このイメージは、主要要素であるApplication Explorer(設計時)、J2EE Application Server、SOAP/WSクライアント、BSE(アダプタが常駐するアダプタ・フレームワークを管理)を含むWebコンテナおよびOracle RDBMSを示しています。図中央の右側には、それぞれが個別のEISを示す多数の要素があります。中央にある要素は、それぞれの配置場所を示すために次の順序で重ねられています。アダプタはアダプタ・フレームワークに常駐し、アダプタ・フレームワークはBSE内にあり、このBSEはWebコンテナ内にあり、Webコンテナ自体はJ2EE Application Serverの最上部にあります。

Application Explorerは、J2EE Application Serverの左に離れて示されています。Application ExplorerとBSEを結ぶ双方向の矢印は、両者間の双方向接続を示しています。図の左でApplication Explorerの下にある要素は、SOAPクライアントを表しています。SOAPクライアントはBSEに双方向の矢印で接続されており、これはSOAPクライアントがHTTPを介してBSEにSOAPリクエストを発行し、BSEはアダプタ・フレームワーク内でアダプタを管理することを示します。図の右側では、アダプタと複数のEIS要素との間に一連の双方向矢印があり、アダプタが各EISに接続してサービス・リクエストを完了し、EISからレスポンスを受信した後に、そのレスポンスをフレームワークおよびBSE経由でSOAPクライアントに戻すことを示しています。また、双方向矢印はアダプタのイベント機能も示しています。アダプタはEIS内でイベントを検出し、イベント・データを設計時にApplication Explorerを使用して構成された宛先に渡します。