用語集
A
- ADF
- Application Development Framework。Java EEアプリケーション開発の時間を短縮し、容易にするための一連のテクノロジ。同時に、検証済のソフトウェア・パターンを利用して、開発されたアプリケーションがスケーラブルで、パフォーマンスが高いことなどを確認する。
- API
- Application Program Interface。アプリケーションが、ポートレットなどのアプリケーション・オブジェクトでサービスを起動するために使用できる公開されたデータ構造および関数の集合。
- Application Development Framework
- 「ADF」を参照。
- Application Program Interface
- 「API」を参照。
C
- CSS
- カスケード・スタイル・シート。一貫したルック・アンド・フィールを保証する、またはフォント、色および間隔調整などのスタイルをWebドキュメントに追加するための簡単なメカニズム。
E
- EAR
- エンタープライズ・アーカイブ・ファイル。Java EEアプリケーション・サーバーでアプリケーションのデプロイに使用されるJava EEアーカイブ・ファイル。WebCenterアプリケーションは、アプリケーションと個々のランタイム・カスタマイズを含む汎用EARファイルと、アプリケーション・サーバーへのデプロイ用のアプリケーションのみを含むターゲットEARファイルの両方を使用してデプロイされる。EARファイルは、開発からテスト、テストから本番へアプリケーションを移行する際に発生する可能性のあるエラーを減らすことで、アプリケーションのデプロイメントを簡略化する。
- 「JAR」および「WAR」も参照。
- ECMA-262仕様(ECMA-262 specification)
- ECMAScriptおよびJavaScriptなど、プログラミング言語のスクリプトの標準化。
- ECMAScript
- ECMA-262仕様に従いEcma Internationalによって標準化されたスクリプト・プログラミング言語。しばしばJavaScriptまたはJScriptと呼ばれる。どちらもECMA-262仕様の拡張。
- EL
- Expression Language(EL)は、Java EE Webコンテナに入っているアプリケーションを取得および操作するための演算子を提供することにより、Webアプリケーション・データを処理する簡単な表記法。WebCenterアプリケーションでは、EL式は#{と}で囲まれ、通常は#{object.data}の形式になる。objectは、Java EE Webコンテナのページ、リクエスト、セッションまたはアプリケーションの有効範囲にある任意のJavaオブジェクトまたはADFコンポーネントを表す。
- Enterprise Manager
- 「OEM」を参照。
- Expression Language
- 「EL」を参照。
- eXtensible Markup Language
- 「XML」を参照。
F
- FPA
- フェデレーテッド・ポータル・アダプタ。JavaおよびPL/SQLの両方で書かれたポータル・インスタンス内のモジュールであり、PDK-Javaプロデューサ宛のSOAPメッセージを受信し、そのSOAPを解析し、メッセージをPL/SQLプロシージャ・コールとしてデータベース・プロデューサに送信する。つまり、FPAによってデータベース・プロデューサがPDK-Javaプロデューサとまったく同じように動作するようになり、ユーザーは複数のデータベース・サーバーにデータベース・プロデューサを配布できるようになる。すべてのリモート・プロデューサがPDK-Javaプロデューサとして扱われ、ユーザーからはその実装(データベースまたはWeb)はわからない。最も一般的な使用方法は、1つのポータル・インスタンスが所有するデータベース・プロデューサ(ページ・グループも含む)を他のポータル・インスタンスおよびWebCenterアプリケーション間で共有することである。
H
- HA
- 高可用性。シングル・ポイント障害を排除してサービスの停止をゼロまたは最小限にとどめることにより、ビジネスの目的を達成するために必要な可用性をアプリケーションに持たせることができる、ソリューション一式が持つ性能。
- HTML
- Hypertext Markup Language。ハイパーテキスト・ドキュメントをエンコードするための書式。テキスト、グラフィックス、プログラムへの参照および別のハイパーテキスト・ドキュメントを含めることができる。
- HTTP
- Hypertext Transfer Protocol。メッセージの書式設定と送信を行い、各種のコマンドに応じてWebサーバーおよびブラウザが実行する必要のあるアクションを決定するために、Webで使用される基本的な方式(プロトコル)。HTTPは、通常はOracle Application Serverとクライアントとの間で使用されるプロトコルである。
- Hypertext Markup Language
- 「HTML」を参照。
- Hypertext Transfer Protocol
- 「HTTP」を参照。
I
- IDE
- 統合開発環境。エディタ、デバッガ、スクリーン・ペインタ、オブジェクト・ブラウザなどを含むビジュアル・アプリケーション開発ツール。
- J2SE
- Java 2 Platform Standard Edition。アプリケーション開発者がJavaのアプレットおよびアプリケーションを、パーソナル・コンピュータやワークステーションなどのデスクトップ・クライアント・プラットフォーム上で開発、デプロイおよび管理するためのプラットフォーム。J2SEはAPI標準を定義するのみでなく、エンタープライズ・アプリケーションのデプロイも指定するため、アプリケーション・サーバーの管理者は、J2SEサーバーの機種に関係なく、アプリケーションをデプロイできる。
- 「OC4J」も参照。
- JAAS
