クラスタの各ノードで次の作業を実行します。
Sun Cluster 構成では、各種シェルのユーザー初期設定ファイルは、それらが対話式シェルから実行されていることを確認した上で、端末への出力を試みる必要があります。この方法に従わないと、予期しない動作やデータサービス妨害が発生する可能性があります。ユーザーの作業環境をカスタマイズする方法については、Solaris のシステム管理マニュアルを参照してください。
クラスタノードでスーパーユーザーになります。
.cshrc ファイルの PATH と MANPATH エントリを変更します。
/usr/sbin および /usr/cluster/bin を含むように PATH 環境変数を設定します。
さらに VERITAS Volume Manager の場合は、PATH 環境変数に /etc/vx/bin も含めます。VRTSvmsa パッケージをインストールしている場合は、/opt/VRTSvmsa/bin も PATH 環境変数に追加します。
/usr/cluster/man を含むように MANPATH 環境変数を設定します。また、次のようにボリューム管理ソフトウェア固有のパスも含めます。
Solstice DiskSuite ソフトウェアの場合は、/usr/share/man も含むように MANPATH 環境変数を設定します。
VERITAS Volume Manager の場合は、/opt/VRTSvxvm/man も含むように MANPATH 環境変数を設定します。VRTSvmsa パッケージをインストールしている場合は、/opt/VRTSvmsa/man も MANPATH 環境変数に追加します。
(省略可能) 管理を行いやすくするため、各ノードに同じ root パスワードを設定します。
新しいシェルを起動して、環境への変更内容を有効にします。
Sun Cluster 3.0 U1 データサービスソフトウェアをアップグレードします。