この図は、EJB 2.1 CMPエンティティBeanのライフ・サイクルを示しています。存在しない状態、プール状態および実行可能状態という3つの状態があります。存在しない状態からプール状態に遷移する場合、newInstanceメソッドの起動、およびエンティティ・コンテキストを引数として使用したsetEntityContextメソッドの起動が発生します。プール状態の間は、ejbHome、ejbFindおよびejbSelectメソッドを起動できます。プール状態から実行可能状態に遷移する場合、新規インスタンスでは、ejbCreateメソッドの起動、およびejbPostCreateメソッドの起動が発生します。実行可能状態の間は、ejbLoad、各種ビジネス・メソッド、ejbTimeout、ejbSelect、ejbStoreなどのメソッドを起動できます。実行可能状態からプール状態に遷移する場合、コンテナにより非アクティブ化に適したエンティティBeanが選択され、ejbPassivateメソッドの起動が発生します。プール状態から実行可能状態に遷移する場合、以前非アクティブ化されたエンティティBeanでは、ejbActivateメソッドの起動が発生します。実行可能状態からプール状態に遷移する場合、削除されるエンティティBeanでは、ejbRemoveメソッドの起動が発生します。プール状態から存在しない状態に遷移する場合、unsetEntityContextメソッドの起動が発生します。