これらの関数は一緒に、RGM に登録されているリソースタイプについての情報にアクセスします。
scha_resourcetype_open(3HA)、scha_resourcetype_get(3HA)、 scha_resourcetype_close(3HA)- scha_resourcetype_open 関数は、リソースタイプへのアクセスを初期化し、scha_resourcetype_get のハンドルを戻します。scha_resourcetype_get 関数は、リソースタイプの情報にアクセスします。scha_resourcetype_close 関数は、ハンドルを無効にし、scha_resourcetype_get の戻り値に割り当てられているメモリーを解放します。
scha_resourcetype_open 関数がリソースタイプのハンドルを戻した後に、クラスタの再構成や管理アクションによって、リソースタイプが変更されることがあります。この場合、scha_resourcetype_get 関数がハンドルを通じて獲得した情報は正しくない可能性があります。リソースタイプ上でクラスタの再構成や管理アクションが行われた場合、RGM は scha_err_seqid エラーコードを scha_resourcetype_get 関数に戻し、リソースタイプが変更されたことを示します。このメッセージは致命的なエラーメッセージではないため、関数は正常に終了します。したがって、このメッセージは無視してもかまいません。また、現在のハンドルを閉じて新しいハンドルを開き、リソースタイプの情報にアクセスし直してもかまいません。
これら 3 つの関数は 1 つのマニュアルページ内で説明しています。このマニュアルページには、個々の関数名 scha_resourcetype_open(3HA)、scha_resourcetype_get(3HA)、 scha_resourcetype_close(3HA) でアクセスできます。