次の手順は、画像に示すMDBベースのJMSエンドポイントWebサービス・アプリケーションの処理内容を示しています。

  1. Webサービス・クライアントが、JMSエンドポイントWebサービス上でsend操作を起動するためのSOAPリクエストを送信します。

  2. JMSエンドポイントWebサービスが受信メッセージを処理し、それをJMS宛先であるJMS宛先1にダイレクトします。

  3. EJBコンテナが、JMS宛先1をリスニングするMDBを起動します。

  4. MDBは、メッセージを処理すると、JMS宛先2で新しいメッセージを生成します。メッセージの生成および使用には、1つ以上のMDBが関係する場合があります。たとえば、あるMDBがJMS宛先1をリスニングするのみでなく、JMS宛先2へのメッセージ送信も行う場合があります。

  5. (矢印5および6)Webサービス・クライアントが、SOAPリクエスト送信の結果として、JMSエンドポイントWebサービス上でreceive操作を実行し、メッセージを受信します。JMSエンドポイントWebサービスがJMS宛先からのメッセージを使用し、SOAPレスポンス・メッセージに入れ、送信対象となるそのSOAPレスポンス・メッセージをクライアントに渡します。