次の手順は、画像に示すMDBベースのJMSエンドポイントWebサービス・アプリケーションの処理内容を示しています。
Webサービス・クライアントが、JMSエンドポイントWebサービス上でsend
操作を起動するためのSOAPリクエストを送信します。
JMSエンドポイントWebサービスが受信メッセージを処理し、それをJMS宛先であるJMS宛先1
にダイレクトします。
EJBコンテナが、JMS宛先1
をリスニングするMDBを起動します。
MDBは、メッセージを処理すると、JMS宛先2
で新しいメッセージを生成します。メッセージの生成および使用には、1つ以上のMDBが関係する場合があります。たとえば、あるMDBがJMS宛先1
をリスニングするのみでなく、JMS宛先2
へのメッセージ送信も行う場合があります。
(矢印5および6)Webサービス・クライアントが、SOAPリクエスト送信の結果として、JMSエンドポイントWebサービス上でreceive
操作を実行し、メッセージを受信します。JMSエンドポイントWebサービスがJMS宛先からのメッセージを使用し、SOAPレスポンス・メッセージに入れ、送信対象となるそのSOAPレスポンス・メッセージをクライアントに渡します。