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Oracle Content Database Oracle WebCenter Suite用アプリケーション管理者ガイド
10g(10.1.3.2.0)
E05042-01
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用語集

O U W

O

Oracle Workflow
Oracle Workflowは、ビジネス・プロセスの定義、自動化および統合をサポートするシステム。

U

UTF-8
8ビット文字のシーケンスで、16ビットのUnicode文字のシーケンスを表すために使用するキャラクタ・エンコーディングの形式。どちらも0(ゼロ)ではない。この文字のシーケンスは、通常のC言語の文字列を使用して表せる。オペレーティング・システムでUTF-8がサポートされていない場合、ユーザー・プリファレンスで他のDistributed Authoring and Versioning(DAV)キャラクタ・エンコーディング形式を入力できる。

W

Web Distributed Authoring and Versioning(WebDAV)
WebDAVは、World Wide Web上で共同作成するためのInternet Engineering Task Force(IETF)標準。Hypertext Transfer Protocol(HTTP)の一連の拡張機能を含む。これらの拡張機能は、インターネット上に存在する各ユーザー間のリモートでの共同編集、ファイル管理を容易にする。

アーカイブ(archive)
Oracle Content DBのサイトには、アーカイブ・フォルダが含まれる。ファイルまたはフォルダが削除されると、そのアイテムはファイルまたはフォルダを含むライブラリのごみ箱フォルダに移動される。アイテムがごみ箱フォルダから削除されると、ごみ箱フォルダは空になり、そのアイテムはアーカイブ・フォルダに移動される。サイトの構成によって、アーカイブ・フォルダ内のアイテムは指定した期間を過ぎると自動的に削除される場合がある。アーカイブ・フォルダ内のファイルおよびフォルダは、サイトのコンテンツ管理者によってリカバリおよびリストアできる。
アクセス・ロール(access roles)
Oracle Content DBのセキュリティはアクセス・ロールに基づき、Oracle Content DBのファイル、フォルダ、ライブラリ、コンテナおよびリンクへのユーザーのアクセス権の種類を指定する。各ロールは、一連の権限で構成される。権限とは、Oracle Content DBの特定のアクションまたは操作を実行できることを表す。
アプリケーション管理(application administration)
Oracle Content DBのアプリケーション管理には、ユーザー、割当て制限、ライブラリ、セキュリティ、カテゴリおよびコンテンツの管理が含まれる。

カテゴリ(category)
ファイルおよびフォルダを分類する情報の単位。Oracle Content DBでは、1つ以上のカテゴリを割り当てることにより、ユーザーはファイルまたはフォルダにメタデータを関連付ける。ユーザーはファイルおよびフォルダの高度な検索にカテゴリを使用できる。カテゴリは、サブカテゴリに分けて、1つ以上のカテゴリ属性を持たせることができる。カテゴリは、カテゴリ管理者によってサイト用に作成および構成される。
カテゴリ属性(category attributes)
カテゴリ属性は、Oracle Content DBのカテゴリを定義するために追加される情報。
管理モード(Administration Mode)
Oracle Content DBの管理モードにより、割当て制限の割当てやロールの割当てなどのアプリケーション管理機能にアクセスできる。

個人ライブラリ(Personal Library)
単一ユーザー用に設定され、単一ユーザーによって管理されるライブラリ。個人ライブラリは、ユーザー管理者がOracle Content DBのサイトの個人ライブラリを有効にしているかどうかによって、使用可能な場合とそうでない場合がある。
コンテナ(Container)
Oracle Content DBフォルダの特別なタイプ。コンテナにより、ユーザーおよび管理者がファイルやフォルダを整理する際の柔軟性が高くなる。たとえば、企業の部門やオフィスの場所によってサイトを整理する場合にコンテナを使用できる。コンテナには、ライブラリおよびコンテナのみを格納できる。

サイト(Site)
Oracle Content DBサイトは、Oracle Content DBのすべてのユーザー設定を管理するために使用される組織エンティティ。サイトには、そのサイトに格納できるコンテンツの量を指定する割当て容量(MB、GBまたはTB)が割り当てられる。
作業用コピー(working copy)
編集可能なファイルのコピー。ファイルがチェックアウトされると、最新バージョンのコピーとして作業用コピーがサーバーに作成される。ファイル・バージョンのように、作業用コピーにはドキュメントのコンテンツおよびメタデータの両方が含まれ、ユーザーは何度でも上書きできる。作業用コピーは、ドキュメントをチェックアウトしたユーザーのみに表示される。ドキュメントをチェックアウトしたユーザーは、作業用コピーを更新できる。

システム管理(system administration)
Oracle Content DBのシステム管理には、次のタスクが含まれる。
承認者(approvers)
ワークフロー・リクエストでリクエストの承認または否認のいずれかを行う、指定されたユーザー。

チェックアウト/チェックイン(check-out/check-in)
ファイルの新規バージョンを作成するためのメカニズムの1つ。ロック・メカニズムで制御されるため、各ファイルは一度に1人のユーザーによってのみチェックアウトできる。ファイルをチェックインすると、作業用コピーから新規バージョンが作成されて作業用コピーが破棄される。新規バージョンはそのファイルの最新バージョンとなり、他のドキュメント・バージョンと同じように、不変で更新することはできない。チェックアウトで取得されたロックは解除されるため、他のユーザーはドキュメントをチェックアウトできる。

バージョン・コントロール(version control)
バージョン・コントロール・ファイルには、一連のバージョンで構成されるバージョン履歴が含まれる。各バージョンには、ドキュメントのコンテンツおよびメタデータの両方が含まれる。ドキュメントのコンテンツまたはメタデータを更新すると、新規バージョンが作成される。一般的に、バージョンが作成されると、そのバージョンは不変となる。フォルダまたはライブラリに対してバージョニングが有効で、バージョニング・モデルに対して手動バージョニングが選択されている場合、ユーザーは明示的なチェックアウトおよびチェックイン操作によってのみ、バージョン・コントロールされたドキュメントを作成できる。フォルダまたはライブラリに対してバージョニングが有効で、バージョニング・モデルに対して自動バージョニングが選択されている場合、ファイルのコンテンツまたはカテゴリ情報を更新すると、新規バージョンが自動的に作成される。
バージョン履歴(version history)
保存されたファイルのバージョンについての情報。ファイルの「バージョンのプロパティ」ウィンドウからアクセスでき、バージョン履歴には、ファイルの作業用コピーおよびそのファイルの保存されたバージョンの表が表示される。

メタデータ(metadata)
アプリケーションまたは環境内で管理されている他のデータについての情報やその説明を提供するデータ。Oracle Content DBでは、1つ以上のカテゴリをファイルまたはフォルダに割り当てることにより、ユーザーはファイルまたはフォルダにメタデータを関連付ける。

ライブラリ(Library)
Oracle Content DBの特別なタイプのフォルダ。コンテナや通常のフォルダとは異なり、各ライブラリにはごみ箱フォルダおよびディスク領域の割当て制限がある。

ワークフロー・プロセス(workflow processes)
ワークフロー・プロセスでは、特定のワークフロー対応のアクションを実行する前に完了しておく必要がある一連のイベントを定義する。次の2種類のワークフロー・プロセスがある。
割当て制限(quota)
ライブラリに対して割り当てられたディスク領域サイズ。