Sun Cluster 3.0 データサービス開発ガイド

モニターをサポートするリソースプロパティ

リソースモニターには、コールバックメソッドと同様に、リソースプロパティへの一般的なアクセスが必要です。モニターが使用できるシステム定義のリソースプロパティもあります。しかし、このようなプロパティを使用するかどうかはリソースタイプの実装によって異なります。モニター関連のプロパティは次のとおりです。

このようなリソースプロパティを読み取るには、scha_resource_get(1HA)(3HA) アクセスの関数またはコマンドを使用します。

StatusStatus_msg の設定

Status プロパティと Status_msg プロパティは、リソースモニターによって設定され、モニターから見たリソース状態を反映します。API は、このようなプロパティを設定するための scha_resource_setstatus 関数を提供します。詳細は、scha_resource_setstatus(3HA)scha_resource_setstatus(1HA) のマニュアルページを参照してください。


注 -

scha_resource_setstatus はリソースモニター専用の関数ですが、任意のプログラムから呼び出すことができます。