- Java Authentication and Authorization Service(JAAS)は、アプリケーションによる認証およびユーザーに対するアクセス制御の実行を可能にするJavaパッケージ。JAASは、Java 2セキュリティを補完するためのもので、標準プラッガブル認証モジュール(PAM)フレームワークのJavaバージョンを実装する。これにより、アプリケーションは、認証サービスから独立したまま状態を維持でき、カスタム認証モジュールの使用をサポートする。
- JAASは、Java 2セキュリティ・モデルのアクセス制御アーキテクチャを拡張し、サブジェクトベースの認証をサポートする。デプロイメント・ディスクリプタで、コードベースのセキュリティ設定に制限されるかわりに、宣言型セキュリティの設定もサポートする。
- JAR
- Javaアーカイブ・ファイル。JARファイルには、Javaアプリケーションまたはアプレット用のクラス、イメージおよび音声ファイルが含まれる。JARファイルは圧縮することもできる。
- 「EAR」および「WAR」も参照。
- Java 2 Platform, Standard Edition
- 「J2SE」を参照。
- Java Authentication and Authorization Service
- 「JAAS」を参照。
- Java EE
- Java EE 5ともいう。Java Enterprise Edition 5プラットフォーム。アプリケーション開発者が複数層からなるサーバー中心の企業レベル・アプリケーションを開発、デプロイおよび管理するためのプラットフォーム。JavaEEプラットフォームは、複数層からなる分散アプリケーション・モデル、統合されたXMLベースのデータ交換、統合セキュリティ・モデル、および柔軟なトランザクション制御を提供する。独自のJava EEポートレットを構築し、Webプロデューサを介して公開できる。
- 「OC4J」も参照。
- Java Enterprise Edition 5プラットフォーム(Java Enterprise Edition 5 Platform)
- 「Java EE」を参照。
- Java Specification Request
- 「JSR 168」を参照。
- JavaScript
- Netscape社が開発したスクリプト言語。静的なHTMLに動的な動作を導入するポートレットを生成できる。この言語は、欧州電子計算機工業会のECMA-262仕様(ECMA-262標準)に準拠。このEMCA-262言語の代替名はECMAScript。
- JavaServer Faces
- 「JSF」を参照。
- JavaServer Pages
- 「JSP」を参照。
- JCR 1.0
- Javaコンテンツ・リポジトリ1.0。JSR 170ともいう。データベースに対するJDBCと同様に、コンテンツ・リポジトリの標準アクセスおよび対話APIを提案する。
- JPS
- Javaポートレット仕様。ポータル・サーバーのコンポーネントの開発方法を標準化。この仕様は、一般的なポートレットAPIと、パーソナライズ、プレゼンテーションおよびセキュリティの機能を提供するインフラストラクチャを定義する。このAPIを使用し、仕様に準拠するポートレットは、製品にとらわれず、仕様に準拠するどのポータル製品にもデプロイできる。「JSR 168」を参照。
- JSF
- JavaServer Faces(JSF)は、Webアプリケーションを作成するための新しい標準Javaフレームワーク。Java Webユーザー・インタフェースへのコンポーネント中心のアプローチを提供することで、開発を簡略化する。JSFは、プログラミングの柔軟性をもたらす豊富で堅牢なAPIを提供し、Model-View-Controller(MVC)設計パターンをアーキテクチャに統合することにより、保守性のより高いアプリケーションをうまく設計できるようにする。JSFは、Javaコミュニティ・プロセスを介して開発されたJava標準であるので、Oracle JDeveloperのような開発ツールは十分に強化され、使いやすく、ビジュアルで生産的なJSF開発環境を実現する。
- JSF JSP
- JavaServer Faces JavaServer Page。JSF JSPは、ユーザー・インタフェースにOracle ADF Facesコンポーネントをサポートし、ページ・ナビゲーションにはJSFテクノロジをサポートする点で、プレーンJSPとは異なる。JSF JSPページは、ページ内のコンポーネントのADFモデル・バインディング機能を使用することにより、Oracle Application Development Framework(Oracle ADF)の利点を活用する。
- JSP
- JavaServer Pages。Webページに対して簡単なプログラムによるインタフェースを提供するサーブレットの拡張機能。JSPは、専用のタグとWebやアプリケーション・サーバー上で実行される埋込みJavaコードが含まれたHTMLページである。HTMLページに動的機能を与える。JSPは最初にリクエストされたときに実際にサーブレットにコンパイルされ、サーブレット・コンテナ内で稼働する。
- 「JSPタグ」も参照。
- JSPタグ(JSP tags)
- JSPに埋め込んでJavaコードを囲むためのタグ。JSPタグでは
<jsp:
構文が使用され、JSP内のアクション要素はXML要素と同様にbegin
タグとend
タグで囲まれる。
- JSR 168
- Java Specification Request(JSR)168。Javaを使用して標準ベースのポートレットを構築するための一連のAPIを定義する。この仕様に準拠して構築されたポートレットは、ポータルにローカルにレンダリングするか、またはWSRPコンテナにデプロイしてリモートでレンダリングできる。詳細は、
http://jcp.org/en/jsr/detail?id=168
を参照。
M
- MDS
- Oracle Metadata Services。Application Development Frameworkのコア・テクノロジ。MDSは、メタデータを拡張可能でカスタマイズ可能な形で定義および使用するための統一アーキテクチャを提供する。
