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プロファイルの操作

Secure Global Desktop にログインするたびに、クライアントデバイス上で Sun Secure Global Desktop Client プログラムが実行されます。Secure Global Desktop Client が起動するときには、プロファイルが使用されます。プロファイルとは、Secure Global Desktop Client を制御する一連の設定のことです。プロファイルの設定により、次の内容が定義されます。

Secure Global Desktop Client およびプロファイルは、旧 Webtop では使用されません。

接続する Secure Global Desktop サーバーごとに、1 つのプロファイル (1 つの設定グループ) を割り当てることができます。

プロファイルの編集

プロファイルを編集するには、Secure Global Desktop 管理者 が Secure Global Desktop をそのように設定している必要があります。

プロファイルの編集は、Webtop 上でのみ行えます。Webtop のアプリケーション領域にある「編集」ボタンをクリックして、「クライアントの設定」タブをクリックします。

編集できるプロファイルは、自分のプロファイルだけです。また、現在接続している Secure Global Desktop サーバーのプロファイルだけを編集できます。

プロファイルを最初に編集するときには、管理者 が設定した内容が表示されます。

プロファイルをシステムのデフォルト設定に戻すには、「リセット」ボタンをクリックします。

プロファイルに加えた変更を有効にするには、Secure Global Desktop からログアウトしてから再度ログインする必要があります。

プロファイルの設定

次の表で、プロファイルの設定とその機能について説明します。

設定に関して不明な点がある場合は、Secure Global Desktop 管理者 に問い合わせてください。

設定内容 説明
ログイン URL
  • プロファイルが使用する Secure Global Desktop の URL。通常は http://server.example.com/sgd です。
  • Webtop モードの場合は、デフォルトの Web ブラウザにこの URL が自動的にロードされ、Webtop にログインしてアクセスできる状態になります。
  • 統合モードでは、URL がデフォルトの Web ブラウザにロードされるのは、Secure Global Desktop にログインする必要がある場合、または Secure Global Desktop Client がプロキシサーバーの設定を取得する必要がある場合だけです。
  • デフォルトのログイン URL は http://server.example.com:80/sgd/index.jsp です。
システムログイン時に接続
  • 有効な場合、クライアントデバイスにログインするたびに、Secure Global Desktop Client がこのプロファイルを使用して自動的に起動します。
  • これを有効にすると、アプリケーションのショートカットまたはシンボリックリンクが、Secure Global Desktop Client によりデスクトップシステムのスタートアップフォルダ内に作成されます。
  • デフォルトでは、この機能は無効になっています。
自動クライアントログイン
  • 有効な場合、Secure Global Desktop Client が起動するとすぐに Secure Global Desktop に自動的にログインしようとします。自動ログインが使用されるかどうかは、管理者 に問い合わせてください。
  • このオプションが有効になるのは、「「スタート」メニューへのアプリケーションの追加」が有効な場合だけです。
  • デフォルトでは、この機能は無効になっています。
「スタート」メニューへのアプリケーションの追加
  • Secure Global Desktop の使用方法を制御します。
  • 有効な場合、実行可能なアプリケーションが、クライアントデバイスのデスクトップの「スタート」メニューに表示されます (統合モード)。
  • 無効な場合、実行可能なアプリケーションが Web ブラウザ上の Webtop に表示されます (Webtop モード)。
  • 統合モードでは、アプリケーションを個別に中断および再開したり、印刷ジョブを個別に一時停止および再開したりすることはできません。
  • デフォルトでは、この機能は無効になっています。
代替 PDF ビューア
  • PDF 印刷で使用する代替 PDF ビューア用のアプリケーションコマンド。
  • アプリケーションが PATH に存在しない場合は、アプリケーションのフルパスを入力します。
  • この設定が適用されるのは、UNIX、Linux、および Mac OS X クライアントデバイスだけです。
ログ
  • Secure Global Desktop Client ログファイルに出力される情報量を制御します。
  • 出力は、Secure Global Desktop Client と同じディレクトリ内にテキストファイルで保存されます。
  • デフォルトは、「エラーのみ」です。
言語の選択
  • コマンド行から Secure Global Desktop Client を起動する際 (Secure Global Desktop Client が統合モードのときなど) に使用されるデフォルト言語。
  • 選択した言語は、Secure Global Desktop Client、ログインダイアログ、および Webtop で表示されるメッセージで使用されます。
  • デフォルト値は en です。
ローカル X サーバーの確認
  • 有効な場合、クライアントデバイス上で動作している X サーバーがあるかどうかを確認します。
  • X アプリケーションがクライアントデバイス上で X サーバーを使って表示されるように設定されているときは、このオプションを有効にすると X アプリケーションを起動するときのパフォーマンスが向上します。
  • この設定は、Windows クライアントデバイスにだけ適用されます。
  • デフォルトでは、この機能は無効になっています。
プロキシ設定
  • この設定により、Secure Global Desktop Client が使用するプロキシサーバーの決定方法が制御されます。
  • デフォルト Web ブラウザの設定を使用すると、デフォルト Web ブラウザ内のプロキシサーバー設定が使用されます。
  • 手動プロキシ設定を使用すると、プロファイルにプロキシサーバー設定を定義できます。HTTP プロキシサーバーまたは SOCKS プロキシサーバー、あるいはその両方を指定できます。
  • 統合モードでは、Web ブラウザ上でプロキシを設定したあと、プロキシ設定を認識するために Web ブラウザを最低 1 回起動する必要があります。
  • Web ブラウザ上でプロキシを設定すると、設定が保存され、Secure Global Desktop Client の次回起動時に使用されます。
  • 「セッション開始時にプロキシ設定を確立する」が有効な場合、Secure Global Desktop Client が起動するたびにデフォルト Web ブラウザが起動して、プロキシ設定が決定されます。保存済みのプロキシ設定は使用されません。
  • デフォルトは、「デフォルト Web ブラウザの設定を使用する」です。「セッション開始時にプロキシ設定を確立する」は無効に設定されています。
接続障害
  • Secure Global Desktop サーバーへの接続が失われた場合の、Secure Global Desktop Client の動作を制御する設定 (常に再接続する、再接続しない、接続するかどうかを確認する、のいずれか)。
  • 再接続する場合、これらの設定により、接続試行回数および接続試行間隔 (秒単位) が制御されます。
  • 再接続できない場合、Webtop セッションは終了します。実行中のアプリケーションは、事前の設定内容に応じて終了または中断します。
  • デフォルトの設定は「常に再接続を試行する」で、試行回数は 6、間隔は 10 です。
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