この図は、2つのハードウェア・クラスタを示しています。各ハードウェア・クラスタの構成は次のとおりです。
2つのノード(アクティブ・ノードとパッシブ・ノード)
共有記憶域
仮想ホスト名とIPアドレス
各ノードのベンダー・クラスタウェア。Windowsでは、Microsoft Cluster ServerとOracle Fail Safeが必要です。
最初のハードウェア・クラスタでは、アクティブ・ノードがOracle HTTP Serverを実行します。Oracle HTTP ServerのOracleホームは共有記憶域にインストールされています。アクティブ・ノードに障害が発生した場合は、パッシブ・ノードが引き継ぎ、共有記憶域をマウントしてOracle HTTP Serverを実行します。
2番目のハードウェア・クラスタでは、アクティブ・ノードがOC4Jを実行します。OC4J用のOracleホームは共有記憶域にインストールされています。アクティブ・ノードに障害が発生した場合は、パッシブ・ノードが引き継ぎ、共有記憶域をマウントしてOC4Jプロセスを実行します。
最初のハードウェア・クラスタ内のOracle HTTP Serverは、2番目のハードウェア・クラスタの仮想ホスト名とIPアドレスを使用して、2番目のハードウェア・クラスタ内のOC4Jにアクセスします。
このトポロジのバリエーション
このトポロジではリリース2(10.1.2)のOracle Identity Managementを使用できます。
このトポロジではリリース2(10.1.2)のOracle HTTP Serverを使用できます。