利用可能な Sun Cluster データサービスは何ですか。
サポートされているデータサービスについては、『Sun Cluster 3.0 ご使用にあたって』を参照してください。
Sun Cluster データサービスによってサポートされているアプリケーションのバージョンは何ですか。
サポートされているアプリケーションのバージョンについては、『Sun Cluster 3.0 Error Messages Manual』を参照してください。
独自のデータサービスを作成できますか。
できます。詳細については、『Sun Cluster 3.0 データサービス開発ガイド』と DSDL API と共に提供される文書「Data Service Enabling Technologies」を参照してください
ネットワークリソースを作成する場合に、IP アドレスで指定するのですか。またはホスト名で指定するのですか。
ネットワークリソースを指定する場合には、IP アドレスではなく、UNIX のホスト名を使用することを推奨します。
ネットワークリソースを作成する場合に、論理ホスト名 (LogicalHostname リソース) または共有アドレス (SharedAddress リソース) を使用した場合の違いは何ですか。
Failover モードリソースグループの LogicalHostname リソースを使用する場合は、SharedAddress リソースと LogicalHostname リソースは同様に使用できます。SharedAdderss リソースを使用すると、クラスタネットワーキングソフトウェアが LogicalHostname ではなく、SharedAddress に合わせて構成されているために、多少のオーバーヘッドが生じます。
SharedAddress を使用する利点は、スケーラブルおよびファイルオーバーの両方のデータサービスを構成していて、クライアントが同じホスト名を使用して両方のサービスにアクセスできるようにする場合に得られます。この場合、SharedAddress リソースはフェイルオーバーアプリケーションリソースとともに 1 つのリソースグループに含まれますが、スケーラブルサービスリソースは個別のリソースグループに含まれ、SharedAddress を使用するように構成されます。スケーラブルおよびフェイルオーバーサービスはどちらも、SharedAddress リソースに構成された同じホスト名とアドレスのセットを使用します。