この手順を使用して、Solstice DiskSuite が動作しているクラスタ上で、ディスクデバイスグループの潜在的な主ノードのリストからクラスタノードを削除します。ノードは、同時に複数のディスクデバイスグループに属している可能性があるので、ノードを削除するディスクデバイスグループごとに metaset コマンドを繰り返します。
削除するノードがメンバーになっているディスクデバイスグループを確認します。
# scstat -D |
変更するディスクデバイスグループを現在所有しているノードでスーパーユーザーになります。
ディスクデバイスグループから、削除するノードのホスト名を削除します。
# metaset -s setname -d -f -h nodelist |
ディスクデバイスグループの名前を指定します。
-h で識別されるノードをディスクデバイスグループから削除します。
強制的に実行します。
ディスクデバイスグループをマスターできるノードの一覧からノードを削除します。
更新が完了するまでに数分間かかることがあります。
潜在的な主ノードとなるノードを削除するディスクデバイスグループごとに、手順 3 を繰り返します。
ディスクデバイスグループからノードが削除されたことを確認します。
ディスクデバイスグループの名前は、metaset で指定したディスクセットの名前に一致します。
# scstat -D |
次に、ディスクデバイスグループ構成からホスト名 phys-schost-2 を削除する例を示します。これによって、phys-schost-2 は指定されたディスクデバイスグループの潜在的な主ノードとして削除されます。ノードの削除を確認するには、scstat -D コマンドを実行して、削除したノードが画面に表示されていないことを確認します。
[ノードのディスクデバイスグループを確認する] # scstat -D -- Device Group Servers -- Device Group Primary Secondary ------------ ------- --------- Device group servers: dg-schost-1 phys-schost-1 phys-schost-2 [スーパーユーザになる.] [すべてのディスクデバイスグループからホスト名を削除する] # metaset -s dg-schost-1 -d -f -h phys-schost-2 [ノードが削除されたことを確認する] # scstat -D -- Device Group Servers -- Device Group Primary Secondary ------------ ------- --------- Device group servers: dg-schost-1 phys-schost-1 - |