーおよびステータスの変数とオプション」 を確認します。 非推奨の変数または削除された変数を使用する場合、アップグレードで構成の変更が必要になることがあります。

修正、変更および新機能の詳細は、「リリースノート」を確認してください。

レプリケーションを使用する場合は、セクション17.5.3「レプリケーションセットアップをアップグレードする」 を確認します。

アップグレード手順は、プラットフォームおよび初期インストールの実行方法によって異なります。 現在の MySQL インストールに適用される手順を使用してください:

MySQL インストールに、インプレースアップグレード後の変換に時間がかかる可能性のある大量のデータが含まれている場合、必要な変換およびそれらの実行に関連する作業を評価するためのテストインスタンスを作成すると便利な場合があります。 テストインスタンスを作成するには、mysql データベースおよびデータのない他のデータベースを含む MySQL インスタンスのコピーを作成します。 テストインスタンスでアップグレード手順を実行して、実際のデータ変換の実行に関連する作業を評価します。

MySQL の新しいリリースをインストールまたはアップグレードする場合は、MySQL 言語インタフェースの再構築および再インストールをお薦めします。 これは PHP mysql 拡張機能や Perl DBD::mysql モジュールなどの MySQL インタフェースに適用されます。