- Model-View-Controller
- 「MVC」を参照。
- MVC
- Model-View-Controller。多くの場合、同じデータの複数のビューを保持する機能を必要とするアプリケーションによって使用される標準的な設計パターン。MVCパターンを使用するには、データを保持するモデル、データのすべてまたは一部を表示するビュー、モデルまたはビューに影響するイベントを処理するコントローラという3つのカテゴリのいずれかに各オブジェクトを整然と分類することが重要である。この分類により、複数のビューおよびコントローラが同じモデルとインタフェースをとれるようになる。ポートレットなどの以前は存在しなかった新しいタイプのビューおよびコントローラでも、モデルの設計を変更せずにモデルとインタフェースをとることができる。
O
- OC4J
- Oracle Containers for J2EE。すべてがJavaで書かれたOracle Application ServerのJava EEサーバー・コンポーネント。標準のJava Development Kit(JDK)仮想マシン(Java VM)上で実行される。JSPトランスレータ、Javaサーブレット・コンテナ、およびEnterprise JavaBeans(JB)コンテナが含まれる。
- OmniPortlet
- Oracle WebCenter Suiteのコンポーネントで、ポートレット、コンテンツ統合、カスタマイズのようなポータル同様の機能をOracle ADF Facesアプリケーションに挿入できる。
- Oracle ADF Faces
- Oracle ADF Facesは、新しいJavaServer Faces JSR(JSR 127)に基づいたユーザー・インタフェース・コンポーネントを豊富に揃えたセット。Oracle ADF Facesには、データ表、階層型の表、カラー・ピッカーおよび日付ピッカーなどの組込み機能を持つ各種ユーザー・インタフェース・コンポーネントが用意されており、これらはアプリケーション内でカスタマイズや再利用が可能。
- Oracle Application Server
- Oracleの統合アプリケーション・サーバーの特長は次のとおり。
-
- 標準に準拠している(Java EE、WebサービスおよびXML)。
-
- ポータル、キャッシュ、ワイヤレス、統合およびパーソナライズなど、包括的な機能のセットを提供する。
-
- JavaとJava EE、Webサービス、XML、SQLおよびPL/SQLのための単一の統合プラットフォームを提供する。
- Oracle Application Server Portal
- Oracle Application Serverのコンポーネント。企業クラスのポータルを開発、デプロイ、管理および構成するために使用する。OracleAS Portalにはポータル構築用のフレームワークとセルフサービスの公開機能が組み込まれており、ポータル内でアクセスされる情報の作成と管理が可能。
- Oracle Containers for J2EE
- 「OC4J」を参照。
- Oracle Content Database
- 統合されたデータベース中心のコンテンツ管理アプリケーション。ファイルおよび文書のライフ・サイクル管理のための包括的な統合ソリューションを提供。Oracle Content Database(Oracle Content DB)は、Oracle Application Server、コンテンツ・アクセス用のJCRアダプタおよびOracleデータベース上で稼働する。スケーラブルなコンテンツ管理リポジトリを提供する。Oracle Content DBでは、開発者がコンテンツ管理アプリケーションの作成および拡張に使用できるWebサービスの包括的なセットも提供する。
- Oracle Drive
- オラクル社固有のWindowsアプリケーションで、これによりユーザーは、Windows Explorer、Microsoft Officeおよびその他のWindowsアプリケーションを使用して、Oracle Content Database内のコンテンツにアクセスし、Oracle Application Server Portalにアクセスできる。Oracle Driveには、Oracle Content DB内のファイルおよびフォルダが、Windows Explorerにマップされたドライブとして表示される。Oracle Driveには効率的なオフライン・ソリューションが用意されており、ユーザーは、オフライン時にコンピュータ上でファイルを編集し、再接続時にサーバーと同期させることができる。
- Oracle Enterprise Manager
- Oracle Enterprise Manager 10gは、Oracle Application Serverのコンポーネントで、管理者がOracle Application Serverのサービスを一元的に管理できるようにする。
- Oracle HTTP Server
- Oracle Application ServerのWebサーバー・コンポーネント。Apache Webサーバーのテクノロジに基づいて構築され、HTTPリクエストを処理するために使用される。中間層のうち、WebとOracle Application Server Portal間のリクエストを処理する部分。Oracle HTTP Serverの拡張機能では、Javaサーブレット、JSP、Perl、PL/SQLおよびCGIアプリケーションがサポートされる。
- Oracle Internet Directory
- Oracle Internet Directoryは、OracleのLDAP V3準拠のLDAPサーバー。Oracle Application Serverによって、ユーザーおよびグループをプロビジョニングするデフォルトのリポジトリとして使用される。Oracle Application Server Portalのユーザー資格証明およびグループ・メンバーの格納用リポジトリ。デフォルトでは、分散しているユーザーおよびネットワーク・リソースについてのOracle Internet Directory情報と照らし合せて、Oracle Single Sign-Onがユーザー資格証明を認証する。Oracle Internet Directoryによって、LDAPバージョン3に、Oracleデータベースの高度なパフォーマンス、スケーラビリティ、堅牢性および可用性が取り込まれる。
