この図は、OracleAS Disaster Recoveryの主要操作を実行するための、OracleAS Guardの9つの主要なasgctlコマンド・シーケンスを示しています。これらの主要操作には、トポロジ・ファイルの作成(discover topology)とトポロジ・ファイルの更新(add instanceまたはremove instance)、クローニング(clone instanceまたはclone topology)、インスタンス化(instantiate topology)、同期化(sync topology)、スイッチオーバー(switchover topology)およびフェイルオーバー(failover)があります。これらの主要操作は、1つを除き、すべてOracleAs Guardクライアントと、本番Infrastructureデータベースの配置先のOracleAS Guardサーバーを接続するためのconnectコマンドで始まり、次にプライマリ・サイトでインフラストラクチャ・データベースの識別(set primary databaseコマンド)が行われます。唯一の例外はフェイルオーバー操作で、connectコマンドでは常にOracleAS Guardクライアントが、スタンバイInfrastructureデータベースの配置先のOracleAS Guardサーバー(本番サイトは使用不可)に接続され、次にset new primary databaseコマンドによってセカンダリ・サイトの新しいInfrastructureデータベースが識別されます。その後、フェイルオーバー操作に続いてトポロジの検出操作が実行され、このサイトにまだ存在していなかったトポロジ・ファイルが作成されます。すべてのコマンド・シーケンスはdisconnectコマンドで終了し、OracleAS GuardクライアントがOracleAS Guardサーバーから切断されます。