この図は、ステートレス・セッションBeanのライフ・サイクルを示しています。存在しない状態とメソッド実行可能プール状態という2つの状態があります。存在しない状態からメソッド実行可能プール状態に遷移する場合、newInstanceメソッドの起動、依存性注入の実行(存在する場合)、setSessionContextメソッドの起動、およびPostConstructアノテーション付きのセッションBeanメソッドまたはejbCreateメソッド(定義されている場合)の起動が発生します。メソッド実行可能プール状態から存在しない状態に遷移する場合、PreDestroyアノテーション付きのセッションBeanメソッドまたはejbRemoveメソッド(定義されている場合)の起動が発生します。メソッド実行可能プール状態の間は、各種のセッションBeanメソッドを起動できます。セッションBeanでTimedObjectインタフェースを実装している場合は、ejbTimeoutメソッドも同じように起動できます。