Sun Cluster 3.0 データサービス開発ガイド

検証プログラムの起動

MONITOR_START メソッドは、Rt_basedir プロパティの値を取得し、PROBE プログラムへの完全パス名を構築します。このメソッドは、pmfadm の無限再試行オプション (-n -1, -t -1) を使用して検証プログラムを起動します。つまり、検証プログラムの起動に失敗しても、MONITOR_START メソッドは検証プログラムを無限に再起動します。


# リソースの RT_BASEDIR プロパティを取得することによって、検証プログラ
# ムが存在する場所を見つける。
RT_BASEDIR=`scha_resource_get -O RT_BASEDIR -R $RESOURCE_NAME -G ¥
$RESOURCEGROUP_NAME`
# PMF の制御下でデータサービスの検証を開始する。無限再試行オプショ
# ンを使用して検証プログラムを起動する。リソースの名前、タイプ、
# グループを検証プログラムに渡す。
pmfadm -c $RESOURCE_NAME.monitor -n -1 -t -1 ¥
	$RT_BASEDIR/dns_probe -R $RESOURCE_NAME -G $RESOURCEGROUP_NAME ¥
	-T $RESOURCETYPE_NAME