リソース上での管理アクションには、リソースプロパティの設定と変更があります。VALIDATE と UPDATE コールバックメソッドを使用してリソースタイプを実装すると、このような管理アクションを行うことができます。
VALIDATE - この任意メソッドは、リソースが作成されるとき、および、リソースまたはリソースグループ (リソースを含む) のプロパティが管理アクションによって更新されるときに呼び出されます。このメソッドは、リソースタイプの Init_nodes プロパティが示す複数のクラスタノード上で呼び出されます。VALIDATE は、作成または更新が行われる前に呼び出されます。任意のノード上でメソッドから失敗の終了コードが戻ると、作成または更新は取り消されます。
VALIDATE が呼び出されるのは、リソースまたはリソースグループのプロパティが管理アクションを通じて変更されたときだけです。RGM がプロパティを設定したときや、モニターがリソースプロパティ Status や Status_msg を設定したときではありません。
UPDATE - この任意メソッドは、プロパティが変更されたことを実行中のリソースに通知します。UPDATE は、管理アクションがリソースまたはリソースグループのプロパティの設定に成功した後に呼び出されます。このメソッドは、リソースがオンラインであるノード上で呼び出されます。このメソッドは、API アクセス関数を使用し、アクティブなリソースに影響する可能性があるプロパティ値を読み取り、その値に従って実行中のリソースを調節します。
UPDATE メソッドが失敗すると、syslog(3) 関数がエラーメッセージを生成しますが、それ以外は RGM のリソース管理に影響しません。