SunPlex システムがサポートするクラスタインターコネクトは何ですか。
現在、SunPlex システムは、Ethernet (100BASE-T Fast Ethernet および 1000BASE-SX Gb) クラスタインターコネクトをサポートしています。
「ケーブル」とトランスポート「パス」の違いは何ですか。
クラスタトランスポートケーブルは、トランスポートアダプタとスイッチを使用して構成されます。ケーブルでは、アダプタやスイッチを結合します (コンポーネントとコンポーネント)。クラスタトポロジマネージャーは、利用可能なケーブルを使用し、ノード間にエンドツーエンドのトランスポートパスを構築します。ただし、ケーブルとトランスポートパスが 1 対 1 で対応しているわけではありません。
ケーブルは、管理者によって静的に「有効」または「無効」にされます。ケーブルには「状態」(有効または無効) はありますが、「ステータス」はありません。無効なケーブルは、構成されていない状態と同じです。無効なケーブルをトランスポートパスとして使用することはできません。ケーブルを検査することはできないため、そのステータスを知ることはできません。ケーブルの状態を見るには scconf -p を使用します。
トランスポートパスは、クラスタトポロジマネージャーによって動的に確立されます。トランスポートパスの「ステータス」はトポロジマネージャーによって決められますが、パスのステータスには「オンライン」と「オフライン」があります。トランスポートパスのステータスを知るには scstat(1M) を使用します。
次のような 2 ノードクラスタがあるとします。これには、4 つのケーブルが使用されています。
node1:adapter0 to switch1, port0 node1:adapter1 to switch2, port0 node2:adapter0 to switch1, port1 node2:adapter1 to switch2, port1 |
これらの 4 つのケーブルを使用して設定できるトランスポートパスには、次の 2 つがあります。
node1:adapter0 to node2:adapter0 node2:adapter1 to node2:adapter1 |