Sun Cluster 3.0 U1 ソフトウェアのインストール

例 - マウント解除できないファイルシステムのミラー化

次の例に、ノード phys-schost-1 上にミラー d1 を作成し、c0t0d0s1 上に存在する /usr をミラー化するための方法を示します。ミラー d1 は、パーティション c0t0d0s1 上のサブミラー d11 とパーティション c2t2d0s1 上のサブミラー d21 で構成されています。/usr/etc/vfstab ファイルエントリは、ミラー名 d1 を使用するように更新されます。ディスク c2t2d0 は多重ポートディスクなので、localonly プロパティが有効に設定されています。


(ミラーを作成する)
# metainit -f d11 1 1 c0t0d0s1
d11: Concat/Stripe is setup
# metainit -f d21 1 1 c2t2d0s1
d21: Concat/Stripe is setup
# metainit d1 -m d11
d1: Mirror is setup
 
(/etc/vfstab ファイルを更新する)
# vi /etc/vfstab
#device        device          mount           FS      fsck    mount   mount
#to mount      to fsck         point           type    pass    at boot options
#
/dev/md/dsk/d1 /dev/md/rdsk/d1 /usr            ufs     2       no      global
 
(ノードを再起動する)
# scswitch -S -h phys-schost-1
# shutdown -g0 -y -i6
 
(2 つ目のサブミラーを接続する)
# metattach d1 d21
d1: Submirror d21 is attached
 
(同期状態を参照する)
# metastat d1
d1: Mirror
      Submirror 0: d11
         State: Okay
      Submirror 1: d21
         State: Resyncing
      Resync in progress: 15 % done
...
 
(ミラー化したディスクの raw ディスクデバイスグループの DID 名を判別する)
# scdidadm -L
...
1         phys-schost-3:/dev/rdsk/c2t2d0     /dev/did/rdsk/d2
 
(ミラー化したディスクの raw ディスクデバイスグループの localonly プロパティを有効にする)
# scconf -c -D name=dsk/d2,localonly=true