- Oracle JDeveloper
- Oracle JDeveloperは、Java、XMLおよびSQLの最新の業界規格を使用してアプリケーションおよびWebサービスを構築するための統合開発環境(IDE)である。開発者は、Oracle JDeveloperを使用してJavaポートレットを作成できる。
- Oracle JDeveloper用のWebCenter拡張機能(WebCenter Extension for Oracle JDeveloper)
- Oracle JDeveloperの更新ウィザードから使用可能な拡張機能で、WebCenterアプリケーションをOracle JDeveloper内で構築およびデプロイするために必要なライブラリ、テンプレート、ウィザードおよびダイアログをインストールする。
- Oracle Metadata Services
- 「MDS」を参照。
- Oracle Single Sign-On
- Oracle Application Serverのコンポーネント。ユーザーが単一のユーザー名とパスワードを使用してOracle Application Server製品群のすべての機能、および他のWebアプリケーションにログインできるようにする。OracleAS Portalは、パートナ・アプリケーションとしてOracle Single Sign-Onに統合されており、認証をこれに委託する。
- Oracle Technology Network
- 「OTN」を参照。
- Oracle WebCenter Framework
- Oracle WebCenter Suiteにより提供される機能のセットで、追加の統合およびランタイム・カスタマイズのオプションを提供することにより、Java Server Faces(JSF)環境を強化する。Oracle WebCenter Suiteの基礎であり、コンテキストリッチなアプリケーションの作成および実行を、ユーザー・インタラクション、ファイルおよびドキュメント、あるいは複雑な作業プロセスにおけるユーザーの位置の明確な表示などの形で支援する。次のような機能がある。
- Oracle WebCenter Services
- Oracle WebCenter Suiteに含まれている一連のサービスで、Oracle ADF FacesアプリケーションをWebCenterアプリケーションの機能(ポートレット、コンテンツ統合、カスタマイズなど)により拡張できる。Oracle JDeveloperにデザインタイムの拡張機能を加え、WebCenterアプリケーションの構築を容易にする。サービスには、次のものがある。
- Oracle WebCenter Suite
- WebCenterアプリケーションの構築を可能にする一連のサービス。サービス指向アーキテクチャ(SOA)の概念を利用することにより、必要なビジネス・コンポーネントをユーザーに提供するためにこれまで必要だった初期段階の労力が軽減される。ユーザーが必要とするアプリケーションの構築を容易にする様々なプラグアンドプレイ製品、ツールおよびサービスが含まれている。Oracle WebCenter Suiteに含まれるものは、次のとおり。
- OTN
- Oracle Technology Network。オンラインのOracleテクニカル・コミュニティ。Oracleに基づくアプリケーションを構築するための多様な技術上のリソースを提供する。OTNには、
http://www.oracle.com/technology/
からアクセスできる。
- PDK-Java
- Java Portlet Developer Kit。Oracle WebCenter Suiteを使用してWebコンテンツとアプリケーションを構築および統合するための開発用フレームワーク。ポータルの開発を簡略化する際に役立つツールキット、サンプルおよび技術記事が含まれている。既存のJavaサーブレット、JSP、URLでアクセス可能なコンテンツおよびWebサービスを使用して、それらをポートレットにすることができる。一般的には、外部の開発者とベンダーが、ポートレットとサービスを作成するために使用する。
- Portal Developer Kit
- 「PDK-Java」を参照。
- Portalツール拡張機能(Portal Tools extension)
- Oracle JDeveloperの更新ウィザードを介して使用できる拡張機能。スタンドアロンのOracle Containers for J2EEアプリケーション・サーバー(OC4J)、構成済のプロデューサ、およびいくつかのビルトイン・ポートレット(OmniPortlet、Webクリッピング・ポートレットおよびリッチ・テキスト・ポートレットなど)をインストールする。
S
- Secure Enterprise Search
- 「SES」を参照。
- SES
- Secure Enterprise Search(SES)は、パブリックでセキュアなソースを検索するユーザーに、簡単なインターネット同様の検索を提供する。クローリング・エージェントに基づく検索には、構造化および非構造化のコンテンツ、パブリックおよびセキュアなコンテンツを含めることができる。Secure Enterprise Searchは、Oracle WebCenter Suiteのアプリケーション。
- Struts
- MVCの設計パターンに基づくJavaサーブレット・アプリケーション用の開発フレームワーク。
U
- URL
- Uniform Resource Locator。インターネット経由で使用可能なリソースの場所を示す簡潔な文字列。URLは、WebクライアントがOracle Application Serverへのリクエストをエンコードするために使用する形式でもある。
