Sun Cluster 3.0 12/01 の概念

コンソールアクセスデバイス

すべてのクラスタノードへのコンソールアクセスが必要です。コンソールアクセスを行うには、クラスタハードウェアとともに購入した端末集配信装置か、 Sun Enterprise E10000 サーバーのシステムサービスプロセッサ (SSP)、Sun FireTM サーバーのシステムコントローラ、または各ノードの ttya にアクセスできるその他のデバイスが必要です。

サポートされている唯一の端末集配信装置は、Sun から提供されています。サポートされている Sun の端末集配信装置の使用はオプションです。端末集配信装置を使用すると、TCP/IP ネットワークを使用して、各ノードの /dev/console にアクセスできます。この結果、ネットワークの任意の場所にあるリモートワークステーションから、各ノードにコンソールレベルでアクセスできます。

システムサービスプロセッサ (SSP) は、Sun Enterprise E10000 サーバーへのコンソールアクセスを提供します。SSP は、Ethernet ネットワーク上のマシンであり、Sun Enterprise E10000 サーバーをサポートするように構成されています。SSP は、Sun Enterprise E10000 サーバーの管理コンソールです。Sun Enterprise E10000 サーバーのネットワークコンソール機能を使用すると、ネットワーク上のすべてのワークステーションがホストコンソールセッションを開くことができます。

これ以外のコンソールアクセス方式には、他の端末集配信装置、別ノードおよびダンプ端末からの tip(1) シリアルポートアクセスが含まれます。SunTM キーボードとモニター、または他のシリアルポートデバイスも使用できます。