Sun Cluster 3.0 12/01 データサービス開発ガイド

管理コマンド

RGM オブジェクトを管理するには、scrgadm(1M)scswitch(1M)、および scstat(1M) -g の 3 種類の Sun Cluster 3.0 コマンドを使用できます。

scrgadm(1M) コマンドを使用すると、RGM が使用するリソースタイプ、リソースグループ、およびリソースオブジェクトを表示、作成、構成、および削除できます。scrgadm(1M) コマンドはクラスタの管理インタフェースの一部であり、この章の残りで説明しているアプリケーションインタフェースとは異なるプログラミングコンテキストで使用されます。scrgadm(1M) は、API が動作するクラスタ構成を構築するためのツールです。管理インタフェースを理解すると、アプリケーションインタフェースも理解しやすくなります。scrgadm(1M) コマンドで実行できる管理作業の詳細については、scrgadm(1M) のマニュアルページを参照してください。

scswitch(1M) コマンドは、指定したノード上にあるリソースグループのオンラインとオフラインを切り替えたり、リソースまたはその監視を有効または無効にしたりします。scswitch(1M) コマンドで実行できる管理作業の詳細については、scswitch(1M) のマニュアルページを参照してください。

scstat(1M) -g コマンドは、すべてのリソースグループとリソースについて、現在の動的な状態を表示します。