- URLパラメータ(URL parameter)
- 「プライベート・パラメータ」を参照。
W
- WAR
- Webアプリケーション・アーカイブ・ファイル。このファイルは、Java EEアプリケーション・サーバーへのアプリケーションのデプロイに使用される。WARファイルは、単一モジュール内にアプリケーションの実行に必要なコンポーネントをすべてカプセル化する。WARファイルには通常、アプリケーションのサーブレット、JSPおよびJSF JSPコンポーネントが含まれる。
- 「EAR」および「JAR」も参照。
- Web Services for Remote Portlets
- 「WSRP」を参照。
- WebCenterアプリケーション(WebCenter application)
- Webコンテンツ、ポートレットおよび共同サービスを、エンド・ユーザー向けに結合するADFアプリケーション。管理者は組織内での役割やスキルのレベルに応じて、WebCenterアプリケーションをカスタマイズできる。
- WebCenterアプリケーション・エンド・ユーザー(WebCenter application end user)
- WebCenterアプリケーション・エンド・ユーザーは、WebCenterアプリケーションのランタイム・ユーザーで、ページ、ポートレットおよびコンテンツにアクセスし、(適切な権限を持っている場合)ポートレットをカスタマイズする。
- WebCenterアプリケーション開発者(WebCenter application developer)
- Oracle Application Development Framework、Oracle JDeveloperおよびOracle WebCenter Suiteを使用して、WebCenterアプリケーションを計画、構築および保守する開発者。
- WebCenterアプリケーション管理者(WebCenter application administrator)
- WebCenterアプリケーションの保守を担当する管理者。WebCenterアプリケーションのブランド設定の実装、新規コンテンツの使用可能化、ページの変更、権限の付与および取消などの作業を実行する。
- Webアプリケーション・アーカイブ・ファイル(Web Application Archive file)
- 「WAR」を参照。
- Webクリッピング(Web clipping)
- ページ設計者がWebコンテンツを収集して単一のポータルに集約できるようにする機能。大規模な組織に散在している多数の様々なWebサイトのコンテンツを統合するために使用できる。
- Webクリッピング・ポートレット(Web Clipping portlet)
- WebアプリケーションをWebCenterアプリケーションと統合できるブラウザ・ベースの宣言型ツール。このツールは、Webアプリケーションの既存のユーザー・インタフェースを利用して迅速に統合できるように設計されている。Webクリッピング・ポートレットを
*.jspx
ページにドラッグ・アンド・ドロップできる。
- Webサーバー(Web server)
- Webページを配信するプログラム。
- WSRP
- Web Services for Remote Portlets(WSRP)は、ユーザーを対象とした視覚的なWebサービスを、ポータルまたは他の中間Webアプリケーションにプラグ・アンド・プレイできるようにするWebサービスの標準。その標準性により、特定の言語(JSR 168、.NET、Perlなど)をベースとする標準対応のコンテナと任意のWSRPポータル間の相互運用が可能。WSRP対応のコンテナにデプロイされたポートレットは、その言語に関係なく、この標準をサポートするあらゆるポータル上にレンダリングできる。Oracle WebCenter Suiteでは、WSRP 2.0の予備バージョンをサポート。
X
- XML
- eXtensible Markup Language(XML)は、SGML構文のサブセットを使用してデータを記述するためのオープン標準。
- XSL
- eXtensible Stylesheet Language(XSL)は、スタイルシート内でXML文書の変換またはレンダリングに使用される言語。
い
- インフラストラクチャ管理者(infrastructure administrator)
- WebCenterアプリケーションで使用されるOracle Application Serverインフラストラクチャを担当する管理者。インフラストラクチャ管理者のタスクには、Oracle Identity ManagementおよびOracle Application Server High Availability Solutionsの構成や、本番コンテンツ・リポジトリの構成などが含まれる。
え
- エンタープライズ・アーカイブ・ファイル(Enterprise Archive file)
- 「EAR」を参照。
か
- 外部アプリケーション(external application)
- Oracle WebCenter Suite外部のユーザー認証が必要なアプリケーションに対応する手段を提供するOracle WebCenter Suite内のアプリケーション。
- カスタマイズ・モード(Customize mode)
- 管理者が、全ユーザーのポートレット・プリファレンスを設定できるポートレット・モード。
き
- キー・ストア(key store)
- WSRPポートレットプロデューサのセキュリティ・アサーションに署名し、署名に使用される秘密鍵に対応する署名キー別名を選択するために使用される秘密鍵が格納されるストレージ領域。
- キャッシュ(caching)
- 頻繁にアクセスされる情報(通常はWebページ)を簡単にアクセスできる場所に格納し、コンテンツが頻繁に生成されるのを回避するための操作。
- 「有効期限ベースのキャッシュ」、「無効化ベースのキャッシュ」および「有効化ベースのキャッシュ」も参照。
- 共有画面モード(Shared Screen mode)
- ポートレットの本体をレンダリングするポートレット・モード。他のポートレットも含むページ上にポートレットを表示できる。各ポートレットには、少なくとも共有画面モードが必要である。
- 「表示モード」も参照。
け
- 権限を持ったユーザー(authorized user)
- 保護されたリソースに対するアクセス権を持つ個人。パブリックでないリソースの場合、この個人は認証されたユーザーでもある。
こ
- 高可用性(High Availability)
- 「HA」を参照。
- コンテナ(container)
- コンポーネントとして知られるプログラム構成要素が実行されるアプリケーション・プログラムまたはサブシステム。
- コンテンツ統合サービス(content integration services)
- 開発者が、データ・コントロールを作成するなどにより、コンテンツ・リポジトリからコンテンツを表示できるようにするために、Oracle WebCenter Suiteで提供されるサービス。
- コンテンツ・リポジトリ(content repository)
- 専用ストレージおよび管理メカニズム(作成者ベースのバージョニング、全文検索、コンテンツのカテゴリ化および属性など)で、構造化されていない情報の格納用に最適化されており、データ・リポジトリと区別される。
- コンテンツ・リポジトリ・データ・コントロール(content repository data control)
- コンテンツ・リポジトリを介して供給されるデータ・コントロール。WebCenterアプリケーションでは、OracleAS Portal、Oracle Content DatabaseおよびJavaコンテンツ・リポジトリ(JCR)標準をサポートするサードバーティのリポジトリ、またはローカル・ファイル・システムなどのコンテンツ・リポジトリ用に、コンテンツ・リポジトリ・データ・コントロールを作成できる。
- コンポーネント開発者(component developer)
- コンポーネント(ポートレット、JavaServer Facesコンポーネント、Webサービスなど)を構築する開発者。
さ
- サービスID(service ID)
- PDK-Javaプロデューサの一意の識別子。PDK-Javaでは、1つのアダプタ・サーブレットの下に複数のプロデューサをデプロイできる。異なるプロデューサは、それぞれの一意のサービスIDによって識別される。サービスIDは、サービスID/プロデューサ名がURLエンドポイントに追加されていない場合にのみ必要。
- サーブレット(servlet)
- 通常はWebサーバー上で実行されるJavaプログラムで、Webサーバーの機能を拡張する。HTTPサーブレットは、クライアントのHTTPリクエストを受け取り、(データベースの問合せなどによって)動的コンテンツを生成し、HTTPレスポンスを返す。
し
- 資格証明ストア(credential store)
- ユーザーが外部アプリケーションに対する認証のために提供するログイン資格証明を保存するストレージ領域。
- 資格証明プロビジョニング・ページ(credential provisioning page)
- 外部アプリケーションに対する認証に使用されるJSF(
*.jspx
)ページ。実行時に、資格証明プロビジョニング・ページには、外部アプリケーション登録で指定されたデータ・フィールドから成るログイン・データ・フィールドが表示される。ログイン情報はプロデューサに渡され、プロデューサはログイン値を外部アプリケーションに渡す。アプリケーションは、リクエストされたポートレットをプロデューサに提供する。
- 認証後、ユーザーのログイン資格証明は資格証明ストアに保存され、それ以降のセッションではその情報が提供される。情報に変更がなければ、ユーザーは資格証明を1回のみ提供する。
- 詳細ページを表示モード(Show Details Page mode)
- ポートレットをフル・ブラウザで表示するポートレット・モード。たとえば、ページを表示モードのポートレットでは、最近送信した経費報告書10件のみを表示するように制限されるのに対し、詳細ページを表示モードの同じポートレットでは、すべての送信を表示できる。「ページを表示モード」と対比。
- 情報モード(About mode)
- 通常、著作権、バージョン、ポートレットの作成者などの情報を表示するポートレット・モード。
- 初期化パラメータ(initialization parameters)
- 標準JSR 168ポートレットの起動時に初期化されるパラメータ。初期化パラメータは、JNDI(Java Naming and Directory Interface)変数に代わるもの。JNDIのかわりに初期化パラメータを使用して、ポートレットの様々なコンポーネント(たとえば、サーブレットや他のポートレット)すべての動作を互換性のある方法で構成する。Oracle WebCenter Suiteでは、初期化パラメータは
portlet.xml
ファイルに入力される。
せ
- 全画面モード(Full Screen mode)
- (PDK-Javaポートレットのみ。)他のポートレットとページを共有しているときに、ポートレットに表示できるより多くのコンテンツを提供するポートレット・モード。
た
- ダッシュボード・ページ(dashboard page)
- ビジネス活動およびビジネス・インテリジェンス関連のメトリックおよびキー・パフォーマンス・インディケータを編成および表示する、読みやすいユーザー・インタフェース。
ち
- チェックアウト/チェックイン(check out/check in)
- ユーザーが、情報をチェックアウトによりロックし、他のユーザーが同じ情報を変更できないようにすることができるメカニズム。これにより、ユーザーが互いに変更を上書きできないようになる。ユーザーが、変更を行った後、その情報をチェックインしてリリースすると、再び他のユーザーがその情報を編集できるようになる。
- 中間層(middle tier)
- Oracle Application Serverアーキテクチャの一部分。HTTPユーザー・リクエストを適切なポータル・データベースまたはプロデューサに転送することによって処理し、コンテンツのキャッシュを管理する。
て
- データ・コントロール(data control)
- ビジネス・サービスのデータ・モデルの抽象化を提供するメカニズム。ADFデータ・コントロールは、クライアントおよびWebアプリケーション・コントローラがデータ・オブジェクト、コレクション、メソッドおよび操作にアクセスする一貫したメカニズムを提供する。
- デフォルト編集モード(Edit Defaults mode)
- (JSR 168ポートレットのみ。)JSR 168ポートレットのパーソナライズを可能にするポートレット・モード。Edit_defaultsモードは、JSR 168ポートレットのプロパティ用の表示モード。WebCenterアプリケーションでは、edit_defaultsモードがポートレットの「処理」メニューに「カスタマイズ」コマンドとして表示される。
- 「編集モード」も参照。
- デプロイ前ツール(Predeployment Tool)
- WebCenterアプリケーション用のユーティリティ。Oracle JDeveloperでアプリケーションに追加した新規のプロデューサ登録により、ターゲット・システムの構成を支援する。このユーティリティは、アプリケーションをデプロイする前に実行する必要がある。デプロイ後に、たとえば自分のカスタマイズをエクスポートおよびインポートする場合に、メタデータをステージング環境から本番環境に移行するためにこのユーティリティを使用することもできる。このツールを使用すれば、MDSリポジトリの場所を定義して、ランタイム・カスタマイズを移行できるようにすることも可能。
- デプロイメント・プロファイル(deployment profile)
- アプリケーション・デプロイメントで使用されるファイルで、次のタイプの情報を指定する。
-
- パッケージ化されるソース・ファイル、デプロイメント・ディスクリプタ、その他の補助ファイル
-
- 作成するアーカイブのタイプおよび名前
-
- 依存情報
-
- プラットフォーム固有の指示
-
- その他の情報
- Oracle WebCenter Servicesには、専用のデプロイメント・プロファイル、WebCenterアプリケーションWARデプロイメント・プロファイルが用意されており、これにはプロジェクト・メタデータをエクスポートするオプションが含まれている。
と
- 統合開発環境(Integrated Development Environment)
- 「IDE」を参照。
な
- ナビゲーション・パラメータ(navigation parameter)
- WSRPコンテナ内のパラメータで、JSR 168ポートレット・コードで同じ名前を持つレンダリング・パラメータにマップされる。ナビゲーション・パラメータは、ポートレットによりコンシューマに公開される。コンシューマは、パラメータ値を格納および管理し、起動されるたびにポートレットにパラメータを送信する。ナビゲーション・パラメータは、WSRPバージョン2の機能。
に
- 認可(authorization)
- 保護されたリソースに対する個人またはグループのアクセス権を定義するポリシー。このリソースは、ページまたはページ内のコンポーネント。
- 認証されたユーザー(authenticated user)
- WebCenterアプリケーションにログインするユーザー。デフォルトでは、認証されたユーザーは、ページやポートレットなど、パブリックでセキュアな情報にアクセスできる。
- パブリック・コンテンツにのみアクセスできる「パブリック・ユーザー」と対比。
は
- パーソナライズ(personalization)
- ユーザーがポートレット・インスタンスの自身のパーソナル・ビューに加える調整。
- パブリック・パラメータ(public parameter)
- ページに認識されていて、ページ変数を介してページにバインドされるポートレット・パラメータ。
- 「プライベート・パラメータ」と対比。
- パブリック・ユーザー(public user)
- WebCenterアプリケーションにアクセスはできるが、ログインできないユーザー。パブリック・ユーザーは、パブリックとして指定されたすべてのページを表示できるが、そのコンテンツをパーソナライズまたは編集することや、なんらかのアクセス制御があるページを表示することはできない。
- 「認証されたユーザー」と対比。
- 表示モード(View mode)
- (JSR 168ポートレットのみ。)他のポートレットも含まれるページ上にJSR 168ポートレットを表示できるポートレット・モード。JSR 168ポートレットに必要なモードはこれのみ。
- 「共有画面モード」も参照。
ふ
- フェデレーテッド・ポータル・アダプタ(Federated Portal Adapter)
- 「FPA」を参照。
- プライベート・パラメータ(private parameter)
- ポートレットにのみ認識されていて、ポートレットが存在するページへの接続がないポートレット・パラメータ。
- 「パブリック・パラメータ」と対比。
- プロキシ・サーバー(proxy server)
- プロキシ・サーバーは、一般にネットワーク・ファイアウォール上に位置し、ファイアウォール内部のクライアントがWebリソースにアクセスできるようにする。クライアントからのすべてのリクエストは、接続先サーバーに直接送られるのではなく、プロキシ・サーバーに送られる。プロキシ・サーバーは接続先サーバーにリクエストを転送し、受信した情報をクライアントに返す。プロキシ・サーバーはサイトでのすべてのWebトラフィックを、単一のセキュアなポートを通して送る。これにより、組織はWebアクセスを許可する一方で内部コンピュータへのインターネット・アクセスを防ぎ、セキュアなファイアウォールを作成できる。
- プログラム的なポートレット(programmatic portlets)
- APIを使用して非宣言型の形で構築されたポートレット。ハンド・コードまたは手動コードのポートレットともいう。
- プロデューサ(producer)
- ポートレット・コンシューマ(WebCenterアプリケーションまたはポータルなど)間のプロデューサ通信リンク。ポータル・ページをレンダリングする際、ポータルではページ上の各ポートレットのプロデューサをコールし、次にプロデューサがそれぞれのポートレットを実行して、その結果をポートレット・コンテンツの形で返す。1つのプロデューサには、1つ以上のポートレットが含まれる。1つのポートレットは、1つのプロデューサにのみ含めることができる。
- Oracle WebCenter Suiteでは2つのタイプのプロデューサをサポートする。
-
- Oracle PDK-Javaプロデューサ: Java EEアプリケーション・サーバーにデプロイされる。多くの場合、サーバーはリモートで、HTTPでSimple Object Access Protocol(SOAP)を介して通信する。
-
- Web Services for Remote Portlets(WSRP): ユーザーを対象とした視覚的なWebサービスを、ポータルまたは他の中間Webアプリケーションにプラグ・アンド・プレイできるようにするWebサービスの標準。その標準性により、特定の言語(JSR 168、.NET、Perlなど)をベースとする標準対応のコンテナと任意のWSRPポータル間の相互運用が可能。WSRP対応のコンテナにデプロイされたポートレットは、その言語に関係なく、この標準をサポートするあらゆるポータル上にレンダリングできる。Oracle WebCenter Suiteでは、WSRP 2.0の予備バージョンをサポート。
へ
- ページ・パラメータ(page parameter)
- ページでそのURLを介して値が取れるようにするパラメータ。ページ・パラメータは、
PageDef.xml
の最上部にある<parameter>
タグを使用して定義される。ページ・パラメータはページ変数にバインドできる。
- ページ変数(page variable)
- パブリック・ポートレット・パラメータをページにバインドする変数。ページ変数は、
PageDef.xml
の<variableIterator>
内で定義される。1つのページ変数を、複数のパブリック・ポートレット・パラメータにバインドできる。
- ページを表示モード(Show Page mode)
- ブラウザ・ウィンドウ内で追加のポートレットやその他のオブジェクトにスペースを割けるように、小さいポートレット表示を行うポートレット・モード。たとえば、ページを表示モードのポートレットでは、最近送信した経費報告書10件のみを表示するように制限されるのに対し、詳細ページを表示モードの同じポートレットでは、すべての送信を表示できる。
- 「詳細ページを表示モード」と対比。
- ヘルプ・モード(Help mode)
- ポートレットの機能の用法に関する情報を表示するポートレット・モード。
- 編集モード(Edit mode)
- ユーザーごと、インスタンスごとにポートレットのパーソナライズを可能にするポートレット・モード。
- 「デフォルト編集モード」も参照。
ほ
- ポータル(portal)
- Webベース・アプリケーションとの対話および個別のユーザーまたはユーザーのクラスに関連する情報のパーソナライズされた単一のポイントを提供する共通インタフェース(つまり、Webページ)。
- ポートレット(portlet)
- 通常はWebコンテンツの一部を表示する、再使用可能なプラッガブルWebコンポーネント。ポートレットはポータル・ページの基本的な構築要素である。ポートレット・ビルダーを使用すると、独自のポートレットを簡単に作成できる。OracleAS Portalには、プログラムによってポートレットを構築し、任意の種類のWebコンテンツを組み込むための方法も複数用意されている。ポートレットは、Java、JSP、Javaサーブレット、PL/SQL、Perl、ASPなどの様々なテクノロジを使用して実装可能。PDK-Javaには、Oracle WebCenter Suiteが提供する標準ベースのポートレット開発オプションがすべて含まれている。
- ポートレット・モード(portlet mode)
- ポートレットをコールして情報を表示する方法。次のような方法がある。
む
- 無効化ベースのキャッシュ(invalidation-based caching)
- アイテムを明示的に無効化するまでキャッシュ内に存続させるキャッシュ方法。キャッシュ内のアイテムの無効化が必要になるのは、たとえば、ユーザーがアイテムを更新した場合である。無効化されたアイテムに対するリクエストが次に発生したときに、そのアイテムはキャッシュ内で更新される。
- 「有効期限ベースのキャッシュ」および「有効化ベースのキャッシュ」も参照。
ゆ
- 有効化ベースのキャッシュ(validation-based caching)
- 妥当性チェックを使用してキャッシュ・アイテムがまだ有効であるかどうかを確認するキャッシュ方法。
- 「有効期限ベースのキャッシュ」および「無効化ベースのキャッシュ」と対比。
- 有効期限ベースのキャッシュ(expiry-based caching)
- 保持期間を使用して、アイテムがキャッシュ内で有効である期間を指定するキャッシュ方法。この期間が経過すると、更新が必要になる。保持期間を経過してからアイテムに対するリクエストが発生したとき、そのアイテムはキャッシュ内で更新される。
- 「無効化ベースのキャッシュ」および「有効化ベースのキャッシュ」も参照。
り
- リッチ・テキスト・ポートレット(Rich Text portlet)
- WSRP標準に基づくポートレットであり、デプロイされたOracle ADF JavaServer Faces JSP上で実行時のブラウザ・ベースのリッチ・テキスト編集を提供する。リッチ・テキスト・ポートレットは、Portalツール拡張機能を介して提供される。
- リバース・プロキシ・サーバー(Reverse Proxy Server)
- サーバーを単一のパブリック・サイトとして公開することで、内部サーバーの物理的な場所を非表示にするサーバー・プロセス。パブリック・サイトへのリクエストは、該当する内部サーバーにルーティングされる。